横浜で 船へ乗り込み 見る景色2013年03月09日 22時53分24秒

今日はSNS内で急に立ち上がったオフ会に参加して、みなとみらい周辺を船の上から眺めながら巡ってきた。
事の発端は船舶免許を持つ人が掲載した写真をみて、カメラ好きな人が船上撮影会をやってみたいと言い出した事にある。
その流れの中で都合さえ合えば船を出してくれる事になって、今日がその都合の会う日となったので水上撮影会となったのだけど、この会話が全て今週に遣り取りされていたのだから驚かされる。
つまり、火曜日に船上撮影会の話が持ち上がって、土曜に開催という凄まじいペースで話が済んでいき、オフ会へ備えて心の準備をする暇もないままでの参加となった。

参加者の1人、船舶免許を持つ人は以前に2度ほど顔合わせをしているのだけど、船上撮影会を言い出した人は初対面となるので軽く緊張するも、同じくカメラ好きだという奥さんを同伴で登場したから驚いた。
ご本人も奥さんも気さくな方で直ぐに意気投合できたし、撮影会という分かり易い目的を持っていた事もあって、普段のオフ会よりも場に馴染むまでの時間は短かったように思う。

船が係留されている船着き場へ移動して、船の準備ができるまで待ちながら看板犬のミニチュアダックスフンドと遊んで過ごした。
乗船者名簿に記名する程度の手続きだけで乗船して、みなとみらいやベイブリッジをグルリと時間ほど掛けて航行してきた。
風がなかった事もあって穏やかな波で船の揺れは控えめで、心配していた船酔いも起こさず、普段なら目にする事のない景色を堪能しながらカメラを構えていた。

参加者が集合した時点から顔を見せる意味も含めて、マスクを外していたので花粉症で随分と苦しんだけれど、砂塵が舞って見上げる空に色の付いていた地元に比べたら楽な方だった。
それでもベイブリッジまで船を走らせて横浜を見てみると、黄色と白色の濁った空気の層を視認できたから唖然とする。
ベイブリッジへ向かう途中で風の冷たさを一変させる境界線が存在して、そこからスモッグと花粉に汚染された空気が途切れているように感じられた。
花粉症の症状が一時的に軽減した事実もあって、目の前の霞のような濁った空気の中へ戻っていくと、視認した事による思い込みも影響もあってか鼻水とクシャミが辛かった。

船上撮影会は昼と夕方の2回が行われて、日が有るか無いかで大きく様相を変える船上からの眺めを楽しみながら、年代物のカメラで何処まで頑張れるのかと不安を感じながらシャッターを切っていた。
前回のフィギュアの同人即売会と違って、今回は風景写真となるので自前のカメラが本領を発揮する場面だけど、他の方々が構えるデジタル一眼レフに比べれば貧弱な装備となる。
それに波が低いといっても船の揺れが消えるはずもなく、手ぶれ状態で綺麗に撮影できている保証もないし、快晴の日差しでカメラの液晶を視認できなかった事もあり、カメラよりも目で楽しむ方を優先していた。

船上撮影会を満喫した帰り際に中華料理屋へ立ち寄って夕食会となる。
何の前情報もなく入店したのだけど、1人2500円で10皿を選択できるコースを注文した、1皿が運ばれてくる度にボリュームの多さに何度も驚かされて、頑張って箸を動かしたけれど食べ切れなかった。
これが量の多いだけであったら致し方ないと諦められたけど、残すのが勿体ないと思える程度に美味しかったので残念でならない。

船上撮影会も夕食会も大満足な一日だった。