日曜が 自宅作業で 消えていく2011年09月04日 20時03分23秒

大幅に遅れている案件で少しでも遅れを取り戻そうと、自宅でも薦められる仕事を持ち帰っていた事を思い出して、今日は朝食を済ませてから作業へ取り掛かっていた。
台風の影響は強風だけとなっていて、雨音が聞こえた回数は1日を通して1度きりと安定しており、吹く風も湿っぽさが抜けて涼しいと思える程度に冷えていた事もあり、申し分のない環境に集中力も高まってくれた。
これで持ち帰った案件が快調に進んでくれたなら良かったのだが、遅れの原因が難解さと手間の掛かる作業の多さにあるため、順調さに心を躍らせられる場面もないまま没頭し続けていた。

幸か不幸か天候を味方に付けて集中しやすい環境を得ていたため、次から次へと発生する問題に苦労している間に、変なスイッチが入ったらしく時間さえも忘れてしまい、昼食も取っていないのに日が傾いていた。
苦労の甲斐もあって、会社で手を付ける事さえ投げ出していた部分の作業が終わってくれて、安堵の溜め息を吐き出した所で現実へ戻ってくると同時に、今週分の小説に手を全く付けていない事を思い出して、確認するまでもなく時間が足りないと知りながら、時計を見ては絶望していた。

すぐさま着手するにしても持ち帰った仕事へ没頭していて、昼食も食べてない状態で途切れた集中力を取り戻せるはずもなく、夕食を早めに済ませて作業へ取り掛かろうと考えた。
そんな忙しい日に限って、夕食時の父親が「結婚しろ」やら「孫が生き甲斐になる」やらと、黙れと叫びたくなるような邪魔くさい話が多くて、俺が疫病神と呼んで嫌っている姉貴の話題を持ち出してくる始末だ。
ただでさえ仕事へ没頭しすぎて疲れている脳味噌に、多大なるストレスを受けた影響は凄まじくて、自室へ戻るため階段を上っている時点で既に燃え尽きてしまって、執筆活動へ入れるはずがない雰囲気だった。

本当だったら父親がどんな話題を持ってきたのか書き殴りたいのだが、思い出しただけで発狂しそうになるほど腹立たしい話もあって、ストレスで磨り減らされた精神状態では思い出す事さえも辛い。
父親に関しては普段から思いこみの激しい上に、酒が入って理想と現実の区別を失っているので、まともに話を聞くだけ損という状況だと理解していたけれど、それでも腹立たしい物言いだったとだけ書いておこう。

そんなこんなで時間と精神力を使い果たしているため、今週は小説の連載を休ませてもらう事となりました。
今回は全くの手付かず状態な事もあって、月曜に遅れて掲載という格好にもならず、完全に1回休みとなると思っております。
もしかしたら、何かの使命感に燃えて頑張るかも知れないけれど、その気力は全て仕事の遅れている作業へ向けているはずなので、悪しからずご了承下さい。