最終日 セットアップで 日が暮れる2013年12月23日 21時10分04秒

昨日の胃痛は今朝まで長引かずに落ち着いてくれたのだけど、十分な睡眠時間を確保したはずなのに気怠さが抜けきらず、今日も寝付かれるまで布団に入っていたので、起床した時点で既に10時を過ぎていた。
起床してからの調子も昨日と同様に寒さから身も心も縮こまって、食事を取る気力さえも湧かないままに過ごしそうな危機感を覚えた。
折角に届いたプリンタ複合機の設定もしていないし、何もかも放置したまま連休明けを怠惰の中へ沈めるのも面白くないと、重たい腰を上げたのは正午を過ぎた頃だった。

食事に関しては食欲が湧かないままだったので、簡単にインスタントラーメンを流し込んだだけで済ませて、手先足先の冷えが酷いので湯船へ使って暖めてから作業を始めた。
最初にプリンタ複合機の駆動部を固定しているプラスチック板やテーピングを剥がしたのだが、スキャナの機能も有しているだけあって固定箇所が多くて面倒だった。
電源の投入からテスト印刷までは直感のみで進めたのだけど、無線LANの設定を行う段階へ至ってからが凄まじく長かった。

プリンタに自宅の無線LANルータを認識させる所までは、暗号化キーの入力が10年も前を連想させる面倒臭さだった事さえ除けば順調だったのに、PCがネットワーク上のプリンタを認識してくれずに四苦八苦させられた。
無線LANルータのログを確認すると認証されていて、ファイヤーウォールを一時停止させても認識されない状況での苦悩が続いて、同窓生にヘルプを頼んでみても解決の糸口が見えなかった。
結局は3時間ほど悪戦苦闘した末に面倒くさくなり、原因が判明する間でUSB接続で従来通りの使用方法を取ることにした。

自室のメインPCでプリンタを使えるようにした後、リビングに置かれたノートPCでのセットアップを進めていくと、認識されなかったネットワークプリンタを普通に検知して、先程までの苦労が何だったのかと唖然させられる。
その状況をヘルプで声掛けした同窓生へ報告すると、無線LANルータの設定に有線と無線の接続方式を隔離する設定が存在すると教えてもらった。

そのような設定をした覚えがないと思いながら、ルータの設定画面を見回してみると、「隔離機能を有効にすることで、接続している無線機器はInternet側とだけ通信可能になります。 」との記述を発見する。
もしやと思って隔離機能をOFFに設定してみれば、事も無げにネットワーク上のプリンタを発見してくれて、あっさりとセットアップが完了した。

セキュリティ機能の薄い無線子機を踏み台にして、ウィルスやクラッキングを防止するための機能だと思われるのだけど、何とも説明文が分かり辛くて宜しくない。
三連休の最終日は活動時間の大半をネットワークプリンタの設定に費やす結果となって、1つの作業を完了させられたけれど酷い空しさを感じている。