今はただ 慣性だけを 目標に2011年10月19日 23時26分09秒

時間の猶予が順調に削られていく今日この頃、溜め込んだ疲労が妙な方向性を持った影響を及ぼしているらしく、G社長やT社員につられて下ネタを口走るなど奇行が目立ち始めている。
普段なら下ネタを含んだ会話は興味がないと聞き流すのだが、瞬間的な判断力を欠けている現状にあるため、有益さを判別のできないまま聞いてしまって、思考が浸食されて普段ならしない発言が飛び出している。

全ての発言を無視するという手っ取り早い対策もあるが、俺の作成したシステムの修正やテストを蛇行してもらっており、聞いておくべき話もちらほらと存在するため、言葉を拾わず作業にのみ没頭し続ける訳にも行かない。
俺の仕事はとにかく開発を進めることで、細々として不具合の修正はG社長が肩代わりしている事から、T社員がバグを見つけたとしても、手を止めず作業を続けるよう言われるけど、気になってしまうのだから仕方ない。
不具合やバグを臭わせる発言が聞こえる度に、精神的ダメージを負っている現状から考えれば、ストレスとなる情報を耳に入れない選択も必要だけど、開発者としての本能の方が先にたってしまう。

仕事の方は相変わらずの調子でしか進まないのだが、来月末にはオープンしたいとの要望が出ていて、テスト期間を考慮すれば今月中にシステムを完成させる必要があり、大きな重圧を感じながらの作業となった。
ひとまず重要性の高い銭湯部分を完成させようと奮闘していて、今日までに一応の完成を見たはずなのだが、テストすべき項目が大量にあるので達成感より不安の方が強く感じられる。
本来なら不安がなくなるくらいまでテストを繰り返すのだけど、現状は完成させることが最優先とされる状況なので、現状のまま塵肺を置き去りにして次の開発へと移らざる終えない。

開発者のプライドとして不具合を出したくないと思うのだけど、納期を守れない事は社会人としてのプライドへ関わるため、恥と涙を飲み下して先へ進むしかない。