政党の 名前で分かる 無能ぶり2012年07月11日 22時10分27秒

消費増税法案に造反した事で民主党から除名された議員が、小沢一郎を代表の元で新党を結成したのだが、その政党名は「国民の生活が第一」となって話題になっている。
ここ最近は馬鹿げたネーミングの正当が増えていて、品の欠片もない流行り物を時代の最先端と誤解している様は、可愛げもない稚拙な遊戯を見ているようで腹立たしい。
国民から白い目で見られている事に気付けない愚者でも、比例代表制という民意を無視する選挙制度に拾われて、今も国会議員として政界へ関わっている事に憤りを感じる。

つい先日まで綺麗事ばかり並べて政権を取りながら、マニフェストを守る必要がないと発言する詐欺師集団へ属していて、今更に「国民の生活が第一」などと名乗る神経を疑う。
法案へ反対票を投じても廃案へ追い込めなければ、賛成したのと何ら代わりがないわけで、詐欺を働いた政党から抜けたから信用しろと言われても無理だ。
それこそ2つ目の詐欺へ絡め取られそうな不安さえあって、そんな心の傷へ塩と唐辛子を刷り込むような政党名に対して、苛立ちを禁じ得なくて政治への興味は薄れる一方だ。

俺の認識では消費増税法案が可決された事で、国会議員の全員が「マニフェストを厳守する必要はない」と宣言したと思っている。
今回は与党から造反議員が出たにも関わらず、法案が通っているのだから、茶番劇が挟まれただけの出来レース的な投票だった疑いもあり、政治家は最も信用できない人種として認識する他にない。
そんな連中が「国民の生活を第一」という旗を立てたのだから、怒りを覚えずに済ませられるはずがない。
誰か止められる奴は居なかったのかと、政治家の無能さを広く知らしめる事件だったと思う。