善し悪しが ハッキリ見える 面白さ2010年07月11日 20時19分06秒

今日は姉貴が出掛けると父親から聞いていたので、疫病神が居なくなったら先週に購入してきたウォシュレットの設置作業を始めるつもりでいた。
残念ながら何時に出掛けていくのかまで分かっていない、というか宣言した通りの時刻に出て行く可能性が殆どないため、腹立たしい事この上ないが邪魔者の気分に任せなスケジュールとなっていた。
俺が昼飯と兼用で遅めの朝食を食べている頃になって、姉貴が入浴などの出掛ける準備を始めたので、昼過ぎから邪魔者が消えて作業に取り掛かれるかと思ったのだが、待てど暮らせど家を出て行く気配がしない。
結局は待つことに飽きてしまったので、暇潰しに選挙の投票へ出掛けてみたり、本屋で立ち読みをしたりと時間を潰して回ってきた。

選挙の方はどの候補者も代わり映えのしない演説ばかりで、何の魅力を感じられなかったので、仕方なく適当に写真を眺めて顔などの雰囲気だけを頼りに投票するつもりだった。
しかし、投票所へ行ってみると掲示してあるはずの候補者の一覧が見当たらなくて、駅前まで見に行こうかとも考えたのだけど面倒くさかったので、殆ど勘だけで投票してきてしまった。
一応は聞き覚えのある名前を中心にしたけど、税金ゼロとか馬鹿げた事を言っていた政党には間違っても票が行かないように注意しておいた。

投票を終えてから立ち読みをしたりして、合計で2時間ほど時間を潰してから帰宅すると、ようやっと疫病神が居なくなっていたので、早速にウォシュレットの交換作業をスタートさせた。
先週に1階のトイレで同様の作業を行っていたので、色々と注意すべき点が分かっているだけあって、ゴムパッキンを挟み忘れるとか二度手間が発生する事もなく、順調に作業が進んでくれた。
実のところ古いウォシュレットを取り外す所で、外し方が分からず混乱したりといったトラブルがあったのだけど、元より廃棄する予定だったので少し強引に引っ剥がしてしまった。

ウォシュレットの交換作業は順調に進んだのだけど、古いウォシュレットを不燃ゴミとして出すための分解作業で随分と時間を食ってしまった。
1階のウォシュレットが6年で壊れたのに対して、本日の交換対象となったウォシュレットは10年近く使っているのに不調すらなくて、その差が何処にあるかは興味を持ったのだが、解体してみると一目瞭然だった。
まず壊れた方のウォシュレットの制御基板は貯水タンクの近くに配置されていたのに対して、壊れなかった方は水や熱源といった電子機器の天敵から離れた操作パネルの下に電子部品が配置されていた。
しかも、万が一に水漏れが発生しても制御基板へ浸水する事がないよう配慮されていた上で、防水加工も施してある念の入りようには素直な気持ちで感心する事ができた。

制御基板の構造を見てみると、ウォシュレットという単純な機能から想像できないほど規模が大きくて、手の平サイズのヒートシンクを積んでいたりと、小型仕様のマザーボードに見えるほど豪勢な作りとなっていた。
そんな豪勢な作りと防水対策の配置のため、構造の方も色々と複雑な事になっていて、本当に分解するのに骨が折れる思いをしていた。
構造上の問題も去ることながら製造から10年近く経過しているため、脆くなっているネジが幾つかあって、ドライバーの選択を間違えると回せなくなりそうで、やたらと慎重な作業を要求された。
実際のところ回せなかったネジは1本だけだったので、何とか解体する事ができたけれど、先週に分解した安物のウォシュレットに比べて倍以上も時間が掛かった気がする。

作業に手間取りこそしたけれど、疫病神が家に居なかったおかげで、作業中に怪我をする事もなく、充実した気分で作業を終える事ができてホッとしている。

飼い犬が 牙を剥くとか 有り得ない2010年07月12日 19時33分30秒

今朝にG社長のお父さんが飼い犬であるユウ訓に噛まれて怪我をするという事件が発生してしまった。どうやら食事中のユウ君に障ろうとしたところ、餌を取られると勘違いしての暴走と思われるが、どんな理由があったにしても飼い主へ牙を向けた事実は重大な問題だ。
以前より利口と言えない素行の悪さがあったけれど、人に噛みついた上に怪我をさせたとなると狂犬なんてレッテルが貼れれてしまう恐れさえある。
もしも怪我をさせた相手が家族でなくて見ず知らずの人だった場合、飼い主のいう事を殆ど聞かない集中力の無さは、最悪の事態を呼び寄せる可能性を十分に感じさせるマイナス要因だ。

今回の被害者はユウ君の躾を担当すると宣言していながら、実際のところ何もしていなかったG社長のお父さんだったので、少し自業自得だろうと思ってしまう。
だいぶ前に落ち着きの無さをどうにかしたいと、訓練士を付けるという話が出た事があるのだが、それもG社長のお父さんが嫌がったため、話が流れてしまったと聞き及んでいる。
何よりもG社長が「躾をすると言っておいて、中国に帰っちゃったじゃないか」と電話越しに怒っている姿も目撃しており、これを機会に本気でユウ君のことを見てあげて欲しいと思う。

以前にも話をしたことがあるけれど、躾ができていない影響で人間社会へ馴染めない事は犬にとって不幸だし、ストレスを感じる場面が多くて早死にするとも言われている。
正直なところ手遅れかも知れないと思う部分もあるけど、努力を惜しまないであげてほしいと切望する今日この頃だ。

開拓の 辛さを堪え 前を見る2010年07月13日 20時33分44秒

先週末から一部の携帯端末などで使われ始めたAndroidという新しいOS向けに、プログラムを開発しようと頑張っているのだが、色々と面倒な事があって、思うように先へ進めないでいる。
先駆者達の遺産を見て回った末に、ゲームを作るのであればOpenGLを使った方が良いという結論へ達したのだが、その先に泥沼が待ちかまえていたから困ってしまう。
最大の問題はOpenGLが俺の苦手とする3D描画を基盤に設計されているため、参考資料を見つけてきても各所に知らない単語や概念が混じっていて、明かりも持たされずに迷宮へ放り込まれたような気分だ。

あまりにも理解不能な状況だったため、俺と違って3Dへの理解のあるT社員へ助けを求める事で少しだけ前進できたけれど、サンプルを改造して欲しい機能を実装しようとした所で再び躓いてしまった。
正直なところT社員まで首を捻り始めるとは予想外の事態で、軽く涙目になりそうな思いで色々と弄くり回してみたのだが、持ってきたサンプルが悪かったらしくて、今日は疲労で頭が回らなくなっていたため帰宅する事にした。
明日から別の方法を試してみる予定でいるのだが、今日の結果が散々だっただけに不安が止めどなく溢れてきて、何とも言えない憂鬱な気分での帰宅となっている。
しかも、例によって残業をした上での帰宅は疫病神との遭遇という最悪の事態を想定せねばならず、息をすることさえも面倒臭く感じられる始末だ。

今の段階は泣き出してしまいたいほど辛いけれど、新しい領域での開発は辛い段階を乗り越えていかなければならないのだから、歯を食いしばって堪え続けるしかない。
何よりも悪戦苦闘を繰り返しているAndroidでの開発案件が既に来ているため、泣き言を言っている暇がないほどのプレッシャーとなっていたりする。
以前から興味を持っていながら殆ど手を付けていなかった事に対して、酷く後悔して止まない今日この頃だ。

苦労して 掴んだ希望が 芽を吹いた2010年07月14日 20時11分26秒

昨日はAndroidの開発で悪戦苦闘の末に残業をして、疲れ切って重たくなった体を引きずるような思いで池の前まで来ると、疫病神である姉貴が先に帰宅しているという最悪の状況が待ちかまえていた。
しかも、疫病神がリビングに居座っていたので夕食が食べられず、空腹と胃袋が焼けた腹痛に堪えながら2時間ほど待たされて、日付が変わってから食事をありつくことができた。
今日は当然のように朝から胃が痛かったり、就寝直前に食事を食べた影響で眠りも浅くて寝不足になっていたし、踏んだり蹴ったりで何も良い事のない最悪な一日が始まりそうな予感がしていた。
しかも、昨日に苦しめられたAndeoidでの開発環境作りも暗中模索のまま進展していないし、二日連続での残業と空腹により胃潰瘍を覚悟しながら出勤していた。

そんな不安だらけでスタートした今日は朝から日中に掛けての気温差が7度近くある不順な天候で、昼頃から急上昇した室温に目を回しながらG社長が見つけてきたCocos2Dというライブラリを試していた。
このCoxos2DはiPhoneからAndroidへ移植された物理演算も搭載したライブラリで、上手くすればiPhoneへの移植も可能なのではないかと期待しながら導入を試みてみた。
悪戦苦闘の末に何とかサンプルを解析できる程度まで理解できて、試行錯誤を繰り返しながら知識を蓄積に励んで、当初の目標だった画像の秒がする所まで辿り着けた。

画像の描画なんて初歩の初歩なのだが、ここへ辿り着くまでの苦労は笑ってしまうほどに多くて、サンプルとして提供されているソースへ全く手を加えずに走らせたプログラムでも、画面が表示された瞬間は感動していた。
その後も少しずつパズルを紐解いていくような調子で前進して、作ろうと思っていたボードゲームを作るのに必要となる技術は揃った感じだ。
明日から少し動作のあるプログラムを作れそうなので、きっと楽しくプログラムを組んでいけると期待しながら帰宅を急いでいる。

しかし、会社を出るのが遅くなってしまった影響で、自宅へ近づくにつれて明日への期待よりも、疫病神との遭遇に対する不安の方が勝ってきてしまい、今は心臓から痛みを感じるほどのストレスを受けている。
自宅へ帰宅する事がストレスとか悲しいにも程があると嘆きながら、帰宅を急いでいる今日この頃だ。

待たされた お詫びの品を もらいけり2010年07月15日 20時03分19秒

5月末に定額貯金が満期を迎えたとの通知が届いていたのだが、対象となっている通帳を間違えてしまったため出直す羽目となって、今日まで放置していたのだが今朝になって不意に思い出した。
作業を始めてしまうと用事を忘れてしまう危険性が高いので、出勤してから断りを入れてから郵便局へ行ってきた。
移動時間も含めて10分ほどで戻ってこられると思ったのだが、通帳が古い仕様のため引き出す事はできても預け入れができないそうで、新規に通帳を作ったりと余計な手間が入ってしまった。
その影響で思っていたよりも3倍近い時間を取られてしまって、何か急な案件でも来ていたらどうしようかとビクビクしながら会社へ戻った。

会社へ戻って玄関を開けようと鍵を取り出していると、風を入れるために解放されていた窓からG社長とT社員の談笑が聞こえてきたので、メール確認をする前に目立った状況の変化がないと知ることができた。
念のために自分の目で異常がないことを確認してから、帰り際にもらってきた粗品の袋をひっくり返してみた。
内容はポケットティッシュ・うちわ・食器洗い用スポンジ・洗濯機用洗剤となっていて、聞いたとおりの粗品だった事を少しだけガッカリしていた。
俺はポケットティッシュを使わないので、G社長とT社員へプレゼントして残りを鞄へ押し込んで持ち帰ることにした。

粗品と一緒にプレゼントキャンペーンの応募はがきをもらえて、何やら応募者の少なそうなキャンペーンだったので応募をしてみる事にした。
ちなみにプレゼントの内容はカタログギフトかWii&Wii-Fitのどちらかを選ぶ形式で、カタログは選ぶのが面倒臭いのゲーム機の方へしておいた。
俺のリアルラックでは当たると思えない、というか大して欲しくもないWiiに貴重な運気を使いたくないとか考えながら、帰り道にポストへ投函してきた。
そして、抽選発表が何時なのか見ていなかった事に今さっき気が付いて、何をやっているのかと苦笑いをしていた。

凡ミスで 悩み続けた 一時間2010年07月16日 21時02分40秒

今日は朝の寝起きからして調子が悪くて、嫌な予感がするとぼやきながら出勤したのだが、会社へ到着する頃になると気分の悪さが軽減していて、キーボードを叩く手は快調に動いてくれた。
悪戦苦闘を繰り返しているAndroidでのソフト開発に関する調査でも、幾つか厄介そうだと思っていた機能を実装するための参考資料を発掘できたりと、なかなかに良い成果をあげていた。
そんな調子の良さに寝起きで感じた不安など忘れて、予定より遅れている作業を挽回しようと躍起になっていた。

しかし、嫌な予感というヤツは不思議なほど外れないもので、テキストを表示するだけの簡単なローディング画面を作ろうと、軽い寄り道のつもりで脱線をしてみたら大きく躓いてしまい、そのまま迷宮まで転がり落ちてしまった。
サンプルを見る限り鼻歌交じりに作れそうなのに、表示されるはずのテキストが出てこなくて、フォント名や文字色が悪いのではないかと調べてみても、特に問題が見当たらなくて、何が起こっているのか全く分からなかった。
サンプルが数行で終わらせている事ができないという状況は、何が悪いのかを調査する取っ掛かりが少ない事を意味しており、何が起きているのかと1時間近く悩んでいた。

長い時間を悩み続けた末に何とか表示されない原因を見つけたのだが、辿り着いた先に待っていた答えは「表示していないから、表示されない」という情けないミスだった。
何をやらかしたのかと言えば、作ろうとしていた画面を宿題と例えるのなら、今回のミスは提出を忘れていたと言った具合になる。
これほど情けないミスを犯した上に、そのミスを見つけるまで1時間も悩み続けるとか有り得ない事で、体調不良は思慮を狭くするという後遺症のような格好で残っていたらしい。

結局のところ凡ミスで大きく時間を浪費してしまったため、今までの遅れを取り戻す事は叶わなくて、ゲームとしてのメイン動作は来週へ持ち越す事となってしまった。
それでも大きな山場は越えているので、この先が順調に進んでくれる事を切に願いながら会社を出てきた。

青春を 知る間もなくて もう三十路2010年07月17日 21時23分55秒

ついに端数を切り捨てても20代と名乗れなくなる日が来てしまった。
今まで誕生日なんて殆ど意識をしていなくて、ここ数年に至っては覚えている事の方が珍しく数日が経過してから思い出すパターンが目立っていた。
今月末にあるPSPゲームソフト「初音ミク -ProjectDIVA 2nd-」の発売日を指折りに数えていた影響もあって、今年は自分の誕生日を覚えていたのだけど、30代入りという嬉しくもない称号を意識させられ、少しばかり悲しい気分になっている。

30代を過ぎると急激に体力が低下していくと聞くけれど、今のところ目立って体力が落ちている気はしないが、何もしなくても維持されていた筋力が意識をしないと保てなくなっている印象がある。
それでもストレス発散くらいの運動で維持できているから、それほど強く年齢を感じさせられるほど負担とはなっていない。

筋力の問題よりも免疫力に関わる体力の方は少し心配しなければならない状態にあるけれど、年齢による衰退よりも生活環境の悪化による悪影響の方が深刻なため、やはり年齢を意識する段階ではない気がする。
特に疫病神と呼んで嫌っている姉貴の存在が大きくて、同居している事自体がストレスであるため、自宅にいても安らぎを感じる事ができなくて、常に病んでいる状態で日々を過ごしている。

結局のところ30代というなっても年齢を意識する場面は殆どなくて、その言葉の響きが思っていた以上に悪くて、眉を寄せているだけというのが今の状況だったりする。
例年の通り誕生日である事は家族にさえ気付かれていないし、朝から自室の前からリビングまでのエリアに掃除機と水拭きの簡単な掃除をして汗を流していたりと、自分でも誕生日を忘れるように動き回っていた。

一部のネタ話にある「30歳まで○○なら魔法使いになれる」なんて話を信じている人でない限り、三十路の誕生日を心待ちにしている者はいないだろう。
そういう意味で言えば、今日は一日中に現実逃避を繰り返していたとも見ることができるのかな。

夏の陽に 負けじと走り お買い物2010年07月18日 20時16分12秒

つい先日に歓談を照らしていた電球が切れてしまったので、早急に取り替えようとしたのだが、あるはずの在庫が見付けられず買いへ行くタイミングもなかったため、今日まで放置される格好となっていた。
極論を言ってしまえばコンビニやスーパーでも買ってきても良かったのだけど、疫病神と呼んで嫌っている姉貴が家計の財布を握っている関係で、俺の自腹となるので少しでも安く購入してきたかった。
それに使用する店が近くにないため、長らく眠らせたままとなっている商品券の存在を思い出していたので、この機会に少し遠出をして財布からの出費を抑える算段を付けていた。

ここで商品券が使えるSATYやJUSCOが近隣に存続していない事で、ネットで店舗情報を検索してみると、最も近い店でも片道12kmほど自転車を走らせなければならなかった。
俺の感覚で言えば、片道12kmなんて肩慣らし程度のサイクリングと思える距離だけど、梅雨明けを迎えて張り切っている太陽を見上げていると、軽いサイクリングでさえも地獄が見られそうな予感がした。
しかも、地図が示している座標まで向かうためのルートは、序盤こそ日陰を見付けながら進めるけれど、中盤から歩道の整備すら滞っている上に、日差しを避けられる場所がゼロというコースしかなかった。

電球のために苦労をするなんて馬鹿らしいと思い始めた頃になって、電球以外の買い物として自分用の肌着が擦り切れ始めている事を思い出した。
今回を機会を利用して省エネなLED電球に切り替えて、5千円分もある商品券を使い切ろうと思ったのだけど、まだ買い時という気分でもなかったので、主題を自分の肌着の購入へ切り替えて出発の準備を始めた。
そんな葛藤を演じていた影響で、暑くなる前に家を出ようと思っていたはずなのに、自転車へ跨った時刻は12時を過ぎていて日差しの厳しい時間に自転車を走らせる羽目となってしまった。

目的地に関しては近くまで行けば案内が出ているだろうと考えて、詳しい順路を記憶せずに走り出したため、先が見えない急な下り坂を前にして坂の下で間違えがないのかと不安になって少し彷徨ってしまった。
結局のところ坂の周辺を見て回った末に、目的地が下った先にあると確認して、帰りに上る事を想像して重たくなった足を坂道へ向けると、下りが始まる直前で目的地の看板が目に入ってきた。
道が正しいことが照明された上にゴールが見えた喜びもあったけれど、ブレーキを掛けなければ軽く100km/hを超えていくだろう下り坂に増幅された恐怖心の方が圧倒的に勝っていた。

滅入るような気分と共に目的地へ到着して、買い物を始めると地元よりも商品価格が高いせいか軽く5千円を超えてくれた。
見事に商品券を使い切る事ができた反面で、電球を購入する資金が尽きてしまった。
仕方がないので荷物を置きに自宅へ戻って、今度は池袋の方へ出掛けてボタンの反応が鈍くなったテレビのリモコンと一緒に、電球を購入してくる事になった。

そんな新しい予定が立ったところで改めて自転車を走らせ始めたのだけど、やはり日差しと悪路の影響で体力を勝もしていたらしくて、帰宅ルートの最初に待ち受けている長い上り坂が想像以上に辛かった。
しかも、帰宅コースの方が行きよりも歩道が荒れている上に、時間帯の影響で自動車の数が増えていたから、余計なプレッシャーまで加わって想像以上に帰りが辛かった。

そんな苦労に顔を歪ませている最中でも、信号待ちをしている時に見ず知らずの幼児に手を振られたりすると、当然のように手を振って返している自分がいるのだから不思議なものだ。
しかも、その10秒足らずの出来事で精神状態がリフレッシュされたらしくて、随分とペダルを踏み込む足が軽くなった気がしていた。

更に帰り道を急いでいる途中で、中学生くらいの女子4人組をごぼう抜きにしたのだが、その直後に右折車が立ち往生していた影響で足止めを喰らわせて、完全に停車する羽目となってしまった。
先ほどの集団は歩道を走っていたので車道の事情に影響されないわけで、ごぼう抜きにしたばかりなのに追い抜かれるとか悔しい思いをするかも知れないと不安を感じた直後、前の車が動き始めた。
真後ろに控える車への迷惑と、歩道を走ってきているだろう集団に追い抜かれたくない思いから、上り坂なのにフルスロットルでペダルを踏み込んだ。

前の車と同じ加速度でスピードを上げていくと、後方2mほどから「あ~」という女の子の叫び声が聞こえてきて、ごぼう抜きにした集団がこちらを意識して追ってきていた事情を悟って、にやりと頬を緩ませてしまった。
当然のように車と同じ速度での加速を続けたし、道が蛇行していた事もあり、俺が少女等の視界から消えるまで30秒と掛からなかっただろう。
自分の足で走るのが遅い影響もあってか、自転車で走っていて他人から速いと驚かれる事が嬉しくて仕方がない感じだ。

そんなこんなで辛い帰り道だったけれど、道中に楽しい事が多かったので帰宅後も気力が残っていて、帰宅した足で再び家を出て、今度は電車で池袋まで買い物をしに行くことができた。
しかし、長いこと夏の日差しの下を走り回っていた影響で、腕の日焼けが酷い事になっていて、現状は真っ赤になって熱を帯びている。
この調子では今晩は日焼けの痛みで寝返りを打てないかも知れない。

自室まで 日差しの魔の手 及びけり2010年07月19日 21時29分30秒

今日も昨日に引き続いて朝から強い日差しが燦々と照りつけていたため、暑くて寝ていられないと泣き言を言いながらの起床となった。
実のところ今日が休日である事を昨日の夕食時まで知らなくて、思い切り出勤の準備を整えていた事もあって、休日でも遅くまで寝ているつもりはなかった。
そのため寝床を焼く日差しに追い出されるような格好での起床でも、それほど不快に感じる事もなく、むしろ起床するタイミングができたと好意的に考える事もできた。

しかし、朝食を食べ終わってゆったりとPCの前に座った頃から、夏の厳しさをまとった日差しに好感を抱く事などできなくなっていた。
それもそのはずで、カーテン越しに差し込んでくる日差しでさえ熱いを通り越して痛いと感じる破壊力を帯びていて、梅雨明け早々に訪れた夏らしい太陽の猛攻に苦笑さえも歪ませていた。
日差しが厳しかった事は間違えないのだけど、日差しを痛いと感じた原因の多くは昨日の軽いサイクリング気分で出掛けた片道12kmの買い物にあったりする。

正直なところ日差しを甘く見ていたと言わざる終えないほど、見事に照り焼きとなった皮膚は昨夜から真っ赤に染まっていて、今もなお若干の熱を帯びている状態でヒリヒリと痛んでいる。
そんな状態で更に強い日差しを浴びれば、痛みが増大するなんて分かり切っていたため、今日は日焼けによる痛みが引くまで自室で大人しくしているつもりだった。
しかし、いざ蓋を開けてみると部屋に籠もっていても窓から差し込む日差しが皮膚を焼いていき、室温は温度計へ目を向ける毎に1度ずつ上昇していく有様だった。

久しぶりに朝からネットゲームを楽しんでみようかと思ったのに、昼を前にして室温が35度を超えてしまい、冷房を回さずにPCを動かし続けるのは危険という環境に達してしまった。
冷房のリモコンへ手を伸ばそうと考えるよりも先に、PCをシャットダウンするという行動に出ていて、室内に居ても日焼けが痛いのなら適当に出掛けてしまおうと考えていた。
ちょうど朝食の準備中に仏前の花が昨日の暑さに耐えきれずに萎れてしまっていたし、自室の窓で全開にすると隣の家から覗けてしまう窓に何か目隠しができる工夫をしたいと、適当な用事を見付けて家を出てきた。

奇しくも家を出た時刻は最も暑さの厳しい14時というタイミングで、学習能力が無いのかと自分に愚痴を漏らしながら、自転車を走らせ始めたのだけど、日焼けした肌に日差しの直撃は厳しかった。
そのため途中で何度もコンビニでの休憩と冷却を挟んで、通常の倍以上の時間を掛けて少しずつ前進していった。
買い物は日差しがかげり始めるまでの時間潰しも兼ねて、のんびりと売り場を3周も回りながら熟考した。
窓の目隠しに関しては、問題の窓の脇にハンガーを掛けるフックを取り付けて、ズボンや上着をカーテンの代わりにぶら下げる事にして、フックとズボン用のハンガーを購入してきた。

日差しが緩むのを待ってから帰り始めたので、日焼けは大して痛まなかったけれど、購入してきたフックを取り付ける作業中に少し腕をぶつけてしまったため、軽く涙目になったりしていた。
とりあえず不意に訪れた休日はのんびりした雰囲気とは程遠いながらも、それなりに楽しい時間を過ごすことができたから良かった。

寝苦しく 仕事も辛く 厳しくて2010年07月20日 20時06分17秒

昨夜は就寝時刻を迎えても日中の暑さが抜けていなくて、寝転がっているだけでも汗が滲み出してくるような状態で、扇風機を回していても寝苦しかった。
この寝苦しさは朝まで延々と続いてくれたため、今朝は寝不足を感じながらも暑さから寝ていられないと、眠い目を擦りながら起床する格好となった。
布団を片付けてディスプレイの前にある温度計を確認してみると、早朝6時にも関わらず室温30度と表示されていて、寝苦しいわけだと苦笑していた。

寝不足と暑さで寝起きからテンションが下がっている中で、葉書を出さないといけない用事があった事を思い出したため、PCとプリンタの電源を入れて作業を始めた。
葉書の文面は3分足らずで書き上がって、久々の起動を喜ぶように長々とウォーミングアップを行っていたプリンタへ印刷指示を飛ばしてやる。
昔ほど印刷時の音がうるさくないため、早朝でもプリンタを動かせる世の中に小さな感動を覚えつつ、出来上がった葉書をチェックしようとしたら排紙口から只の白紙が出てきていたから驚いた。
何事かと首を傾げながら再び印刷させてみても白紙が吐き出されてくる始末で、ノズルクリーニング等々の処置を行っても改善が見られなかった。

試しに文字色を赤へ変えてみると正常に印刷されたので、恐らくは黒インクが乾いてしまって出なくなったのだろうと推測された。
とりあえずインクタンクを調べてみると、液状のインクも見えるので適当に刺激を与えれば復活する可能性も見えたのだが、朝食の準備を始める時刻となってしまった。
今日の夜にでも少し復活させられないか試してみるつもりだが、下手に出ないインクで印刷を掛けているとノズルにダメージを負ってしまうので、引き際を間違えないように注意したいところだ。

朝から厄介事を抱えてしまった憂鬱な朝に溜め息を吐いていると、疫病神の声を聞く羽目となるハプニングが起こってしまい、嫌な予感ばかりが頭の中を回る最悪な朝となった。
実際に仕事をしている最中も寝不足による影響が目に出てしまって、画面を見つめていられない状態で四苦八苦としながら作業をしていた。
辛かった仕事を何とか終わらせて帰宅時に就いた時、空が夕焼けに染まっていたのだけど、その色は見慣れたオレンジ色ではなく不気味な紫色だったため、帰宅する時まで嫌な予感を背負う羽目となった。