念願を 叶えるために 送り出す2012年12月10日 00時25分59秒

週末も在宅作業を続けていた影響もあって週明けという印象の薄い月曜、出社して早々に難しい話が出たりと慌ただしく幕開けで、忙しさでノイローゼになりそうな一日が始まる。
時間は次々と忙しさの中へ消えていって、昼食などのイベントでもなければ時間経過にも気付かない調子で、日曜と全く土曜に月曜日が忙殺されていく。

そんな忙しさが支配する中での昼休み、少しだけ仕事を抜け出して荷物を発送するためにコンビニまで行ってきた。
発送する荷物の中身は、ファミリーマートで行われた初音ミクのくじ引きにより引き当てたA賞のじゃんぼ初音ミクだった。
当選した際に店内のビニール袋・紙袋のいずれにも収まらず、搬入の際に使われた段ボールへ戻して持ち帰っていたので、梱包などの手を被らずに済んだけど、段ボールに品名が書かれていた事もあって人目を避けた。

送り先は俺の自宅ではなく、俺が欲しかったB賞のサンタな初音ミクを知人の所となっていて、物々交換の取引が成立しているので、後日に我が家へ可愛らしいサンタさんが到着する予定となっている。
A賞の送付と併せて、オマケに合計3つも引いてしまったD賞のクッションも付けてある。

元々は3つも抱えても扱いに困ると嘆いていた所、B賞を引き当てた御仁から欲しそうな発言が漏れてきたので、即座に「欲しいのであれば差し上げますよ」と返した事に端を発する。
最初は単純に抱えきれないクッションを送り付けるだけの話だったけど、色々と紆余曲折の末にA賞とB賞の物々交換へ話が流れていき、今日の発送と事が進んだ次第だ。

A賞とB賞では割に合わないだろうと言われたけれど、元より売りに出すつもりがなかった人間からすれば、時価も確率も意味なく価格は800円だと思っているし、価値で言えば欲しいか否かが全てとなる。
今回にしてみると、じゃんぼサイズの初音ミクさんは置き場に困る代物である上に、「半裸のサンタ」という2つ目のハンドルネームの絡みもあって、是が非でも欲しいと思っていたので、しっかりと等価交換が成り立っている。

念願だったサンタミクさんがやってくる。
そう思うだけでも心が浮き足立ってくる今日この頃、この忙しい年末をどうにか切り抜けられそうな予感がしてきた。

6種類 全て揃って 嬉しいな2012年12月11日 00時48分47秒

先方が指定した優先度の高い修正依頼はほぼ完成したので、明日から多少なり早く帰宅できるようになると信じている。
ひとまず全体を通したテストが始まっているので、新たな不具合が報告されてくる可能性もあるけれど、体力的に限界が近付いてきているので一息を入れたい。
今日も昼過ぎに思考力が極端に低下する場面があって、30分ほど机へ突っ伏して仮眠を取ったりしていたし、休日返上で作業していたりと無休状態なので、そろそろ休暇を取らないと倒れてしまいそうな危うさを感じる。

今朝は一段落の目処が立っている状況に加えて、ファミリーマートと初音ミクのコラボ企画として、メタルチャームが発売開始となっているので寄り道してから出社した。
今度のターゲットは全6種類で12個が1つのパッケージとなっており、売れ残っている店舗さえ見つかれば、全種類を揃えるだけなら難易度は低めとなっている。

朝一番に乗り込んだ事が幸いして、手付かずのパッケージを無事に発見して、悩みながら左側の列から縦に6個を抜き取って会計へ持って行った。
そのまま開封せずに出社して、T社員から漏れる苦笑を聞きながら開封してみると、ミクさん・レンくん・リンちゃんがそれぞれ2つずつ出てきて、パッケージ内で縦に2つずつ並んでいたと判明する。
つまり、全種類をコンプリートしようと思えば、左右の列から1つ飛ばしで3つずつ抜き取れば良かったと判明したので、昼休みに再び探しに出掛けて右側の列から1つ飛ばしに抜き取って、無事に全て揃える事に成功した。

重複している3種類に関しては売りに出すなどするつもりもないので、本命だったミクさんを携帯のストラップに装着して、たまに眺めて癒されながらメールを打っていたりする。
普段はこういったキャラクター商品を常用する人間でないので、気恥ずかしさも少々感じているのだけど、メールを打っている時は手の中へ収まる位置に着けているので、意図的に覗き込まない他人の目に触れないはずだ。
そんな気恥ずかしさよりも、ふとした場面で目に付くキャラクターが何とも言えず暖かくて、こうやって少しずつオタクとして覚醒していくのかと、我が事ながらに呆れている。

メタルチャームを装着したついでに、ボロボロになったストラップも新調しようか悩み始めている。
その理由はストラップが切れた表紙にメタルチャームを行方不明となる危険性を考えたからで、大切なお供を守るためにも多少の出費は致し方ない。
どのみちに新しくしようと以前から考えていたし、機会としても申し分ないので少し探してみようと思う。

酔っ払い 電車に乗らず ホテル行け2012年12月12日 23時57分21秒

希望は大抵の場合に打ち砕かれるものと相場が決まっていて、作業が一段落して早めに帰宅できるのでないかと期待していたのに、結局は昨日と同じような時刻に会社を出ていた。
定時を過ぎた直後は余裕があったのだけど、不具合報告を確認し忘れていたと最新版を確認してみると、早急に対応すべき不具合が出ていた事を知ってしまい、修正していたら昨日と同じくらい遅くまで残業していた。

定時を過ぎて夕飯の弁当を食べ終わった直後に確認して置くべきだったのに、PSO2で新しいボスが登場する時限性のクエストが来ていたため、遊ぶ方を優先して報告へ気付くのが遅れてしまった。
それ故の残業なので自業自得と言われたら反論の余地もないのだけど、体調が限界へ近付いているだけに、今日も日付の変わる頃に帰宅する流れへ乗った事を悔やんでいる。
しかも、帰りの電車で酔っ払いと乗り合わせる羽目となったりと、精神衛生上の問題が発生している状況で、先程から体当たりを繰り返す輩の酔いを拳で醒ましてやりたい衝動に駆られている。

俺はドクターストップを食らっている事を除けば、周囲へ迷惑を掛けるほど泥酔した経験が全くないため、足下も覚束ない状態へ陥るまで酔っぱらう人間を全く理解できない。
泥酔から周囲へ迷惑を掛けるのなら飲酒する資格がないし、真っ直ぐに立てないのならカプセルホテルにでも泊まって、電車へ乗らないようにすべきじゃないかろうか。
酒を飲めず、飲んでも酔わない人間からすると、酔っ払いから迷惑を受けるパターンしか存在しないわけで、そこらのチンピラと大差のない邪魔者としか認識できない。

俺は泥酔する事を己の限界を自覚しない恥ずべき行為と考えるので見ているだけでも腹立たしくて、泥酔専用車両でも設けて酒臭い乗客を強制的に搬入して隔離して欲しいと思う。

少しだけ 早めに帰宅 フラフラと2012年12月13日 00時03分26秒

仕事は一段落が付いたと思った矢先に最初から言ってくれと言いたくなる修正依頼が飛んできて、面倒な改修で悪戦苦闘している合間に時間が過ぎていって、連日連夜の残業を今日も続ける格好となっている。
体調の方は既に限界の2文字が見え隠れしている状況にあって、いい加減に睡眠時間を戻さないと倒れそうな気配が漂い始めて、立ち上がるのさえも辛かったりと症状としても現れ始めている。

そんな状況もあって早めの帰宅を心掛けたつもりだけど、最後の作業とするつもりだったテストで何度も手順や準備を間違えてしまい、何度もやり直す面倒を被った上にNGも出てきて苦労した。
2度の再テストでそれぞれ3回ずつ手順や準備を間違えるといった具合で、ようやっと完了したと安堵して時計を見てみれば、テストを始めてから1時間も警戒して唖然としてしまう。
ここまで作業効率が下がっている状況を見ていると、正に限界の2文字が見え隠れしているのだと痛感させられて、昨日より早めに退勤できている事がせめてもの救いだ。

今のペースなら日付の変わる前に帰宅できそうな雰囲気だけど、自宅へ帰ると疫病神に邪魔されて就寝準備が進まず、結局は夜更かしを強要される結果になりそうな予感がする。
こういう不安を感じるのも、ここ最近に俺が日付の変わった後の帰宅が続いている事にかこつけて、疫病神が勝手に日付の変わる前は自分の時間だと決めつけている可能性があるからだ。
あの自己中な実姉はそうやって勝手な決まり事を設けては、人に何の断りもなく従うことを強要してくる性質なので、想像するだけでも嫌気がしてくる。
こういう事を考えているだけでも気分が悪くなってくる辺り、まさしく疫病神だと腹の底から嫌な溜め息が漏れてくる。

災難が 積もり重なる 帰り道2012年12月14日 00時56分32秒

連日連夜の残業に休日返上での作業という体制で仕事を続けてきて、体力も気力も尽き果ててしまっている今日この頃、今週末こそは休めるように奮闘していたら時刻が23時になっていた。
苦労の甲斐もあって週末はちゃんと休めそうだけど、今日の帰宅は深夜1時を過ぎると予想されるので、最短コースで就寝準備を整えたとしても深夜2時を過ぎていそうだ。
さらに土曜は通院があって朝9時には起きなければならず、疲弊した身体を回復させられるほどの睡眠時間を確保できそうもない。

そんな事を考えながらの帰り道、会社から最も近い松屋へ寄ろうとした所で携帯電話を置き忘れた事へ気付いて、改修するために引き返す羽目となってしまう。
今日に限っての忘れ物に憂鬱な来分を抱えながら帰宅を急いでいると、乗り換え先の路線が信号トラブルで遅延していて、ホームで電車の到着を10分も待たされていた。

ただ単に待たされるだけなら良かったのだけど、頭の中身が全く育たないまま図体だけ大きくなったような馬鹿が近くにいて、その存在を感じるだけでもストレスになるレベルで深いに感じた。
許されるのであれば喉を潰して黙らせたいと思うほどに不快なのに、電車が遅延していたせいで立ち位置を選べず、乗車した後も隣にいるなど最悪の帰り道となっている。

ようやくの 休暇のはずが 落ち着かず2012年12月15日 21時04分02秒

昨日に奮闘したおかげで週末の休暇を確保できたのだけど、朝から通院の予定が入っていたり、母親の仏前に供えている花が買い換え時となっているなど、用事が山積していてのんびりしていられる雰囲気でなかった。
昨日は休暇を確保するために23時近くまで仕事に勤しんでいた上に、帰りの電車が遅延したり、ストレスの溜まる乗客と乗り合わせたりと散々だった影響もあって、就寝時刻は深夜3時を過ぎと明らかな睡眠時間が足りていなかった。
そのため、朝9時半に歯科医院の予約が入っているのにも関わらず、朝10時まで完全に爆睡した挙げ句、父親に起こされるという醜態を晒す羽目となる。

今日は起こされた事で救われたのだけど、父親は1度でも親切が功を奏すると、通院の予定がなく遅くまで寝ていられる休日まで起こしにくる危険や、週末の予定をしつこく聞いてくるなど御節介を焼き始める恐れがある。
こういった懸念材料が山積している事もあって、今朝の出来事は助かったと感謝するよりも前に、面倒事に発展するのでないかと不安を覚えて憂鬱な気分となっていた。
そのため、本当は寝坊した上に遅刻したのだけど、普段より遅い予約としていたので予定通りだった事にして、余計な御節介が続かないように予防線を張っておいた。

寝坊から遅刻した通院を無事に済ませた後、通例通りにToda氏との夕食会へ出掛けたのだけど、予定の時刻となっても待ち人が現れず、朝食を食べていない故の極度な空腹感に苦しむ羽目となる。
Toda氏は10分遅れで登場したので理由を聞いてみると、聞いた話によれば30分前に宅配便でコミックが到着して、読み耽っていたら遅刻してしまったとの事だった。
普段は通院が長引いたりして、俺が待たせる事の方が多いので奢れなど言えなかったけれど、何故に朝食を抜いていて空腹感の強い日にToda氏が遅刻するのかと、タイミングの悪さに溜め息が漏れそうだった。
そんな憂鬱な気分は行き付けの食事処で注文した定食の旨さで忘れ去っていた。

のんびりと昼食を済ませた後はスーパーで日曜の食料を買い込み、荷物を自宅へ置いてから池袋まで足を伸ばしてきた。
理由は単純に2週間も連続で趣味の買い物へ繰り出してないというだけで、久々に時間を気にせず散策を楽しんでいたのだけど、冬は日が短くて1時間も経過しない内に夕暮れ時を迎えしてしまった。
夜盲症が発動した状態で出歩くのは精神的にも疲れるので、仕方がないと諦めての帰宅となったけど、それでも2週間ぶりに羽を伸ばせた遠出した買いがあった。

[小説:P★RS 半裸さん日記] part122012年12月16日 20時31分16秒

第一話がこちらになります。
http://crimson-harberd.asablo.jp/blog/2012/09/17/6576628
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半裸さんが投げ付けられた皿を返しに行きますが、ワリトちゃんは随分とご立腹の様子で受け取ろうとしません。
ディーナちゃんは半裸さんが頭を撫でたり抱き締めたりと、ワリトちゃんのご機嫌取りに奮闘する様子をぼんやりと眺めています。
半裸さんにはワリトちゃんが拗ねている理由が分からないようで、時折に殴られたりと悪戦苦闘しています。
そんな様子を傍観しながら何をやっているのかと呆れつつも、見ていて飽きないと微笑ましくも感じ始めていました。
「オレは早くも毒され始めているのかな。」
ディーナちゃんは今のドタバタを楽しいと感じ始めている事を自覚して、苦笑と共に言葉を漏らしました。

10分ほど奮闘した結果、半裸さんは無事にワリトちゃんのご機嫌取りに成功して、玄関へ戻ってきました。
ディーナちゃんは疲れた様子で頭を垂れたまま歩いてくる半裸さんへ声を掛けようか迷いました。
迷った末に口を開こうとした時、半裸さんが大きく息を吸いながら体を起こして、ゆっくりと天井を見上げていきます。
大きく腕を広げながら限界まで吸い込んだ息を一気に吐き出すと、普段通りの笑顔を輝かせる半裸さんに戻っていました。
「よし、お疲れモードは終わり!」
先程までの疲れた様子が演技でないかと疑いたくなる回復力に、ディーナちゃんは呆れ顔を向ける事しかできませんでした。

「それじゃ、次の磨きに行ってみようか。」
そういってパネルを操作し始めます。
ディーナちゃんはその様子を眺めながら、何とも言えない嫌な予感がしていました。
そんな不安を伝えようと顔を上げた時は既に手遅れで、玄関は別の家と繋がるワープホールとなっていました。
また着替え中ではないかと身構えますが、見た所は不在らしくて住人の姿が見当たりません。
安堵の溜め息を漏らしながら、半裸さんに引かれるままワープへ飛び込んで行きました。

裏口から室内へ入ると、半裸さんが小首を傾げました。
「どうした?」
ディーナちゃんが見上げながら問い掛けると、半裸さんが困ったような表情で見返してきました。
「不在の時に出てくるはずのマネキンがないから、もしかして故障かも・・・」
そう答えた直後、半裸さんの背筋を凍らせる警戒信号が電流のように駈け巡ります。
本能の赴くまま、ディーナちゃんを左へ移動させつつ、嫌な予感のした右の方へ振り返りました。
そこで目にした光景は、床へ寝転ばされたピンクメイドのドールと、押し倒したまま覆い被さっているネコミミ少女のぷちロクちゃんの姿でした。
ピンクメイドのドールちゃんは呆然としたまま見詰めてくるのに対して、ネコミミ少女さんは目を輝かせながら舌なめずりをしています。
「半裸さんが~、ドールを連れてきた~♪」
そう叫ぶと同時に、ネコミミ少女さんが四つん這いから一気に飛び上がります。
天井を這うような高度を維持したまま、半裸さんを飛び越えてディーナちゃんへ突撃していきます。

ディーナちゃんは身の危険を感じながらも、状況が飲み込めずに硬直しています。
ネコミミ少女さんはその様子を空中から見詰めつつ、両手は気の逸りから空気を揉み始めています。
「ちょっとペロペロさせてにゃ~」
ネコミミ少女さんがそう言葉を漏らした瞬間に、半裸さんが床を踏み鳴らしながら飛び上がります。
音に反応したネコミミ少女さんが視線を床へ向けましたが、半裸さんを見付ける事ができません。
半裸さんはネコミミ少女さんが首を曲げて足下を見ない限り見えない死角へ入り込んでいたからです。

次へ
http://crimson-harberd.asablo.jp/blog/2012/12/24/6669012

投票へ 行ってみたけど 無力感2012年12月16日 20時58分57秒

今日は衆議院総選挙の投票日なのだけど、本当に今日だったかと疑ってしまうほどに静かな休日となっている。
お陰様でゆっくりと寝ていられたのは良いのだけど、組織票で当選を狙っている立候補者からすると、一般人は選挙など忘れて寝ていてほしいとでも言われている気がしてならない。

組織票で殆どの議席が決まってくる現状において、投票へ行く意味があるのかと思ってしまうけど、諦めて放置していても状況が分かるはずもないので、無意味と感じても投票所へ行っている。
しかし、今回に関しては立候補者の顔も名前も政策も全く知らないわけで、今回ほど無力感に苛まれる選挙はなかった気がする。
こんな状況だから政治への興味が失せるのだろうと呆れては、小泉政権の盛り上がった選挙を思い出してしまう。

過去にも何度か書いているけれど、小泉政権が誇る最大の功績は国民に政治への関心を高めた事だと思っている。
逆に、今の政治家が駄目なところは国民を呆れさせて、政治への興味や関心を削いでいく事だと考える。
それというのも組織票で当選しようとする人間にとって、一般国民が投票へ行かない方が都合の良いので、実質的に選挙のことを忘れていてもらった方が良いのだろう。

俺は比例代表制という制度が気に入らない。
何故に小選挙区で落選した奴等が救済されるのか、それも国会議事堂で居眠りしているような老人ばかりが当選して、国民の意思を制度が台無しにしているとしか思えない。
これが政党が応援する新人を救済されるならまだ分かるけれど、大御所や権力のある政治家から当選していくのが理解できない。
大御所であれば当選して当然であるはずで、落選したなら相応の理由が存在するわけで、そういう連中が救済されるのが納得できない。

こういういった部分へメスを入れようとしてくれる立候補者が居ない以上、投票する相手が居ないという悲しい状況は常について回るのだろう。

ストラップ 希望通りが 見つかった2012年12月17日 00時28分45秒

土曜日に池袋へ遠出した際に携帯のストラップを新調してきた。
小型スタイラスが付いたストラップを使っていたけど、1年ほど前に紐が切れてしまい、肝心のスタイラスが行方不明となっていた。
随分と長く使っていた愛用品だったので、同じ品を発注しようとしたら製造終了となっていて買い換えられず、紐が輪を作るだけのシンプルなストラップと化していた。
最初こそスタイラスがない事で苛つく場面もあったけれど、通信料を節約しようと使用用途を絞ってから不便に感じなくなっていた。

そんな事情もあって壊れたストラップを使い続けていたけど、今回のファミリーマートと初音ミクのコラボ商品を購入した際、メタルチャームの同じ種類を2つも入手したので1つをストラップへ括り付けた。
しかし、ストラップの金具がメタルチャームに傷を付けたらしく、折角の愛くるしいメタルチャームを保護する意味も含めて、ストラップを新調しようと考えて土曜に池袋へ行った際に物色してきた。

ストラップを見てみると、落下防止のクリップと伸縮性のあるワイヤーの組み合わせが多くて、紐で輪っかを作っただけのシンプルな商品が見つからずに首を傾げていた。
諦めて妥協するしかないかと思っていたら、最下段の片隅にシンプルで扱いやすそうなストラップを発見して手に取ってみると、留め具の所にメタルチャームを付けるのに都合の良さそうなリングが付いていた。
これは俺の希望を絵に描いたような商品だと喜んで購入して、ストラップの向きを留意しながら携帯へ装着してみると、メタルチャームが携帯本体にもストラップの留め具にも触れない形を作ることに成功した。

これでメタルチャームに傷が増える心配も無くなったし、以前よりも指に絡めやすいストラップの紐にも満足している。
長らく世話になったストラップは礼を言ってからゴミ箱へ入ってもらった。

念願の サンタミクさん 届いたぞ2012年12月18日 00時32分38秒

ファミリーマートで実施された初音ミク関連のグッズが当たるくじ引きで、本命だったB賞のサンタミクさんが当たらず、何故かA賞のじゃんぼミクさんを引き当てるという奇妙な運気を発揮された。
それから半月が経過した昨夜、帰宅すると待ち望んでいた宅配便が到着しており、興奮気味に開封して中に恋い焦がれたB賞のサンタミクさんを確認した瞬間、拳を振り上げて喜んでいた。

何があったのかを説明していくと、D賞のクッションを3つも引いて置き場に困ると愚痴に対して、羨ましがる反応を示す人がいて「欲しいなら贈呈しますよ」と即答した事に端を発する。
クッションを欲しがった人は1発でB賞を引き当てた強運の持ち主ながら、持ち帰ると速攻で幼い娘さんへ取られてしまったと聞き及んでいた。
その事へ触れるつもりはなく、純粋に欲しがる人へクッションを贈呈しようと話を進めていたのだけど、途中で早くも娘さんがサンタミクさんへ開き始めているという話が出てきた。

その話を聞いて時に浅ましい発言だと躊躇しながらも、俺が持つA賞のじゃんぼミクさんと、先方が引き当てたB賞のサンタミクさんを物々交換しないかと打診してみた。
もちろんクッションは贈呈する事が確定しているので、拒否されても取り下げるつもりはないと付け加えた事は言うまでもない。
心証を悪くしてないかと心配しながら先方の反応を待つと、返ってきた答えは娘さんが了承すれば物々交換へ応じてくれるとの事で、浮き足立つ気持ちの中で結論の出る時を待つ事となる。

先方の娘さんはA賞となら交換してくれるとの事で、結論を聞いた翌日にはA賞のじゃんぼミクさんとD賞のクッションを発想していた。
1日でも早く欲しかったというよりも、実物を見た上で判断してほしいという意味合いでの行動であり、結果として「やっぱりB賞の方が良い」と言われる事も懸念したけど、納得の上で交換したいと誠意を示したつもりだ。
結果として、先方の娘さんはじゃんぼミクさんを気に入ってくれたそうで、一緒に寝ていたりするとの報告が届いた時は心底に安堵した。

俺は子供好きなので泣く子から取り上げる格好になれば、念願が叶っても諸手を挙げて喜べなくなってしまうので、気に入ってもらえて本当に良かった。
俺からすれば大きすぎて置き場に困るじゃんぼミクさんも、子供が遊ぶのであれば大きくて扱いやすいだろうし、気に入ってくれる賞賛があった事は確かだけど、一般論から派生する推理なので心中は穏やかでなかった。

そんなやりとりの末に俺の手元へサンタミクさんが来たわけで、運命の巡り合わせに感謝しながら「おかえり」という言葉と共に向かい入れた。