「そら、急げ」 ランチメニューを 食べるため2012年01月09日 19時54分36秒

今日は朝9時頃に起床して、昨日に中断した小説を書き上げて、その後にFlashゲームの改修へ取り掛かる予定だったのに、寝起きに失敗して10時過ぎまで布団の中で過ごしてしまった。
徹夜の影響で陥っている低血圧モードは回復する傾向になっても、体を動かしている時に正常値へ戻りやすいだけで、寝起きの血圧は低めのままなのかも知れない。

目覚めた直後に血圧を測ってみたい所だけど、現状は指の感触で血圧を判断している状態なので、寝惚け眼ではただでさえ曖昧な測定に大きな誤差が混じりそうだし、何より寝起きで血圧の事を思い出せる気がしない。
寝起きに血圧チェックを滞りなく行えるようになれば、その時点で本来の血圧へ戻ってきたと判断しても良さそうに思える。

そんな調子で寝起きに失敗してしまい、寝惚け眼を擦りながら薬を服用するために朝食を食べてから自室へ戻ると、携帯の着信ランプが点灯して発信者を確認するとToda氏の名前が見えた。
履歴を確認した所で土曜の昼食会での記憶が蘇ってきて、Toda氏が今日の昼食にカレー屋へ行きたいと言い出して、付き合ってやる話になっていた事を思い出した。
連休最終日の今日は水曜に控えたアップデートへ向けて、休日に作業をする可能性が有った事から当日に予定を決めると言っておいたので、この着信が何を意味しているのか容易く想像できた。

そんなわけで昼食の予定を決めようとToda氏と連絡を取ったのだけど、朝食が遅かった事もあって14時頃を希望して、仕事の呼び出しもないからと体を動かす為に散髪へ出掛けようとした。
しかし、大雑把な予定が決まった所でG社長から連絡が入って、2点ほど修正をお願いされてしまう。
大した内容でもなかったので早々と終わらせたけど、床屋の混雑具合によっては遅刻しそうな時間になっていたので、昼食後に床屋へ行く予定に切り替える事にした。

特に影響しないと思いながら予定変更をToda氏に通達すると、彼も床屋へ行こうかどうしようかと言い出した。
俺は1千円のカットだけしてくれる駅に良くある床屋へ行くのだけど、片道5kmほど自転車で走る必要があるため、Toda氏が付いてくると言い出すケースは非常に希だった。
俺は通勤で毎日4kmほど走っているので苦としないけど、Toda氏は自宅から会社まで1kmもないので基本的に体力がなくて、片道5kmは楽な距離とは言えない。
それ故に珍しい提案もあるものだと感心しながら、即席で待ち合わせ場所を決めて、連れ立って散髪へ向かった。

Toda氏を気遣ってのスローペースで走行した影響で、俺だけなら片道15分と掛からない道程が1時間ほど掛かったらしく、2人の散髪が終わると14時半を過ぎていた。
この時点になって、Toda氏からカレー屋のランチが15時までという事実が知らされて、ランチメニューが頼める時間までに到着できるよう頑張ろうという流れになる。
行きはToda氏のペースに合わせていたのに対して、帰りは俺がペースメーカーの役割を担いながら引っ張るように走って、目標だった15時ジャストに入店という結果を残す。

スタートした直後にToda氏の背中を押しながら加速して、俺のペースで走らせようと頑張ってみたのだけど、低血圧モードに陥るほど弱った心臓には負担が大きすぎたらしく、1度の加速で息が上がってしまう有様だった。
しかも、Toda氏の口から「怖い」なんて発言が漏れたので、本人に頑張ってもらう他にないと言いながら、勘だけでペース配分をしながら走行していった。

入店した時に店員から「特別だよ」と言われるも、無事にインド人の作る本格カレーをランチメニューで頂けて大満足だった。

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