暑くても 背筋を伸ばし 歩こうよ2012年07月27日 22時32分08秒

連日の猛暑に体力も底を突き欠けていた今日この頃、16時頃から会社のエアコンの調子が悪くなってしまい、室温が徐々に上昇していく不運に見舞われる。
俺は自宅でエアコンを使わない生活を送っているけど、自室と違ってラフな格好で過ごすわけにもいかないので、必然的に耐えられる温度の限界値も変わってくる。

ましてや、動いていたはずのエアコンが急に効かなくなり、室温が上昇して覚悟する暇もないままに暑くなれば、耐えられるか否かという話以前の問題だ。
結局は仕事場として使っているリビングのエアコンを諦めて、隣接する台所からの冷風を扇風機で運搬する事にして、何とか温度の上昇こそ抑えたけれど、涼しいと言えるほどの効果が得られないまま定時を迎えた。

仕事は休日返上を回避する程度まで持ち替えしたので、暑さを堪えて残業する理由もなくなったからと、普段より早めに会社を出てきた。
それでも本来の帰宅時間より1時間ほど遅くなっていて、駅までの道に会社帰りのサラリーマンと思しく集団が出張っており、ただでさえ歩きづらい夜道が軽く渋滞したような状態となっていた。
集団が道を狭めている所へ暑さに負けて気力を失った歩行者が詰まり、正しく亀のようなダラダラとしたペースでしか前へ進まなくなっていた。

俺としては少しでも早く駅へ辿り着いて、電車に乗ってしまいたいと思っていたので、こういう気力の失せた歩き方をする連中が本当に邪魔くさくて、道路を狭めている集団を押し退けて突破した。
しかし、突破した先もやはり気力のない連中が散開しており、右へ左へと避けながら通り抜けるのは、夜盲症が発動した状態ではストレスを感じた。

池袋でも似たような邪魔な歩行者が大勢いて、俺と同様に避けて歩く人も増えた分だけ歩きづらかった。
急激な気温変動で体力を浪費するのも分かるけど、周囲の流れを滞らせるような怠け方は勘弁してほしかった。
人通りの少ない場所へ行くと、無意味に道路の中央を蛇行しながら歩いたり、唐突に進路変更するといった酔っ払いのような歩き方が増えてくる。
特に自転車へ乗っている時に上記のような予測が難しい動きをされると、ぶつかりそうになったり、注意深く追い越したりせねばならず、心臓に悪いから何処かで休憩してから路上に出てこいと怒鳴りたくなる。