危ないと 感じながらの 置き忘れ2012年02月10日 22時46分01秒

金曜の恒例行事となりつつあるトラブルに見舞われたけど、発生時刻が11時と早かったので余裕を持って対応できていた。
若干に昼食が慌ただしくなった以外の弊害もなく、定時の30分後に帰宅宣言が承認されたため、早々に会社を出られて浮かれ気分で駅へと向かっていた。

駅のホームへ到着してからブログの記事にするネタを考え始めた瞬間、血の気が引く感覚を伴った嫌な予感が湧き出してきた。
嫌な予感の発端はブログというキーワードから入力に使う携帯電話が連想されて、最後に会社で帰り支度を整えている際に「先に携帯を内ポケットへ入れないと、置き忘れそうな気がする」と感じた記憶へと繋がる。
そして、置き忘れる心配までしておきながら携帯電話を手にした記憶がなく、予感は既に確信へと進化を遂げていて、奇跡を信じるような気分で内ポケットを探ってみたけど、入れていない物が存在するわけもなかった。

俺の場合は電車の中で常に長文を打っている事情もあって、後日に回収するという選択肢が存在し得ない。
それに土曜の夕食は大学の同窓生であるToda氏と共にする予定があり、夕食会の開始時刻をメールで通達しなければならず、携帯を置き去りにする選択肢が選べない事情が普段より1つ多かった。
そんな事情もあって自分の愚かさに溜め息を漏らしつつ、駅のホームから会社まで取って返して携帯を回収してきたけど、2度目の駅へ向かう道に浮かれた気分など微塵も残っていなかった。

ここ最近は物忘れによる面倒を被る場面が非常に多くて、気を引き締めなければと思っていた矢先での出来事だけに、大きな精神的ダメージを負ってしまっている。

身支度を 始める頃に鳴る電話2012年02月11日 21時33分59秒

今日は近場に住んでいる同窓生を集めての宴会が予定されており、昼から出かけてきた。
宴会場はToda氏の自宅となっていて、近所のスーパーマーケットで買い出しをして、海鮮鍋を突きながら酒を飲んだりする予定で、こんな感じの宴会も2ヶ月おきくらいに開いている。

同窓生全体を集めての飲み会と違って、近くに住む酒の強い人間だけを集めているため、参加者が4人の小さな宴会であり、誰かしら持ち込むDVDの鑑賞会という一面もある。
今回は「博士と助手~細かすぎて伝わらないモノマネ選手権~」を見ていた。

宴会の参加者が固定されているため、基本的に全員が集まらない場合は延期となるのだが、最近は皆が忙しくて都合が合わない事の方が多くなっていた。
そうなると買い溜めされた日本酒が悪くなってしまうため、今回は仕事で参加できないメンバーが居る中での強行開催となった。
しかも、参加できなかった同窓生は休日出勤の上に、徹夜での作業が確定しているという状況らしくて、面倒な仕事に就いている同窓生を哀れみながら宴会を開いていた。

昼過ぎに出掛けようかと思い始めた時に、Toda氏から電話が掛かってきて出てみると、今し方に参加者Aから「今、起きた」との連絡が入ったとの報告だった。
参加者Aは少し移動に時間を要する所へ住んでいるため、集合時間を1時間ほど遅らせるとの通達を了承する。

単純に時間を遅らせるだけというのも面白くないので、俺とToda氏だけで宴会の買い出しで使った事のないスーパーマーケットを覗いてみる事にして、電話を受けた時点から30分後に現地集合と取り決めた。
俺の自宅から集合場所まで5分も掛からないため、再び椅子に座って動画を見ながら時間を潰して、着替え始めようかと立ち上がると同時に再び電話が鳴り始める。
嫌な予感を感じながら出てみると、やはり電話の主はToda氏であり、道中にあるゴミ処理場へ粗大ゴミを持ち込もうとしたが、本日は祝日扱いで閉まっていて、荷物を持ち帰る羽目となったと言い出した。

開催前に随分とトラブルが多い宴会だと呆れつつ、普段に使わないスーパーを一人で見回って、美味しいとの噂を聞いた揚げ物を幾つか購入して、本来の集合場所へと移動していった。
参加メンバーが集合した後は順調に事が進んでくれて、宴会の方もいつも通りの食っちゃ寝モードで進み、14時から21時まで延々と鍋を突きながらDVDを鑑賞していた。
ちなみに、見ていたDVDは「博士と助手~細かすぎて伝わらないモノマネ選手権~」の第2期Vol1~2で大いに笑わせてもらった。

[小説:闇に舞う者] part572012年02月12日 20時13分19秒

初めての方はこちらの記事からお読み下さい。
http://crimson-harberd.asablo.jp/blog/2010/09/20/5357805

ヴァンの全身からは煙が上がっており、首から下を覆っている鱗にはどれも細かい亀裂が入っていた。
その姿から防壁が完全に消えている事は疑う余地のない事実となっていた。
傷跡以外にも肩を上下させる荒い呼吸や、恐怖と怒りの入り混じった視線を向けてなど、各所にダメージの気配が滲み出していた。
大きなダメージを負っているにも関わらず、依然として心が折れていないのは、痛覚が遮断されている影響だろう。
「状況を理解したな。それでは愚者に引導を渡して終わらせるとしようか。」
ルワンが付け加えた言葉を聞くと同時に、ヴァンが怒りを前面に押し出しながら吠えた。
ルワンは床を滑るように前進して足下の死角へ入り込み、そこでヴァンの叫びが途切れた瞬間を迎える。
低い姿勢を起こしながらハルベルトを振り上げ、逆袈裟斬りの傷を刻み込む。
ハルベルトが振り抜かれ、ルワンが後ろへ飛び退いた瞬間、傷口に塗り込められた闘気が一斉に爆発を起こし、ヴァンの姿が深紅の輝きと爆音に飲み込まれた。

舞い上がった砂埃に視界を奪われながら、ルワンはハルベルトの変形を解除して棍へ戻すと、魔導力の回復へ神経を集中させる。
4度目の深呼吸を終える頃に砂埃が晴れてきて、ヴァンの人影が浮かび上がってくる。
立っているだけで精一杯な状態がシルエットからも伺える。
砂埃に浮かぶシルエットが色を持ち始めてると、鱗を全て剥されて闇を濃縮して作られたような醜悪な肉体が晒されていた。

放置しても自然と崩れ落ちそうな雰囲気を感じていると、唐突にヴァンが叫び始めた。
「ふざけるな。僕は人間を超えた存在へ生まれ変わった。人間なんかに負けるはずがない。そんな事があるはずがない。」
己の叫び声で漆黒の肉体が崩れ落ちていく事にも気付かず、大声を張り上げ続ける。
原形を僅かに保っている顔を怒りで染め上げて、落ち着いた態度で深呼吸を繰り返すルワンを睨み付ける。
「お前なんかが僕に楯突いて許される訳がない。消してやる。最強の魔法で跡形も残さず消してやるよ。」
そう叫びながら、今にも崩れ落ちそうな両腕を振るわせながら持ち上げ、ルワンに両手を向ける。

ヴァンの行動を見ながら、魔導力の回復へ努めていたルワンは首筋に熱した針が刺さったような感触を覚えた。
その熱い感触は過去に何度も経験のある錯覚で、危険が目の前まで迫っている時に発現する本能的な予見と呼ぶべき感覚だった。
ルワンはこの状況で何が起こり得るのかと考えるより先に、回復したばかりの僅かばかりの魔導力を使って防御態勢へ移行していた。
ルワンの防御態勢が整うのと同時に、大広間の空気を振るわせる圧力がヴァンから発せられた。
脈打つように繰り返される圧力の中で、ヴァンの方へ視線を向けると、突き出された両手の先に怪しく蠢く球体が生まれていた。
「これは大昔に大陸を焼け野原にした『魔界の貪欲なる炎』と呼ばれる最強の禁術さ。この魔法で跡形も残さず燃やしてあげるよ。」
ヴァンは魔導力を注ぎ込む度に肉体が色あせていっている事に気付かない様子で、勝ち誇った表情を浮かべいる。
痛覚が遮断されている影響で、自分が瀕死の状態だと理解できず、本能的に危機を感じる事さえできていない様子だった。

次へ
http://crimson-harberd.asablo.jp/blog/2012/02/26/6348987

寒くても たまの換気は 大事です2012年02月12日 20時33分08秒

宴会の席では暴食する流れが常となっているため、翌日は食事を細めにしておくのだけど、今回は残り物としてウズラ卵の串揚げとほうとうの麺を持ち帰っていたため、予定の2倍ほど食事量になってしまった。
1.5人前のほうとうだけでも満腹なのに串揚げまで加わった影響で、食後の胃袋に窮屈さを感じる始末で、何故に2食で分けなかったのかと呆れてしまう。

朝食と昼食を合わせた食事を11時に済ませて、14時頃に買い物へ出掛けるつもりで食休みを取っていたのだけど、満腹感から生じた眠気へ抗っていたら妙な疲労感に襲われる。
そのまま気怠いと言いながら怠惰な時間に溺れてしまい、気付けば小説の執筆へ取り掛かるべき時刻になっていた。
これ以上に怠けていられないと思い立って、重たい体と頭を必死に動かして執筆を始めてみたけど、1時間が経過して1行も書けない有様だった。

酷すぎる状況に絶望さえ感じながら、頭をスッキリさせようと締め切られていた窓を開けてみると、冷蔵庫を開けた時よりも冷たい風が吹き込んできた。
冬場に窓を開けているので当然の結果なのだが、その冷たい風を肺へ吸い込んでみると、頭の中を覆っていた霞が薄れていくように感じられた。
思い返してみれば、金曜の夜から部屋を閉め切って灯油ストーブを焚いていたので、空気が淀んで酸欠状態へ陥っている可能性が浮上してきた。

換気を終える頃に風邪を引いていそうな予感を覚えつつ、灯油ストーブの火を消して、窓を大きく開放してから執筆を再開させてみると、室温が低下するに従って文章が書けるようになってきた。
そのおかげで無事に今週の連載分を投稿できたのだけど、執筆が進み始めた最初の頃は頭が回っていなかったらしく、1行を読み返す毎に書き直す感じで四苦八苦させられた。

先週は執筆前にしっとりストーリーのアニメを見てしまい、戦闘シーンを執筆する気分に成れず、今週は酸欠で頭が回らずに苦労したわけだ。
先週の教訓から今週はアニメの視聴する順序へ気を遣ったのに、別の問題で足止めされるとか勘弁してほしい。

週明けに 不穏な風が 吹き抜ける2012年02月13日 23時08分37秒

今月に入ってから本番環境の方でデータベース障害が頻発していて、朧気に浮かび上がった原因への予防策も高じているが、思わしい成果が上がっていない状況にある。
データベース障害は俺の管轄から懸け離れた場所にあるため、基本的に傍観者という立場で状況を見守っているのだが、全く関係しないという訳にも行かない。

データベース障害に絡む追加作業は実質的にないのだけど、先方の担当者が障害対応で手一杯となると、提供されるべき資料が届かずに、作業時間が短くなって修羅場へと突入する事態へと繋がる。
最近に頻発している過酷な状況が正しく上記のパターンで、金曜の夜にもトラブルの気配が臭っていた事から考えて、今週も同じような修羅場を見そうな予感がしていた。

そんな不安の中で出勤して、メールを確認してみても何も届いていなくて、嫌な予感を大きく膨らませながら業務を開始する。
幸いにして、資料をまとめる時間が無かっただけで、開発は済んでいる様子が見えてきたので、先方からの報告を待たずに解析から作業を始めて、昼過ぎまでに粗方のシステムを組み上げた。
そして、テストを始めようかと思った所に不具合報告が入ってきたため、先方のテスト環境へアップロードできないまま放置となり、元の作業へ戻ってくるまで2時間も掛かっていた。

先方のテスト環境へのアップロードが終わるも、相変わらずトラブルの臭いが抜けきらないらしくて、明日にリリースする予定の機能テストが定時後に開始される格好となる。
そんな状況では大手を振って帰る訳にも行かず、テストが完了するまで待たされるだけの苦痛な残業を強いられて、ようやく帰宅が許される頃になると頭痛を感じるほど疲弊している。

朝一に 出勤するも 暇なだけ2012年02月14日 21時45分51秒

今日はバレンタイン司祭が処刑された日のはずだが、日本では何故か女性が意中の男性へチョコレートを送る風習が根付いている。
俺は人から好かれるようなタイプでもないし、ましてや甘い物が苦手という性質もあって、縁遠いというより関わりたくない部類のイベントの代表例と認識している。

ソーシャルゲームの開発へ携わっている身としては、一般的に知れ渡ったイベントを無視できるはずもなく、関わりたくなくても仕事を放棄できるはずもなかった。
携わっているゲームは水曜にアップデートを行っているのだけど、今回はバレンタインのイベントだからと前倒しとなって、火曜である今日にリリースされる事になっていた。

俺の担当するモバイル版は殆ど完成していた事もあり、昨夜は最終的なテスト結果を聞く前に帰宅を許されたのだけど、代わりに早めに出勤するように依頼されてしまった。
そのため、今朝は普段より1時間ほど早く出社して待機していたけど、文言の訂正くらいしか修正依頼が飛んでこなくて、基本的に暇を持て余すような状況となっていた。

俺の仕事は無かったのだけど、先方の社内では色々と慌ただしかったらしくて、メンテナンスの終了時刻が3時間も延期される結果となって、どんな問題があるのかも知らされず、昨夜と同様に落ち着かない時を過ごしていた。
結局のところ、何事もないままメンテナンスが明けて、公開後も際したる不具合も確認されないまま夕暮れを迎えて、出勤から30分間だけ慌ただしさを感じただけで、それ以外の時間は暇な時間に必死で堪えていただけだった。

手違いと 油断してたら 大事に・・・2012年02月15日 21時08分33秒

今日は重要度の高い作業を抱えていなかったので、場合によっては暇を持て余す事になりそうだと思いながら出勤して、新しい不具合報告が上がっていないか見て回っていた。
すると、前々回のアップデートで修正した不具合に関して、再発を臭わせる報告が上がっていて、何かの手違いだろうと欠伸をしながら読み進めていた。
報告の中にデータベースから抽出した情報が添付されており、気の利いた対応に感心しながら見てみると、俺の想定から程遠い値が見えたから驚いた。

驚くと同時に冷たい汗が滑る落ちる感触に身震いしながら、背筋を伸ばして本気モードへ突入した。
想定外だった値は不正値ではなく、データが発生した過程が予想と違っていただけで、同じ機能の別パターンで似たような不具合が発生していただけの話だ。
似て非なる機能だけにテストから漏れたのだろうと考えながら、調査を更に進めていくと、テスト漏れではなく不具合を修正する際に必要な行を消してしまうミスが発覚する。
つまり、不具合を修正した際にバグを仕組んでしまった事を意味して、何をやっているのかと呆れるばかりだった。

修正作業は消してしまった1行を付け加えただけで、早々に先方のテスト環境へ適用してテスト依頼を出したのに、客先の社内では重要度が低めとなっているらしく、何時まで経ってもテスト結果が届かず苛々させられた。
俺がテスト依頼から1時間後のようやっと動き始めて、不具合の内容と再現方法を伝えると、ここで始めて先方の重要度が書き換わったらしく、一気に慌ただしさが感じられるようになった。

不具合の発生している機能は、昨日からスタートしたイベントでも使用するため、今日の内に本番環境へ適用される運びとなって、「不具合の解消が確認されました」と報告を受けるまで緊張しっぱなしだった。
それにしても、比較的発症しやすい不具合なのに、2週間も放置されていた事実に驚きを隠せない。

雪が降り 帰宅の足を 早めます2012年02月16日 20時38分59秒

昨日から比べて最高気温が6度も下がると聞いていて、夜に掛けて雪が降る場所もあるとの事で、早めに帰宅しようと心に決めていた。

仕事の方は再現できない障害への対応策を講じていて、本来ならば起こり得ないという先入観を捨て去り、不具合を引き起こしそうなパターンを幾つも捻り出していた。
ブログで連載している小説は投稿前に必ず読み返しているのに、それでも誤字や脱字が頻繁に発生している事から分かるように、先入観を捨て去る技術を未だに拾得できていない。
しかも、今回に修正する不具合は特定のユーザーから報告されるのみで、その他のユーザーは普通に使っているため、システム側の障害というよりも使われた携帯電話のバグという可能性が極めて高い。

そんな事情もあって、折角に捻り出したパターンへの対応策を講じても、その修正が活きる場面があるのかどうかも不明だったりする。
意味があるのかも分からない作業に対して、十分なモチベーションを保てるほど出来る人間ではないので、頻繁に集中力を乱てしまい、普段より息抜きの回数が増えていた。
しかも、修正対象となる部分が広い範囲へ影響する事もあり、テストに掛かる手間が軽く泣きたくなるほどに多くて、色々な意味で辛い一日だった。

疲労もあるので早々に帰宅しようと動き始めたのだけど、会社を出た時点で既に雪が舞い始めていて、何やら嫌な予感がしてならない。
前回に雪が降った時は会社周辺が霙混じりの雨だったのに、地元へ到着すると既に積雪量が20mを越えている有様で、自転車での通勤を諦めてバスでの帰宅を強いられた。
今回は会社を出た時点で立派な雪が舞っており、地元が前回よりも更に酷い状況となっていそうな予感もあるけど、車窓から見る限りでは雪が積もっている様子は見受けられない。

このまま何事もなく帰宅できればよいのだけど、前回の惨状が頭に焼き付いているらしく、不安の種が潰してもなお発芽してしまう。
そんな心境で電車を降りてみると、雪は降っていたけど会社周辺と大差なくて、自転車の走行に全く支障を来さないレベルで済んでおり、心配はただの杞憂に終わってくれた。

来週は 頭の痛い 作業かな2012年02月17日 22時52分07秒

次回のアップデートにおいて、週1回のペースで開催されているイベントの改変が予定されている。
そのため今週は忙しくなりそうだと身構えていたけど、どう改変するか固まっていないらしくて、再来週のリリースを目標に開発していくスケジュールとなった。

慌ただしく作業せずに済むスケジュールは有り難いのだけど、先方がどのような改変を行うのか決めるまで、俺は待つ事しかできない。
そうなると時間が有り余ってしまうわけで、昨日のように再現すらできない不具合報告へ対応しかやる事がない。

昨日の記事でも触れているけど、一部の携帯端末での発生する不具合が存在して、殆どがブラウザの戻るボタンを乱用した影響だったり、端末の抱える不具合だったりする。
つまり、元よりお手上げというパターンが存在していて、対応策を講じる意味も見いだせない事が非常に多い。
その上に様々な先入観を排除した上で、机上の空論を元にした対応策を講じていくしかなくて、精神的にも苦痛を伴う作業となる。
その上に通常の不具合と違って現象を再現できないので、対応が成功しているのか確認する術が存在せず、達成感を微塵も味わえないというオマケが付いてくる。

来週の作業を考えては憂鬱な気分になりながら、特に居残る理由もないので早めに会社を出てきたけど、今日も霙が降る寒い帰り道となっている。
それでも金曜の夜に行く寄り道は欠かさなくて、頭に霙を積もらせながら歩き回っていた。
鞄の中に折り畳み傘もあるのだけど、電車へ乗る際に邪魔な荷物となってしまうので、自宅の最寄り駅へ到着するまで出さないつもりでいた。

若干の無理があったと感じなくもないけれど、電車の暖房で半乾きになる程度で済んでいるので、風邪を引くほどの体を冷やさずに済んでいる。
もっとも本当に冷えるのは電車を降りた後、Toda氏との夕食会へ向かう道中だったりするから、明日に風邪で体調が悪いと泣き言を言っているかも知れない。

午後になり 風邪で頭が 回らない2012年02月18日 20時07分02秒

朝から風邪気味らしくて頭の回転率が悪かった。
通院の予定があるからと夜更かしした割に早めの起床したのに、平日と同じ調子でPCと向かい合って1時間もまったりと過ごしていた。
通院のため早めに起床したのだと思い出して、何をやっているのかと呆れながら更に10分を浪費してから、妙に落ち着いた気分で朝食の準備へ取り掛かった。

俺が通院している耳鼻科は小児患者が多いため、診察券を出す時刻が遅れるほどに待ち時間が長くなる傾向がある。
昼に予定がないのであれば、待合室で本を読む時間が延びる程度の話で済むのだけど、Toda氏との昼食会が控えていることを考えると、1時間以上の出遅れは大問題だったりする。
そういった事情を思い出せないまま、のんびり朝食と身支度を済ませて、財布と診察券を持った事を3回も確認してから家を出た

玄関を開けて外へ出ると、自転車を薙ぎ倒す勢いで北風が吹いて、寒さと強風の影響で病院まで時間が掛かりそうだと、軽く憂鬱な気分を感じた瞬間に、出遅れが大問題を引き起こす危険性を思い出した。
時計を見てみれば、本来なら診察券を出している時刻を軽く1時間も過ぎており、寒さで引きつった顔を更に歪めながら必死に自転車を走らせた。
それでも頑張ってみても北風に押し戻されるため、思うようにスピードへ乗れないまま体力ばかり奪われて、病院までの所要時間を平常時と同じくするために、2倍の体力を使った気分だった。

冬にも関わらず額に汗を浮かべながら診察券を提出すると、待合室だけでも小児患者が4人ほど控えている状況だった。
場合によっては昼食会へ遅刻すると宣言すべきかと考えたけど、これ以上に遅れては危ないという瀬戸際で診察室へ呼ばれて、危ういながらも予定通りに昼食会を始められた。

しかし、昼食会の途中から急激に風邪と思われる症状が強まって、強烈な眠気へ襲われているのに、微妙な所で睡眠欲から意識が逸れて寝付けなかった。
某ニコアプリで開催中の陣取り合戦イベントが気になるからなのだけど、今日の所は体調が思わしくない事もあって、普段なら作戦のまとめ役として動くのだけど、決定に従う動くだけの戦闘員となっている。

体調不良で頭が回らないという理由もあるけど、今回のチームは作戦に意見を出してくれる人が少なくて、まとめの対象となる材料さえ揃わない状況に疲れた感もある。
それに加えて、毎回に入れ替えられるチーム編成において、均等に配分されているはずの火力に偏りがあるように思えて、システムの不備に気力が萎えてしまった部分もある。