年末の 修羅場が既に 見え隠れ2012年12月05日 23時59分59秒

年末へ向けて忙しさが加速している今日この頃、既に修羅場モードで作業を行っている状況なのに、追い打ちを掛けるような事態が発生してくれて唖然としている。
現状は先方が報告してきた不具合や要望を改修しているのだけど、修正依頼に対して重要度が割り振られているので、緊急性の高い案件から順々に取り掛かる手順となっている。

昨日までは緊急性を要する案件を意味する重要度が1つもなく、可能なら対応してほしいレベルに設定された中から、システム面に深く関わる部分を事故判断で見つけて作業していた。
事故判断でリストアップした案件が残り10件となり、修羅場モードを中断しても良いのでないかと考え始めていたら、先方から優先してほしい案件の優先度を引き上げたとの報告が入ってきた。

案件を掘り返した上で優先度を考える手間が省けたと喜びつつ、更新された重要度を確認してみると、俺が最低ランクに位置づけていた案件が最優先となっていたり、唖然とするような状況が目の前に広がっていた。
俺が後回しで良いだろうと考えた案件の重要度が高ければ、修正すべき案件が純粋に増える結果に繋がっていき、修羅場モードを解除している暇など消え失せて、冷や汗を流しながら作業へ没頭する他になかった。
そんな調子で本日も23時近くまで残業した上での退勤となっていて、知恵熱から派生する頭痛を抱えながらの帰宅となっている。

足取りの重たい帰り道、夜も更けているので駅前に大勢の客引きが出張っていた。
通常の客引きであれば無視して歩けば素直に諦めるのだけど、今日は正面へ立ち塞がってくる巨漢の客引きが居て、夜盲症が発動している身の上としては張り倒したいと思うレベルで邪魔だった。
衝突する寸前で客引きの方が避けたのだけど、粘着して語りかけてくるつもりだったようだけど、微塵も興味がなかった事に加えて、披露から怒りの沸点が下がっていたので、肩が触れた瞬間に思い切り弾き飛ばしておいた。
衝撃で巨漢の客引きが3歩ほど後退する足音が聞こえていたので、我ながら随分と強烈に押し退けたものだと感心しながら、終始に興味ない態度を貫いて通り過ぎてきた。