満開の 桜を想い 仰ぐ空2012年03月30日 22時14分43秒

朝のニュースで桜の開花時期に関する話が出始めて、靖国神社の標準木がどうなっているか中継されていた。
前の会社に努めていた頃、常駐していた客先から靖国神社までは徒歩15分くらいの距離だった。
その上に新人歓迎会を兼ねた花見を靖国神社で執り行っていた事もあり、桜の開花時期が近づくとボランティアで状態を報告していたりした。

今となっては懐かしいばかりの話だけど、靖国神社の桜は俺が転職する前年に雑な枝打ちの結果、見応えが7割ほど切り落とされて見苦しいと感じるレベルまで劣化した。
その時の印象が強すぎて、靖国神社の標準木が中継される度に寂しさがこみ上げてきて、懐かしさを感じても見に行こうという気は全く起こらなかった。
それどころか花見会場だった広場から桜が消え去り、何の変哲もない駐車場に成り下がっていても不思議がなくて、ネット上から確認する勇気さえなかった。

自宅近くの桜並木に関しても大型車を通すための枝打ちが行われて、一時は随分と見苦しい姿となっていたけど、だいぶ枝振りが戻ってきているから今年は見応えがありそうだ。
今朝に見てきた感じだと蕾が出始めているけど、今年は突風が吹き荒れる日が多くなっているので、開花と同時に吹き飛ばされそうな予感もあって、週末に晴れが巡ってくる事を願いながら見上げていた。