凍み桜 空が重たく 寂しげな2013年03月30日 20時56分28秒

Toda氏との昼食会へ向けて移動する際、自宅近くの桜並木を見てみると良い具合に満開となっていた。
どうやら毎回となった水曜から急激に気温が下がった事で、花が散らずに週末まで残っていたらしく、昨夜の冷たい雨風も凌いで咲き誇っていた事に軽い感動さえ覚えた。
その感動に突き動かされるように昼食会から帰宅した足で、そのまま花見へ出掛けてきた。
家を出発した時は桜並木を500mほど歩いて戻るつもりだったのだけど、早咲きの桜も花を残していたので、「次の橋で引き返そう」との発言を繰り返しながら4kmほど歩いていた。

桜の咲き具合が良いだけに曇り空が残念でならなかった。
これが青空だったら桜も映えて見応えが倍増したと思う反面、コードが必要なほどに気温が低下していたので花見客が居なくて、静かにカメラを構えていられた点は良かった。


1枚目
最近に繰り返して挑戦しているローアングル撮影の1枚。
土手の小さな花壇と対岸の桜を同時に楽しめるように頑張ってみた。
花の咲き誇る季節を印象付ける風景だけど、気温が10度くらいしかなくてコードを着ていないと風邪を引きそうな寒さだった。
花見1
●フルサイズ【2848*2136: 1.41MB】
http://www.ne.jp/asahi/crimson/luwan/20130330/DSCF0961.JPG

2枚目
土手から川岸まで下りてみると、足場にできそうな大きな石が顔を覗かせていたので、川の中央まで踏み込んで撮影してみた。
普段に踏み込まない領域から見上げる桜が魅力的で、明るい日差しに輝く水面と青空の退避を見てみたかった。
花見2
●フルサイズ【2848*2136: 1.31MB】
http://www.ne.jp/asahi/crimson/luwan/20130330/DSCF0971.JPG

3枚目・4枚目
今度は土手から桜並木を見渡す感じで撮影した。
大きく右へカーブした桜並木を捉えようとするほどに、空が大きく映り込む事となるため、青空でない事が残念でならない。
花見3
●フルサイズ【2848*2136: 1.13MB】
http://www.ne.jp/asahi/crimson/luwan/20130330/DSCF0980.JPG
花見13
●フルサイズ【2848*2136: 1.21MB】
http://www.ne.jp/asahi/crimson/luwan/20130330/DSCF1089.JPG

5枚目
別の場所から再び土手へ下りてみると、植えられた花が咲いていたので、再びローアングルによる桜との共演を演出してみた。
右奥に資材が置かれているのが邪魔だったけど、簡単に動かせる量でもないでの諦めて撮影してきた。
花見4
●フルサイズ【2848*2136: 1.50MB】
http://www.ne.jp/asahi/crimson/luwan/20130330/DSCF0995.JPG

6枚目・7枚目
土手を歩いていると川面に鴨が泳いでいる姿が見えたので、川岸へ下りた際に大きく引き返して近寄ってみた。
人に慣れているらしく近付いても逃げようとしなかったので。物珍しさからシャッターを切っていた。
花見5
●フルサイズ【2848*2136: 1.16MB】
http://www.ne.jp/asahi/crimson/luwan/20130330/DSCF1001.JPG

花見6
●フルサイズ【2848*2136: 1.24MB】
http://www.ne.jp/asahi/crimson/luwan/20130330/DSCF1004.JPG

8枚目
去年にローアングルから撮影して、良い絵が取れば場所で再チャレンジした際の1枚。
コレも予想以上に綺麗な絵となっていたので、現像をしながら自画自賛していた。
花見7
●フルサイズ【2848*2136: 1.44MB】
http://www.ne.jp/asahi/crimson/luwan/20130330/DSCF1013.JPG

9枚目
桜並木から見た対岸に植えられた数少ない一本。
写真でいう所の奥からずっと歩いてきたのだけど、桜のトンネルならぬ傘に入っているような温もりが感じられる。
左の奥に見えるのは通りすがりの老人によると、桃の木だそうだ。
花見8
●フルサイズ【2848*2136: 1.51MB】
http://www.ne.jp/asahi/crimson/luwan/20130330/DSCF1027.JPG

目の前に桜の花があるので、手持ちのカメラが苦手とする近接撮影に挑戦してみた。
花見9
●フルサイズ【2848*2136: 0.75MB】
http://www.ne.jp/asahi/crimson/luwan/20130330/DSCF1033.JPG

10枚目
橋が撮影スポットとなるのだけど、傾斜のある土手を踏み越えると橋桁の下へ潜り込めて、普段と異なる視線の高さで桜を楽しめる。
普段であれば人目を気にして入らないのだけど、今日は人通りが殆どなかったので軽く冒険してみた。
花見10
●フルサイズ【2848*2136: 0.52MB】
http://www.ne.jp/asahi/crimson/luwan/20130330/DSCF1035.JPG

11枚目・12枚目
当初は来る予定でなかったのだけど、気付けば近くまで来ていたので航空発祥記念公園の中も散策してきた。
こちらも普段なら花見客が邪魔に感じる所だけど、寒さと早々と散っている可能性を考えたのか全く人が居なかった。
おかげで伸び伸びと撮影できたので、足を伸ばしてよかったと思えた。
花見11
●フルサイズ【2848*2136: 1.65MB】
http://www.ne.jp/asahi/crimson/luwan/20130330/DSCF1066.JPG
花見12
●フルサイズ【2848*2136: 1.47MB】
http://www.ne.jp/asahi/crimson/luwan/20130330/DSCF1081.JPG


そんなこんなで予定外に片道4kmも歩いた後の帰り道。
最初から振り返りながら撮影していた事もあって、帰りはめぼしい被写体が見付からなかったので提灯飾りなど見上げながら歩いていた。
提灯には出資者と思われる名前が印字されているのだけど、「越阪部」という名字が3個に1個という割合で登場していた。

「多くの資金を出した人」という事なのだろうけど、写真のような悪ふざけと思われる名前を見付けてしまい、折角の上機嫌に泥を塗られた気がして苛ついた。
花見13