朝夕と 2度に渡って 苦笑い2010年12月08日 20時53分44秒

出社すると玄関前でG社長が飼い犬の糞を片付けていたのだが、普段なら小屋で掃除が終わるのを待っている犬を片手で押さえながら、辛そうな体勢で清掃を行っていた。
ここ数日にG社長が体調を崩していたため、飼い犬の散歩へ連れて行っていない影響らしく、普段より興奮すると周囲が見えなくなるタイプの犬であるユウ君は、普段通りに大人しくできていない様子だった。

相変わらずの駄目犬っぷりに呆れながらG社長へ挨拶をすると、顔を上げるなり「ちょうど良い所に来た。ユウを奥に入れてくれ」と頼んできた。
飼い主が居候もどきへ頼む内容じゃないだろうと呆れながらも、少し低めの声で「ユウ、下がれ」と命令すると、無視されるかも知れないとの心配するまでもなく、ユウ君は素直にかつ逃げるように犬小屋へ飛び込んだ。
しかし、G社長の希望は小屋の中ではなく、鉄柵の向こう側だったので犬小屋から出して奥へ行くように指示したのに、小屋から出る許可をもらった時点で遊んで良いと勘違いしたらしく、次は3回も言わないと従ってくれなかった。
それでも名残惜しそうにしながらも、3回で言うことを聞いただけでも称賛に値すると感心しそうになったけれど、その直後に普段が駄目過ぎるだけなのだと気付いてしまった。

仕事の方では項目の選択に「曖昧さ」を取り入れてほしいとの依頼から、大学時代に少しだけ関わった人工知能の技術知識を引っ張り出して、数年ぶりに「優先的選択」という技法でプログラムを組んでいた。
優先的選択とは複数の選択項目から1つを選び出す際に、選ばれる確率へ優先度を設ける技法なのだが、理屈としては大して難しくもないのでサクッと創ってしまうつもりだった。
しかし、実際に組み上げてみると予想よりも大きな偏りが出てしまって、微調整に四苦八苦とさせられたけど、結果に疑問が出る原因はテストを実行する俺の運気の無さだと分かり、確率だから仕方がないと諦める事になった。

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