風邪のため 独りを望む そんな夜2012年06月23日 20時18分50秒

今日の昼過ぎから急激に体調が悪化してきて、通院や昼食会といった用事を片付けて帰宅して以後、殆ど何もできないレベルのグロッキー状態へ陥っていた。
季節の変わり目で体調を崩しやすくと言っても、毎週の恒例行事のように週末で風邪を発症している現状を何とかしたい。
就寝時から朝方に掛けての気温変動が大きいと、暑くなったり寒くなったりの繰り返しで眠りが浅くなり、ただでさえ睡眠時間が足りていない状況も重なって、体調を安定させるだけの休眠を得られていないのだろう。

夕食の直前まで体調不良から横になっていて、飯ができたとの知らせを聞き取れない眠りの中にいた。
そこまで深く眠りへ落ちている意識がなかった事もあり、夕食時を過ぎている事実を知った時は軽く慌てたけれど、体調が悪さから父親の相手をしたくなくて、お呼びが再び掛かるまで自宅へ待機しようと考えた。
それから10分後、父親から呼び声へ反応してリビングへ行くと、予定通り父親の食事は既に終わって食器も片付けられていた。
そこで風邪を引いている旨を伝えて、移すかも知れないからと先に2階へ上がって構わないと告げるも、何故か居座る父親に苛立ちを覚えて、半ば追い出すような格好で独りの食卓を確保した。

食事を口にし始めると、予想以上に体が衰弱している様子が見えてきて、テレビの音さえ耳障りになって消したほどだった。
こんな状態で父親が自分勝手に話し掛けてきていたら、発狂する寸前までストレスを溜め込んでいた恐れがあって、強引にでも独りになっておいて良かったと思えた。