これほどに 間抜けなデモも 珍しい2011年07月03日 20時43分43秒

今日も暑い一日となりそうだったけれど、室温も33度に留まってくれた冷房を使わなくても扇風機だけで凌げたし、脱水症状を起こす気配を感じないまま過ごせたので安堵している。
我慢できる程度の暑さだったとは言っても、自転車で走り回りたいと思えるほど快適な気温でもなかったし、暑さへの耐性も十分に備わっているとも思えなかったので、基本的に自室へ引き籠もって安静に過ごしていた。

暑さが和らぎ始める15時になってから、新しく購入した自転車の微調整を頼むために自転車へ出掛けてきたが、体を動かした途端に大量の汗が滲み出してきて、日差しの下での生活はかなり辛そうに思えた。
自転車の微調整はハンドルを3cmほど高くしてもらって、肩凝りを悪化させている微妙な前傾姿勢を解消したかったのだが、ブレーキや変速機のワイヤーの長さが足りずに1cmほどしか上がらなかった。
それでも少しだけ楽な姿勢を取れるようになったので、サドルの高さを低くしたりと工夫をすれば、負担の少ない姿勢で運転できるようになりそうだったので満足して帰ってきた。

帰り際に大音量のスピーカーで何かを言っている車両があって、対して人が多くない地元にまで宗教団体が湧いたのかと思ったら、警察の先導を受けた100人未満のデモ隊だった。
ただのデモ隊であれば「変なのが居た」という程度の話で済んだのだけど、参加者の殆どが内輪を片手にダラダラと歩いているだけで、温泉巡りをしているツアー客のような浮かれ気分に見えてしまった。

参加者がだらしない印象に呆れているところに「日本政府は震災の責任を果たせ」「東京電力は震災の責任を果たせ」と言い出したから笑ってしまった。
震災復興や原発事故収束へ尽力しろ、と言いたいのだと理解するけど、日本語が下手すぎて「政治が悪いから震災が起きたのだから、責任を果たせ」と言っているように聞こえて仕方なかった。
ましてや、東京電力に関して原発事故の印象が強すぎるから忘れられているけど、基本的に被災した側に位置づけられるわけで、被災した結果が原発事故なのだから色々と可笑しい。
しかも、湯巡り気分にしか見えない集団が言葉足らずに主張する姿は、間抜けにしか見えなくて笑ってしまったわけだ。

地元にまで変なのが湧いたと呆れながら、ブログの記事とするにはインパクトが弱い気がすると悩んでいると、後ろから更なる追撃で「核兵器のない世界を作ろう」と言い出したから爆笑した。
何のデモなのかも判断できないほど主張が支離滅裂としていて、聞こえの良さそうな言葉を思い付き並べただけという印象は、無能を極めた現総理大臣を連想させて、変な意味で時代を反映したデモに思えた。
しかも、スピーカーの大音量で騒いでいた地域は、大きな公園と大学病院とリハビリセンターが殆どを占めていて、デモに関心を示す人さえ殆どいない場所で、何がしたいのか全く理解できなかった。
その上に「何なんだ、あれは?」と思っていたのは俺だけでなく、歩行者の中からも純粋に迷惑なだけの集団と認識されているらしく、呆れた冷たい視線が投げ掛けられていた。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
「このブログはどんな空間でしょう?
 ひらがな4文字でお答え下さい。」

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://crimson-harberd.asablo.jp/blog/2011/07/03/5941290/tb