桜まで 雪に見えたる この寒さ2010年04月05日 19時35分52秒

昨日のサイクリングで汗を氷のように冷やしてくれた北風は夜になっても収まらなかった事に加えて、夜になって大粒の雨が降り始めた影響から、今朝は花見シーズンの真っ直中とは思えない冷え込みを見せていた。
予想以上の冷え込みとサイクリングの道中で冷たい風に体温を奪われ続けたダメージが残っていたらしく、寝起きから風邪っぽさを感じるスッキリとしない朝を迎えた。
春は思えない冷たい床に苦笑いを浮かべながら朝食の準備をしていると、ニュース番組の中でお天気カメラから見た都内某所の桜並木が映し出されたのだけど、朝霧が立っていた事もあって桜が雪化粧と見間違えてしまった。

春の景色さえ冬に見えてしまうほどの寒さで体調を崩した人が多いようで、電車の中では鼻をすする音や咳をする声が絶え間なく聞こえている。
俺も風邪っぽさを感じているから体調管理をしっかりしろとは言えないが、マスクをする程度のマナーくらいは身に付けてほしいものだ。
マスクの着用は周囲のためだけでなく、喉の湿度を保つ効果で咳が減ったりと症状の軽減や、治癒が早くなるといった効果があることを認識して、積極的に使ってもらいた。

電車の中でのマナーという話に関して言えば、この時期になると真新しい制服やスーツを着込んだ新参者が多くなるのだけど、入学式シーズンの前でも随分と雰囲気が悪くなってきている。
特に学生が集団で乗り込んできたりすると、スペースを広く占有したりと邪魔くさい上に、大声で笑ったり何だと騒がしくされるので、朝の落ち着いた雰囲気が台無しとなってしまう。
人混みが苦手だからとラッシュアワーを避けて通勤してる身の上からすると、静かな車内に乗り込んできて好き勝手の騒ぐ連通は本当に迷惑な存在だ。

少しでもはや浮かれた気分から脱してくれる事を願うばかりだけど、最近の学生は本当に頭が悪いから、ここ数年は半年くらい乗り心地が悪いままという事がある。
正確にはマナーが良くなるというより態度の悪い連中が通学しなくなって平成を取り戻していく印象の方が強かったりする。
何と言ってもマナーが良くなるに連れて、乗客の数が減っていくのだから非情にわかりやすい。