盆休み 世間にあって 俺にない2011年08月11日 20時47分01秒

世間ではお盆休みに入り始めているらしいのだが、俺のところは正月休みを除いてカレンダー通りにしか休暇がないので、お盆に特別な休日が存在していない。
会社からは必要なら自己申告で休暇を取ってもよいと言われているのだけど、墓地が自宅から自転車で10分も掛からない場所にあるため、掃除と合わせても墓参りには半日もあれば十分に事足りてしまう。
そのため特別なお盆休みという休暇の必要性が感じられない上に、他の社員が仕事をしているのに自分だけ休もうという気になれるはずもなくて、カレンダーの通りにしか休みのない生活を送っている。

お盆休みの存在を忘れかけている俺のところに、Toda氏から毎週末の夜に開いている夕食会をどうするのかと、問い合わせるメールが届いたのは今朝のことだった。
この時点ではお盆が近いことを認識していても、一般的な企業にある盆休みという習慣を完全に忘れていたので、Toda氏が何の意図でメールを送ってきているのか全く理解できなかった。
後になって振り返ってみれば、この時にToda氏との夕食会の話が出ているのだから、今日は金曜に違いないと思い込んでしまっていて、この勘違いが後々になって大きな混乱の火種となってくれた。

何を言っているのかと首を捻りながら、何か用事があって俺の寄り道が遅くなるならキャンセルしたいとか、そんな話でもするつもりなのかと想像しながら返信を書いておいた。
その後が会社で普通に仕事をしながら、曜日を勘違いしたまま出社してしまった影響で、今週中に終わらせるべき作業が終わらないと焦りを感じながら、一人で修羅場モードへ突入して目の回る思いをしていた。
Toda氏からの連絡も朝の1通目から昼を過ぎるまで返ってこなかったため、午前中は曜日を勘違いしたまま修羅場モードで突っ走ってしまって、体調が思わしくなかった影響もあってフラフラとし始めていた。

そんな披露を抱え始めた所へToda氏からの2通目のメールが届いて、お盆休みの事を思い出させられて、紆余曲折の末に曜日まで勘違いしていた事実に突き当たった。
十分に猶予がありながら修羅場モードへ入っていた事実を知った瞬間の感情は、安堵ではなく勘違いを呼んだメールへの怒りだった。
しかも、披露と混乱から立ち直りきっていない影響で、Toda氏へ怒りが上手く伝わらならくて、歯痒さだけが残るという煮えきらない形へ陥ってしまい、午後は振り上げた拳の置き場所に困りながら悶々とした気分で過ごす羽目となってしまった。
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