終日に 呆れ顔から 戻れない2010年10月26日 20時40分59秒

昨日の業務を騒がしてくれたレンタルサーバの3日間にも及ぶ障害は今日になっても復旧しなかったばかりか、破損したデータベースを復元できる見込みが立たないなんて洒落にならない事を言い出したそうだ。
そのため従来のレンタルサーバが提供するデータベースでの運用を諦めて、昨日に大急ぎで作っておいたファイルベースのデータベースを用いた構成へと切り替える事になり、午前中はその移行作業で手一杯だった。
しかも、問題のレンタルサーバは他で正常に動くシステムが動かなかったり、意味不明なトラブルが多く経験していた事もあって、エラーが発生する度に冷や汗を流していた。

テストの途中で通常なら使われない選択肢を指定するとエラーになるという不具合が発見されて、原因が分からないと大慌てをする場面があったりと苦労が絶えなかった。
テストを大急ぎで終わらせて公開しようと、適当な入力を行ったせいで選ばれるはずのない項目が使用されてエラーになるなんて、偶然としても出来過ぎではないかと、問題を解決し終えた社内で笑い話となっていた。


帰り道はG社長が飼い犬であるユウ君の散歩も兼ねて、途中まで見送りに来てくれたのだけど、相変わらずの駄犬ぶりで興奮してT社員へ突進していこうとする様に呆れて、俺が手綱を取って隣を歩くようにしつけを試みてみた。
結果は失敗に終わってしまって、手綱を持つ人を気にする素振りを少し見せるも、数歩で忘れてしまう有様に想像を絶する落ち着きの無さに呆れてしまうばかりだった。
何よりの問題は常に前へ出ようとする図々しさであり、手綱を引く手を緩める暇が全くなくて、駅へ到着した頃は腕が疲れていたし、手の平は赤くなっている始末だった。