無駄吠えに 本気で叱り 効き過ぎた2011年05月02日 21時24分41秒

大型連休へ対して興味がないこともあり、連休の中日でも休暇を取らずに出勤してきた。
会社へ出ていっても仕事があるから微妙なところだった事もあり、研究開発の方へ着手するつもりで行ったのだけど、既存システムを拡張したいとの要望が来ていたので、そちらの対応で一日が終わってしまった。
予定では何日ほどで終わってくれるはずなのだが、抗生剤が処方されるほどに耳の状態が悪化していた影響が大きくて、時折に気分が悪くなったりと集中力に欠けていたため、一日掛かりの大きな作業となってしまった。

それに加えて、人間のように連休で浮かれているのか知らないが、G社長の飼い犬であるユウ君の無駄吠えが普段よりも更に酷くなっており、壊れ掛けている耳には辛い騒音となっていた。
最初こそ部屋の中からガラス越しに注意をしていたのだが、手抜きをした注意では効果がないらしくて、自分から吠えるのを止めようとする意志が全く感じられなかった。
どうせ叱りに出てくるまではしないだろうと開き直っているように思えて、耳鳴りが発生した事が引き金となり、堪忍袋の緒が少しだけ切れてしまった。

俺が玄関へ向かって歩き出すと、普段なら足音に反応して無駄吠えに躊躇が混じるはずなのだけど、今日に限っては全く感知していない様子で吠え続けていた。
玄関を開けて外へ出ると、俺の姿を視認した瞬間のユウ君はまるで蛇ににらまれた蛙といった様子で、直前まで吠えていた勇ましさが一瞬の内に剥がれ落ちていた。
俺が踏み出すと犬小屋の中へ逃げ込もうとした素振りを見せたが、恐怖から体が動かなかったらしくて、2歩目を踏み出す頃には腹を見せて降参のポーズになっていた。

もちろん外まで足を延ばして簡単に許してやるはずがなくて、首根っこを掴んで近接10cmの近くで「黙れ」と威嚇して、1発だけボディーを掠めるような打撃を加えてやった。
ダメージが残らないように加減をしながら、十分な恐怖を味合わせてやった効果が出たらしく、その後は無駄吠えを躊躇するようになってくれたので、少しだけ集中力を発揮できるようになった。

しかし、今回は耳の痛みもあって四半分ほど本気の怒りが混じっていた影響で、ユウ君としては相当な恐怖を感じた様子で、移動の際は常に背中を丸めているような情けない格好となっていた。
若干にやり過ぎたかも知れないと思ったけれど、どうせ次の出勤日となる金曜までに忘れていると思うので気にしない事とした。

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