久々の 雨がもたらす 涼しさや2010年08月19日 19時29分20秒

昨夜は自宅の最寄り駅を出てみると、路面に幾つかの水溜まりを見つけられるほど路面が湿っていて、吹いている風もほんのりとすずしさをおびていて、久しぶりに降ったらしい恵みの雨にホッと胸を撫で下ろしていた。
このところは日が暮れても気温が殆ど下がらず、寝苦しい毎日が続いていた影響で父親が夏バテ気味で朝の起きられなくなったりと、少し心配な状態に入っていただけに僅かでも気温が下がってくれてホッとしている。
帰り際によって花屋さんに話を聞いてみると、ほんの少し前まで滝のような雨が降っていたらしいのだが、俺が電車を降りた時は既に傘が要らないほど雨足が弱まっていた。

大気の状態が安定していない事から下手をすると、自宅へ到着する前に再び雨が降り始める可能性が高かったので、少し焦り気味に自転車のペダルを踏み込んでいた。
ロフトから転落する事故から未だに思考能力が少し衰えている事もあり、濡れた路面に恐怖心をあおられる場面も多くて、冷や汗を流しながらハンドルを握るという懐かしい感覚を覚えた。
自宅まで残り200mと迫った所で風の帯びる湿り気が急激に増していき、もう少しだけ堪えてくれと天を仰ぎながら坂を下り始めると、一気に雨足が強くなり始めて傘を出すか否かで悩まされた。

傘を片手にハンドルを握れるほど正常な思考を備えていないので、雨に濡れていく事にしたのだが、自宅のある盆地へ下ると更に雨足が強まり、濡れる事より安全を優先するという今し方の決意が揺らぎそうになった。
自宅へ到着してから父親の話を聞いてみると、自宅周辺では雨が降り続けていたらしく、どうやら坂の上と下とで雨の降り方に大きな差があったらしい事が分かってきた。
以前から経験的に自宅周辺の盆地は夕立の通り道となっていて、局所的な雨に見舞われる事が多いと自覚していたけれど、坂を上がるか下るかで雨に濡れずに済むほど明暗が分かれるとは珍しい。

それだけ大気の状態が不安定だったという事だろうが、何にしても雨が降ってくれたおかげで久し振りに室温が32度まで下がってくれたので、扇風機だけでもゆっくりと眠る事ができた。
父親の方も熟睡できたらしく今朝に具合良さそうにしていたし、色々とホッとしている今日この頃だ。

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