絶望に 視界が陰る 自宅前2010年08月24日 19時13分31秒

昨夜は普段よりは止めに帰宅できたけれど、その前倒しにできた時間は苦痛を長引かせるだけで終わってしまい、悔しい思いをさせられてしまった。
悔しさを噛み絞める原因となった事情は、疫病神と呼んで嫌っている姉貴の夏休みがまだ続いていたらしく、俺が帰宅した時点でリビングから耳障りな声が聞こえてきていた。
顔も見たくないほど姉貴を嫌っている俺は、リビングへ行く事ができないので空腹を訴える腹を無視して、自室へ引き籠もる他のなかった。

自室へ戻ってから着替えを済ませて、疫病神がリビングから立ち去る時を待ち続けたけれど、途中で空虚な時間を過ごすことに嫌気が刺してきたので、風呂場がリビングを経由せずに行けるので入浴を先に済ませる事にした。
本来の生活リズムは夕食後に自室とトレーニングを行って、汗だくになったところで入浴というパターンなのだけど、食事にありつけるのかさえ疑わしいのでトレーニングも諦める決断を下した。
入浴を終えた後も相変わらず疫病神はリビングに居座っており、俺が居なくなるのを分かっていて嫌がらせをしているようで、腹立たしい事この上ないと吹っ飛びそうな理性を必至の抑え込みながら自室へ戻った。

自宅へ帰宅してから2時間が経過して、疲労とストレスから空腹感は既に忘れてしまった状態へ陥って、考える事を放棄して寝てしまおうかと考え始めた頃になって、ようやっと疫病神が自分の部屋へと引き上げていった。
ここまで来るとリビングが明け渡されて、夕食が食べられる事に大して何の喜びも感じないレベルへ達しており、立ち上がる気力も沸いてこない状態で呆然としていると、内線を通じて父親が「姉貴が居なくなった」と知らせてきた。
正直なところ2時間も空腹を堪えさせられて滅入っている状態で、分かり切っている事を言われても邪魔臭いだけなのだが、放っておくと何度でも内線を鳴らしてくる可能性があったので諦めてリビングへ降りていった。

食事の方は当然のように冷め切っていて味気なかったけれど、長く空腹を我慢していた影響もあって最終的に食べ過ぎてしまった。
食べ過ぎの影響で寝付きが悪くなったり、余分なエネルギーを放出しようと体が火照ったりと、安眠を妨げる条件が次から次へと追加されていき、今日はあまり体調が良くなかった。
今日も早めに帰宅できそうなペースなのだが、今日も疫病神が夏休みだったらと想像すると、帰宅したくない気分に襲われてしまう。

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