バグが出て 足止めされて 終わらずに2011年10月07日 22時26分43秒

今日中に終わると思っていた作業が終わらなくて、スッキリしない気分を抱えながらの帰宅となっている。
予定通りに作業が進まなかった理由は、G社長が今日に依頼主との打ち合わせの予定があって、今後の開発方針を話し合う資料作りのためにシステムを触っていた過程で、幾つかバグを見付けてくれた事に起因する。

今回の開発は他社が作ったシステムの再構成から始まっており、元となるプログラムはソースコードの書き方から既に稚拙さが目立って、依頼主に「あの会社での完成は諦める」とまで言わせた代物である。
最初から多くの不具合を抱えている超が幾重にも付くような問題児を、俺が一人で再構成するという険しい道のりを歩んでいる上に、先月は時間の追われて作業していたので、テストを必要最低限にしか行っていなかった。
それ故に多くのバグを抱えているだろうと覚悟していたけれど、運の悪いことにG社長が初期段階で再構成した箇所を触っていて、苦笑も濁るような不具合の数々に悪戦苦闘していた次第だ。
それでも今日に発見された不具合は数こそ多かったけれど、原因の殆どが方針転換に伴う再修正の際に、一部のコードを書き換え忘れたりコピーミスをしていたりと、単純なミスが多かったのでマシな方だった。

今日中に終わらせたいと考えていた部分にも遅れの原因があって、参考にすべき他社のプログラムに不具合が残っていて、不具合の原因が自分のミスか既存のバグなのか判別するのも一苦労だった。
三歩進んで二歩下がるような調子で進まない作業に、何度も発狂しそうになったり独り言が多くなったりとしていて、T社員に「いつも変だけど、今日はどうした?」と3回ほど聞かれる有様だった。

明日から3連休に関しては休養に費やすつもりもないけれど、仕事に明け暮れるような生活ができるほど体力もなさそうなので、様子を見ながら当日に行動を決めていこうと考えている。