相方の 不在が招く この気分2011年11月05日 19時47分28秒

Toda氏の風邪は今日になっても尾を引いているらしく、昨日の夕食会に続いて今日の昼食会も中止となった。
昨夜に関しては趣味の買い物を楽しみすぎて時間も忘れてしまい、時間切れと歩き疲れた事から殆どの選択肢を潰す結果を招いて、悩んでいた時間が全て無駄になったと呆れていた。
そんな記憶も消えない内に再び食事の選択肢が突き付けられて、今度こそは栄養バランスの取れる食事を優先しようと思い、普段は2人で出掛けている食事処へ単身で乗り込んできた。

Toda氏との食事会で行き付けにしている食事処は、常連となってからもう4年ほど経過しているはずなのだが、単身で乗り込むという経験が今までになかったので、妙に新鮮な気分を感じながらの入店となった。
過去にもToda氏の事情で昼食会が中止となった事はあるけど、気分と勢いだけで遠出をするか、外出そのものが面倒に感じて引き籠もるかのどちらかで、単身で食事処へ行こうと考える場面がなかった。
食事処は栄養バランスの取れた美味しいメニューがあるけど、それ相応の料金設定となっているので、食事会の場所代が含まれていると思えないと、貧乏性な俺は値段で尻込みをしてしまうという理由もあった。

そんな事情もあって、初めて単身で食事処へ行くという経験をしてきたのだけど、馴染みのあるはず店内が何処か別世界のように感じられて、微妙に落ち着かない気分を味わっていた。
店が混雑してくると1人で席を占有している事が申し訳なくて、早く食べ終えて店を出るべきでないかと焦ったりするし、煙草を吸う客が近くへ来ないかと冷や汗を流したりと、周囲の客が気になって仕方なかった。
落ち着かない気分だった事もあって、注意しているつもりでも咀嚼回数が減って早飯となってしまい、食後20分ほどに胃袋が苦しくて動けなかったりと、慣れない事をするものではないと呆れる結果となっていた。

食後に明日の食料を調達するための買い出しへ行くも、昼食で微妙な気分を味わったせいか食べたい物が見付からず、空の買い物カゴを携えて20分ほど店内を徘徊していた。
不審者に見られても不思議のない状態に苦笑しつつ、当たり障りのなさそうなパンを購入してきたけど、帰宅途中に先週も同じ物を買っていた事を思い出して、高笑いでもしながら疾走したい気分になっていた。
高笑いはさすがに通報されてしまいそうなので、自転車を最高速度まで加速させる気晴らしだけで済ませてきた。

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