[小説:闇に舞う者] part672012年06月10日 19時48分58秒

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http://crimson-harberd.asablo.jp/blog/2010/09/20/5357805

チェルニーとティティスをベッドへ寝かせて大広間へ向かっていると、下の階から上がってきたディーナと鉢合わせた。
歩きながらディーナから見てきた映像を受け取ると、屋敷の外観からは想像できない広さの地下牢が存在して、400人ほどの村人が8つの牢屋に押し込められていた。
村の規模から考えると人数が多すぎる印象も受けたが、外見的な特徴を察するとチェルニーの同族とみて間違えなさそうだった。
更に奥へ進むと独房が用意されており、手前の牢屋に比べると厳重な結界が張り巡らされていた。
「独房にベッドが2つもあるのは謎だが、あの夫婦を収めるのには都合いいな。」
人の世話を焼く慣れない作業に加えて、戦闘後の疲労も重なり、ルワンの独り言が多くなっていた。

階段を下りきって大広間へ入ると、チェルニーの両親を包んだ毛布の簀巻きを引き摺りながら地下牢へ向かった。
地下牢への入り口は他の階段と分けられていたものの、特別に隠される事もなく堂々と暗闇へ続く大口を開けていた。
簀巻きにされていると言っても、階段まで引き摺っていくのは気が咎めた事もあり、1人ずつ抱えて階段を下っていった。

2人目を地下まで運んでいく途中、奥で捕らわれている村人達の声が微かに響いてきた。
漏れてくる声の大半は絶望の色に染まった若そうな男の声であり、叱責する声も混じっているが感情的な言葉遣いとなっており、余計に事を荒立てている印象が強かった。
チェルニーのように度胸が据わっている事を期待していたため、軽く憂鬱な気分へ染まりそうになったが、暗い感情を溜め息にして吐き出した。
気持ちをの切り替えを済ませてから、気を引き締めて無表情を作り、止めていた足をゆっくりと動かし始める。

再び簀巻きにした被害者二人を引き摺りながら奥へ進んでいく。
牢屋へ近付く毎に響いてくるざわめきは静まっていき、明かりの下へ進み出れば床と衣服が擦れる音が響いた。
ルワンは恐怖に染まった視線へ見向きもせず、靴音を響かせながら独房まで進んでいく。
階段を下りた所に吊されていた鍵を使って独房を開けると、ベッドの上へ簀巻きにした2人を寝かせてから、部屋の中央へ香炉を配置して魔除けの香を焚いておく。

独房を後にして地上へ戻ろうと歩を進めている途中で、ルワンと同い年くらいの少女が声を掛けてきた。
「あの、すみません。」
静まり返った地下牢で放たれた声を面白いほど良く響いた。
周囲の恐怖に染まった視線とは違い、力強い発声は自然に足を止めさせる魅力を備えており、引き寄せられるように視線を声の主へ向けていた。
「あの2人は、無事なのですか?」
ルワンと視線が合うと同時に質問が投げ掛けられた。
この娘もまたチェルニーのような度胸の据わっているのだろうと感心しながら、声を掛けてきた少女へ近付いていき、格子越しに向き合ってから質問へと答えた。
「命こそ繋ぎ止めているが、魔獣を体へ埋め込まれている状態だからな。無事と言ってよいものかどうかは分からんな。」
少女は答えを聞いた所で俯いて小さく溜め息を漏らしてから、先程よりも力強い視線を向けてきたが、混乱して次の質問が口をでない様子だった。
ルワンの袖を掴んだまま唇を振るわせる様子を見ていると、自分が虐めているような居心地の悪さを感じた。
「俺の名はルワン・F・ダウロス。チェルニー・ウィドールの依頼により、彼女の両親と村を救出に来た者だ。」
ルワンの言葉を時間を掛けて噛み砕いて意味を理解した途端に、少女は腰を抜かしたように座り込んでいた。
「終わっていないが、ひとまずの脅威は退けた。一眠りした後に解放してやるから、少し大人しく待っていろ。」
そう言い残して立ち去ろうとした所で、今度は罵声と呼ぶべき男の大声と、鉄格子を揺さぶる騒音が響いてきた。
「寝るとかふざけるな。安全なら今すぐにここから出せよ!」
「戦闘で満身創痍でな。お前のような輩に彷徨かれてはゆっくり眠れねぇ。故に、出さない。」
格子に両手で掴みながら野獣の如く吠える男を睨み付けながら言い放ち、様々な感情の混ざった視線を受け止めながら地下牢を後にした。

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この暑さ ケースファンも フル稼働2012年06月10日 20時13分05秒

昨夜も布団の枚数に悩まされる微妙な室温となっていたけど、風邪で体が気怠いと言いながら通院やToda氏との昼食会へ出掛けていたので、体力を無駄に消耗したらしくて寝付きは良かった。
帰宅してから昼寝を繰り返していた事もあって、夜に睡魔が訪れないパターンを覚悟していたので、就寝時刻に睡魔が訪れてくれた時は小躍りしたい気分になりながら布団へと向かっていた。

昼間で寝ているつもりで布団を被ったのに目覚めてみると、朝の9時を過ぎたばかりの時間で落胆しそうになったけれど、カーテン越しでも皮膚へ刺さる日差しに追い立てられて布団から這い出した。
寝床のあるロフトから梯子を伝って下りる途中、下腹部で液体の蠢く嫌な感触と音が響いてきた事で、目覚めてしまった理由が熱い日差しでは無いと理解したけど、その30秒後にトイレへ駆け込むほどの酷さとは思いもしなかった。
風邪の症状が治まっていたおかげで二重苦とならずに済んだけれど、昨日は別の症状で身動きが取れないまま、頻繁に襲ってくる腹痛へ耐えながら腸内で巻き起こる嵐の過ぎ去る時を待っていた。

ようやっと腹痛の波が緩んできたかと思えば、室温が30度を超える暑さとなっており、大学の同窓生から廃品パーツを寄せ集めて作ったリユースPCへ負担を掛けられず、PCの電源を落とさざる終えなかった。
窓を全開にして換気を試みたけど、あまり良い風が吹いてなかったらしく室温が下がらなくて、殆どPCを動かせないまま時間が過ぎていった。
小説を書き始める16時になっても依然として室温が高かったけれど、時間も惜しいので扇風機で冷却効率を上げながら執筆作業へ取り掛かった。
今回はPCを起動できない時間も多かった事もあり、比較的スムーズに筆が進んでくれたけれど、ここ数回に分量が少なめだった事に加えて区切りも悪かったため、夕食時まで執筆へ没頭していた。

修理費は 安くないけど 悪くない2012年06月11日 21時50分57秒

今朝に愛用している携帯を修理に出していたウィルコムストアから連絡が入って、修理の見積もりは約2万円と予想通りの金額だった事もあり、その場で全て不具合を直してもらえるよう依頼しておいた。
出費としては決して安くないのだけど、長文入力に耐えられる端末を探せばスマートフォンとなる現状では、機種変更すれば通話料が月に5千円も跳ね上がる。
それに機種変更すれば端末の購入費用も関わるわけで、結局は修理代の2万円を支払って現状維持へ努めた方が、貧乏人としては得な選択となる。

他の選択肢としてはウィルコムにWiFiルータとして使える端末があるので、無線LANが搭載された機器をモバイル端末として活用する手段も考えた。
こちらは料金プランが3千円で固定料金となっており、端末の可用範囲が拡張されるメリットと釣り合いの取れた負担で収まる。
問題点は通勤電車の中で立ったまま使えるような端末を見つけだす苦労にあって、現状の最有力候補はAndroidウォークマンだけど、システム面で不安定との報告もあったりと不安要素も多い。

どちらにしても早急に手を打てる状態でもないわけで、現状維持という楽な選択肢を取りながら、ウィルコムに限らず実用性のある端末の登場を待ちこがれるしかない。
希望の光は殆ど見えない状況という認識が正直な意見だけど、思うところも幾つか在る現状では姑息な手段であったとしても、愛用機の延命をはかりながら時代の先を見たいと思っている。

一行で 広がる不安 恐ろしや2012年06月12日 22時05分44秒

現行の本命案件がコンプガチャの問題でサービス停止が決定したけれど、その代わりとなる新規案件の方で契約が継続される運びとなって安堵したのは先週の話だった。
今日になって具体的なシステム構成や製作期間についての話をG社長が聞いてきて、来週から2週間で試作品を完成させる事が第一関門として設定された。

システム面に関しては大きな不安を覚えるような内容ではなくて、むしろ簡単すぎて拍子抜けしたような側面さえ感じるほどの構成だった。
それよりも問題となるのは開発において、とあるフレームワークを使用しなければならないのだけど、開発前の準備として概要を見て回ってみれば怪しげな雰囲気が漂っていた。
先方の指示なので受注している側は使わざる終えないのだけど、まだ公開されて歴史の浅いフレームワークのようで資料も少なく、正常に稼働してくれるのか不安で仕方ない。

何よりも胡散臭いと感じる部分はフレームワークの公式サイトの概要解説において、「理想を目指した」なんて一文が刻まれていた事だ。
一般的に理想なんて個人がそれぞれに持っている物であって、万人が共有できる理想像が存在しないと思っている俺にとっては、何を目指して開発されたフレームワークなのかと不安しか感じない。

言葉通りに解釈していくと、開発者にとって最高に扱いやすい開発環境を目指していると推測されて、俺のような古風なプログラマとの相性が良い可能性は極めて低い。
俺の視点から見れば、今回の開発においてフレームワークを使用する事自体がナンセンスだと思うわけで、どう考えても邪魔だ何だと文句を垂れる日々が訪れそうな予感しかしない。
明日のメンテ後から少しずつ扱う事になるフレームワークを調べてみる予定だけど、難解な構成となっていない事を切に願うばかりだ。

肩凝りが 悪化しすぎて 寝付けない・・・2012年06月13日 22時45分41秒

今週へ入ってから肩凝りの痛みに邪魔されて寝付けない日が続いていて、たださえ重傷な寝不足が悪化してしまい、寝起きで寝床のあるロフトから降りる際に恐怖を感じる場面も多い。
肩凝りの原因は修理へ出した携帯の代替機に慣れておらず、入力中に腕を持ち上げっぱなしにしている影響だと推測している。

代替機は修理へ出した愛用機の前に使っていた経験もある機種なのに、癖が強いキーボードを装備しているのでうまくなじめていないらしい。
ブラインドタッチもできるようになってきたけど、特定のキーだけが奇妙な場所へ配置されている上に、頻繁に使用するにで細々とチェックを繰り返す羽目となっている。
そのチェックのために端末を持ち上げっぱなしにして、その姿勢が肩凝りを悪化させているのだと考えられる。

昨日の帰り道から端末を意識的に下ろしていて、その成果としてマッサージの効果を実感できるまでの所要時間が短縮されて、痛みも軽減したなどの効果も見え始めている。
月曜の夜はロフトへ上がる時点で既に肩凝りの痛みが感じていて、横へなった所から急激に痛みが酷くなって寝付けなくなっていた。
火曜の夜は痛みも感じずに布団へ入ったのに、枕へ頭を預けた辺りから違和感が湧き出してきて、寝付けないままに今朝を迎えていた。

今日こそはすんなりと寝付けてほしいのだけど、より確実に寝付くために就寝前のストレッチやマッサージを怠けず、悪化の一途を辿る寝不足へ待ったを掛けたい。

修理から 戻ってきたと 知らされて2012年06月14日 22時53分30秒

今日の昼過ぎ、滅多に鳴る機会のない携帯へ着信が入って、修理へ出していた愛用機が帰ってきたとの連絡ではないかと予想しながら通話してみると、見事に期待通りの発言が聞かれたので狂喜乱舞したい気分だった。
電話口で直ぐに引き取りへ行くと宣言しそうになったけれど、代替機の充電器を自宅へ置き去りにしている事実へ気付いてしまい、急上昇していたテンションが一気に冷えて悶々とした気分へと早変わりしてくれた。

修理品の引き取りは開店中なら何時でも良いというので、明日の朝一番にも回収しに行ってこようと考えていたのに、代替機の説明書などが詰め込まれたバッグを会社へ置いてきてしまった。
状況としては使わない説明書などが会社にあって、充電器だけが自宅で鎮座している格好となっており、明日は出社してから愛用機の引き取りへ行くという面倒を被る羽目となった。
元々は自分が持ち帰り忘れた事が原因なので自業自得だけど、一日も早く戻ってきてほしいと願いながら引き取りへいけない事が悔しかった。

実は今朝の起床直後に「早ければ今日にでも修理から戻ってくるかも知れない」と考えて、充電器を鞄の中へ忍ばせて持ち歩こうと考えていた。
ただの予感であっても信じたとして害悪のある内容でもないので、充電器を通勤用の鞄へ入れておこうとか考えていたのに、結局はトイレへ行っている間に充電器の事を忘れていた。
あの時に思い立ったが吉日とトイレよりも荷造りを優先していれば、今頃は代替機ではなく入院から戻った愛用機でブログの記事を書いていた事となり、予感を活かせなかった事が本当に悔しい。

実感が 湧かないままに 数時間2012年06月15日 23時25分49秒

昨日に修理へ出していた愛用機が戻ってきたとの連絡を受けて、今朝に引き取りへ行く予定へ行く予定だったけど、代替機の説明書などq尾拾うために出社したら出るタイミングを逸してしまった。
そのため1秒でも早く引き取りへ行きたいと言いながら、会社を出たのは昼過ぎの14時となってしまい、日差しの熱さに汗を滲ませながらウィルコムプラザへ向かった。

修理へ出す時と違ってベテランな店員が付いてくれたので、SIMカードやmicroSDの挿入で手間取らずスムーズに行われて、通話テストや修正個所の確認も含めて10分と掛からなかった。
戻ってきた愛用機を手にした瞬間はもっと感動するかと思ったけど、風邪による発熱で具合が悪かった事もあって、レシートを受け取るような軽さで引き取っていた。
会社へ戻る途中も鞄へ押し込んだままだったし、愛用機が戻ってきたという実感が湧かなくて、悪化する一方の体調にばかり気が行っていた。

会社へ戻る途中の道すがら、出勤時間帯と違って目に付く老人の多さに面倒くささを感じていると、前方20m先から向かってくる白髪の男性を見た瞬間に、頭の中で「転ぶな」と直感していた。
体格はビール腹の小太りといった具合で腰も曲がっていなければ、足腰を含めて健康そうな見た目だけど、急いでいるのか歩調を無理に広げた感じの小走りとなっている。
一見すると問題無く歩いているように映るのだけど、頭の中では依然として「あれは転ぶ」と警鐘が鳴り続けて、距離的に助けへ入れるかを計算するも瞬時に無理だと断定されていた。

件の男性が3歩目を踏み出そうとした瞬間に、脚をもつれさせて重心が大きく前へ傾いてから、体勢を立て直そうと3歩だけ粘った後、ヘッドスライディングをしているような姿勢で転倒していた。
俺はこの一連の悲劇を視界へ収めながら、以前にみた事のあるハプニングビデオを再生しているような感覚を覚えていた。
どのように転ぶのかまで想定していたのだと思われて、その通りに事が運んだからこその感覚だったのだろう。

そんな事件を通り越して会社へ戻ると、印象深い出来事は間に挟まった影響で携帯の事を忘れかけていて、定時になってアラームが発動した所でようやっと愛用機が戻った事を実感した。

ゆるゆると 無駄な時間を 過ごしたり2012年06月16日 18時58分33秒

今日は午前中に契約アンペアを下げるための電気工事と、代金引換の郵便物が届く予定となっており、早めに起床したい事情があったのに思い切り寝坊してしまった。
電気工事の方が朝一番に来てくれたのだけど、連絡先へ指定していた携帯がマナーモードだったために着信へ気付かず、玄関先で父親が対応している声で目覚めるという醜態を晒した。
電気工事はブレーカーを交換するだけで、途中に15分ほど停電する時間があったけど、疫病神が寝たままだったおかげでトラブルもなく終わってくれた。

寝坊の原因は夜更かしで、昨夜の就寝前にPSO2のプレオープンβについて色々と動き回っていて、気付いてみれば深夜2時を過ぎてしまっていた。
そんな状態で平常通りの時間に起床できるはずもなく、今朝の寝坊という醜態へと繋がった次第だ。

代引きの配達も早々に来てくれたなら嬉しかったのだけど、思い通りに事が運んでくれるほど優しい世の中ではないらしく、11時過ぎになってようやっと届けられた。

今日はToda氏の都合により昼食会が中止されているため、何に縛られるわけでもなく出掛けられるはずだったのだけど、空はあいにくの雨模様で出掛けられそうな雰囲気でもなかった。
そのため自室で悶々と過ごしていたけど、部屋に引き籠もっていると日頃の疲労が芽吹いて気怠くなってきて、転た寝を繰り返して時間を潰す格好となった。
昼も過ぎた14時になって、日曜の食料や生活雑貨を買い揃えるために出掛けて、霧雨に打たれて濡れた体を温めるために本屋で立ち読みをしたり、3時間ほど走り回ってから帰宅した。

夕暮れ時になって急な作業が入ってしまい、PSO2のプレオープンへ参加する時刻が遅れる機器に直面したけど、ギリギリのところで完了させて無事にログインできた。
現状は一通りにPSUのメンツと合流して、クエストを一通り遊び終わった後の休憩時間を使って、ブログの更新作業へ勤しんでいる。
プレオープンは昨日と今日の2日間なのだが、初日に前準備をしていなくて参加できない人が大勢いたらしく、その救済処置で本日のプレイ期間が2時間ほど延長されたので、今日はじっくりと遊べそうな雰囲気だ。

レバ刺しで 貧血回避 したけれど・・・2012年06月17日 22時22分21秒

我が家は1階と2階にそれぞれトイレがあって、全く同じ型番のウォシュレットを装備している。
俺は基本的に2階のウォシュレットを使わないようにしており、その理由というのが疫病神と呼んで嫌っている実姉にある。

何かの性感プレイなのか知らないが、疫病神は常にウォシュレットの水量を最大に変更して、そのまま元の値へ戻さずに放置してしまう。
2階のトイレは水道管の関係もあって水圧が高めで、その上に設定されている水量が最大値であるため、1階に比べると放出される水圧が3倍にも及ぶ。
その水量は弊害として汚水を大仰に飛び散らせるため、便座の裏やウォシュレットの前面が酷く汚れたり、無駄に電気代が掛かるといった問題が発生させる。

これだけでも改善されて然るべき問題点なのだが、俺に至っては水圧の強さに驚いた拍子に肛門が力んでしまい、その際に切れ痔を再発させるトラブルに見舞われる。
文字通りの流血事件へ発展するので、ウォシュレットの水量設定を変えるなと注意しているのだけど、自己中な疫病神が人の事を考えて行動を改めるはずがなく、現在に至るまで何度も切れ痔に悩まされている。

昨夜も寝惚け眼で2階のウォシュレットを使ってしまい、トイレへ入った時まで水圧設定を確認せねばと思っていたのに、いざという場面で記憶が飛んでいて被害に遭ってしまう。
そして、今朝になって腹の中がゴロゴロとうるさくて、トイレへ行ってみると大量の血液が垂れ流されて、昨夜のウォシュレットで再発した切れ痔が相当なダメージだった事を思い知らされる。
大量の失血による貧血状態で迎えた日曜は精神・体力とも辛くて、殆ど身動きの取れないまま時間ばかり過ぎていって、何か血液を増やす食材を食べなければ平日までダメージが残りそうな雰囲気だった。

貧血と言って真っ先に思い浮かぶ食材はレバー、つい先日にニュースでレバ刺し提供を禁止する規制が掛かると言っていたので、父親なら思い出したように仕入れていそうな気がした。
そして、レバーがあるかと聞いてみれば、即答で「ある」と言い出したので、昼間から血液生産のために生レバーなんぞ頬張ってました。

その効果もあって16時に貧血から脱したのだけど、必死になって執筆へ勤しんでみるも書き終わらなくて、中途半端な状態で掲載するのも面白くないので、今日は小説の連載を休載する事にしました。

疫病神のせいで貴重な日曜が無駄になった怒りをどうすれば良いのだろうか・・・

怠けたら 録画が消えて 涙目に・・・2012年06月18日 22時31分03秒

昨日の昼食でレバ刺しを食べた甲斐もあって、切れ痔による大量失血が原因の貧血からは回復したけど、失血した影響は今朝も少し残っている感じで気怠かった。
恐らくは夜通しに新しい血液を生成していたため、体力を回復させる余裕のないまま朝を迎えてしまい、疲労から来る気怠さを感じていたのだと推測される。

気怠さから派生する睡眠欲求を振り払ってロフトから下りて、PCの前へ座ってから恒例である巡回作業へ勤しんだ後、ブルーレイレコーダーを起動する。
それというのも5月分で見終わった録画を消し忘れて、録画に失敗しても不思議でない容量までHDDを埋めてしまい、冷や汗を流すという場面を経験したからだ。
容量が不足した原因の1つにメディアへダビングするつもりで、CM抜きなどの編集を行う時間が取れず、撮り溜めた状態で放置されているアニメが増えて事にある。
そんな状況を打破するため、少しずつでも編集作業を進めていこうと考えて、思い立ったが吉日と今朝から作業を始めようと考えた訳だ。

いざ作業を始めてみると、編集を開始したタイトルに食い違いは発生しており、録画日時を確認してみると2ヶ月分も間が空いていた。
頭の中に大量の疑問符が浮かぶ中で、何かの誤作動で分類が狂ったのではないかと調べていくと、そもそも分類フォルダの個数が足りないという事実へ気付いた。
しかも、足りない分類フォルダはいずれもダビング用に保存しておいたアニメばかりで、その状況へ気付いた瞬間に色々と答えが見えてきた。

録画へ失敗しても不思議でない容量までHDDを埋めた結果、新しい録画のために古い録画が自動的に削除されたらしい。
編集の際に邪魔だからとプロテクトを設定していなかったため、ダビング用に保存しておいた録画が真っ先に削除対象となったらしい。
この状況を理解した瞬間の脱力感は本当に涙が出そうだったけど、ブルーレイ版を購入する程でない気に入りだったのだからと、自分に言い聞かせて何とか諦めたけど、精神的なショックは小さくなかった。