もしかして 納期が前へ 倒れるか?2011年10月03日 23時22分36秒

先月に残業ラッシュを招いてくれた案件は、別の会社が制作していたモバイル版をスマートフォン版へ作り替えつつ、システムの根幹へ手を入れない範囲で再構成してほしいとの内容だった。
手っ取り早い説明にまとめるのであれば、モバイル版を作っている会社が信用ならないので、リスクの福間等ない範囲でリメイクしてほしくて、ついでにスマートフォン対抗もしてくれとの依頼となる。
実際にモバイル版のソースコードを解析していた身としては、信用ならないからと切り捨てられるのも納得できてるし、予算をもらったプロの仕事とは思えない酷さで、ここまで劣悪なコードは学生でも書かないだろうと呆れていた。

そんな酷い仕事で作られたプログラムなら、当然のようにバグが潜んでいるわけで、近日と告知まで出していたモバイル版の公開が延期となった。
公開延期が確定されたとの知らせを受信してから、社内でモバイル版も作れと言われそうだと噂が立ち始めて、納期が前倒しになるかも知れないと冷や汗を流していた。
会社としては仕事が増えるのだから万々歳なのだけど、元になっているモバイル版が酷すぎるので進捗が悪くて、急げと言われても苦笑以外の返答のしようがないわけで、ここへ来て納期の前倒しなるのは厳しいと感じる。

スマートフォン版の出来が良ければ、モバイル版の管理も任せたいとの話は当初から聞いていたので、俺が再構成したシステムで最初から運用してもらえる方が、後々のことを考えれば願ったり叶ったりではある。
しかし、モバイル版の公開は10月に予定されていたわけで、そこから大きく外れないように調整しようとすれば、必然的にスマートフォン版よりも納期が前倒しになるわけで、時間という重苦しい課題に押し潰されそうだ。
切り捨てられた会社に比べれば恵まれている事は間違えないが、嬉しい悲鳴と呼んでよいのか悩ましい所もあって、もう暫くの間は時間を気にしながら作業へ追われる日々となりそうだ。

そんなわけで残業ラッシュが継続されている今日この頃、帰ろうかと疲れた体をPCから引き剥がした所で、別の案件で不可解なトラブルが出ているとの報告が聞こえて、気になって見てみると確かに妙な事が起きていた。
俺とG社長にT社員まで加わっての社員全員で検証を進めて、原因らしきを突き止められたのだけど、今までの認識では起こり得ないはずの症状に一同が唖然として、俺は信じたくない事実へ直面して軽く混乱していた。
直接的の原因こそ判明したけれど、その地雷を踏むような仕組みが何処で紛れ込んだのか不明で、臨時の対応を見つけた所で引き上げてきたけれど、納得がいかなくて喉元へ何か刺さるような不快感が残っている。

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