雪が降り 帰宅の足を 早めます2012年02月16日 20時38分59秒

昨日から比べて最高気温が6度も下がると聞いていて、夜に掛けて雪が降る場所もあるとの事で、早めに帰宅しようと心に決めていた。

仕事の方は再現できない障害への対応策を講じていて、本来ならば起こり得ないという先入観を捨て去り、不具合を引き起こしそうなパターンを幾つも捻り出していた。
ブログで連載している小説は投稿前に必ず読み返しているのに、それでも誤字や脱字が頻繁に発生している事から分かるように、先入観を捨て去る技術を未だに拾得できていない。
しかも、今回に修正する不具合は特定のユーザーから報告されるのみで、その他のユーザーは普通に使っているため、システム側の障害というよりも使われた携帯電話のバグという可能性が極めて高い。

そんな事情もあって、折角に捻り出したパターンへの対応策を講じても、その修正が活きる場面があるのかどうかも不明だったりする。
意味があるのかも分からない作業に対して、十分なモチベーションを保てるほど出来る人間ではないので、頻繁に集中力を乱てしまい、普段より息抜きの回数が増えていた。
しかも、修正対象となる部分が広い範囲へ影響する事もあり、テストに掛かる手間が軽く泣きたくなるほどに多くて、色々な意味で辛い一日だった。

疲労もあるので早々に帰宅しようと動き始めたのだけど、会社を出た時点で既に雪が舞い始めていて、何やら嫌な予感がしてならない。
前回に雪が降った時は会社周辺が霙混じりの雨だったのに、地元へ到着すると既に積雪量が20mを越えている有様で、自転車での通勤を諦めてバスでの帰宅を強いられた。
今回は会社を出た時点で立派な雪が舞っており、地元が前回よりも更に酷い状況となっていそうな予感もあるけど、車窓から見る限りでは雪が積もっている様子は見受けられない。

このまま何事もなく帰宅できればよいのだけど、前回の惨状が頭に焼き付いているらしく、不安の種が潰してもなお発芽してしまう。
そんな心境で電車を降りてみると、雪は降っていたけど会社周辺と大差なくて、自転車の走行に全く支障を来さないレベルで済んでおり、心配はただの杞憂に終わってくれた。