もう既に 喜ぶ気力 消え失せた2013年01月10日 23時57分33秒

去年12月の中旬にリンゴが届いたのだけど、例によって俺以外の誰もたべようとしないので、正月休みに少しずつ食べていこうと考えていたのだけど、元旦の朝食から食あたりを起こしていたので手付かずのままで残っている。
それどころか1週間に渡って視界へ入れる機会さえ無かったため、存在そのものを忘れかけている有様で、段ボールを見つけた瞬間は軽く頭を抱えたい気分になっていた。

果物が嫌いというわけでもないのだけど、毎年のように大量のリンゴやミカンを一人で食べていると、美味しいなどの感想を抱くより腐らせたら失礼だと義務感が先へ立ってしまう。
その義務感が心理的な負担となっているらしく、段ボールに詰まった果物を見ると緊張してしまい、面倒だと感じるのが常となっている。
こんな心境で食す行為は、腐らせるのと大差のないレベルで生産者の方々へ失礼だと思うけど、俺の中では段ボールへ積められた果物は1つのトラウマなので勘弁してほしい。

今でこそ20個ほどの小さな段ボールで届くようになったけど、4年ほど前までは100個ほど入っていそうな大きな箱で届いていた。
それも1箱を食べ終わったと喜んでいた翌日に、新しい段ボールが届いて絶望するなんて経験もあり、会社へ持ち込んで日毎に4つも食べる生活を続けた結果、箱詰めされた果物へ抵抗感を抱くようになったわけだ。
ご近所へ配るという選択肢があったなら状況も変わったかも知れないが、何処の家庭も似たような果物を抱え込んでいるために渡せず、結局は1人で食べ切るしかなくて辛いとさえ感じていた場面も少なくない。

今年のリンゴは15個ほど残っていいるので、おやつ代わりに2個ずつ食べていけば腐らせずに済みそうだから良いけど、もう少し受け取る方の事情を考えてほしいと言いたくなる。

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