勝ちなのに 何故に不安が 消えないの?2012年01月19日 22時07分01秒

半裸のサンタ
今日は昨日よりも更に静かな時間が流れていて、また定時を過ぎてから急に慌ただしくなるのではないかと、心配しながら過ごしていたのに何事もおこらず終わっていた。
帰宅宣言をチャットへ書き込んでも反応がなかったし、何事もなかったと言うより動いていなかった雰囲気の方が濃厚で、明日のアップデートで何かトラブルが起きそうな不安に駆られている。

そんな不安の中で時間を持て余している今日この頃、年末に心臓が痛いと言いながら参加した陣取り合戦イベントの第3回が開幕している。
今回も当然のように参加しているのだけど、チーム分けがランダム性なので運気のない俺が希望する青チームへ入れるか心配していた。
ランダム性であるため前回のチームメイトと別れる可能性もあるけど、それでも馴染みのある青チームになりたいと切望して止まなかった。
そして迎えたチーム分け抽選の瞬間、祈るような心境で結果を確認すると赤チームへ振り分けられており、イベントが始まってばかりで絶望感に打ちひしがれていた。

希望通りのチームカラーでないにしても、それを理由に手抜きしていたら新しいチームメイトに失礼なので、前回と同様に運営サイドが用意した作戦会議場で軽い挨拶をして、その後は雰囲気次第で沈黙も考えていた。
テンションはやや低めに眺めていると、俺と同じように「前回が青チームだったけど、今回は赤チームになった」と挨拶する人がかなり目に付いた。
そんな仲間を見つける度に嬉しくなっていると「半裸さんがいると聞いて・・・」とのメッセージが投稿されて、一気にテンションが上がってきた。

前回の作戦会場で他勢力の工作員と間違われた際に、名無しのまま発言していた事が原因と考えて、その時に使っていたアバターの格好を元に「半裸のサンタ」と名乗っていた。
そして、頻繁に顔を出しながら意見の取りまとめ役と動く中で、チームメイトから「半裸さん」と呼ばれるようになっていて、先に紹介した書き込みは俺宛のメッセージとなる。
「ここで奮わずして何とする」と勢いづいてきたので、今回も赤チームながら精一杯に頑張っていこうという気分になった。

そんなこんなで意気込んでいたのだけど、何やら切迫した雰囲気のないまま初日は1位になっていて、2日目の今日も防衛のつもりで身構えていたのに、何処とも争うことも半日が経過した時点で1位をキープしている。
全部で7日間ほどある長期戦でみると、序盤で勝ち続けるとというのも問題があって、勝っているはずなのに追い詰められている気がしてならない。
それこそ仕事で不具合報告が出ない事へ不安を感じるのと同じで、仕事でも遊びでも得体の知れない恐怖に苛まれている。