傷口に 染みる寒さを 耐え凌ぐ2010年02月07日 21時03分01秒

負傷した右手の小指と薬指の状態は日毎に良くなっていて、絆創膏で隠さなくても良いくらいに見た目だけ良くなってきた。
しかし、削れて薄くなった皮膚が戻ってきた訳ではないので、冷たさがそのまま痛みという名の刺激と伝わってきてしまうので、絆創膏での保護は暫く続ける必要がありそうだ。
しかし、傷口が 4カ所もあるので 1日当たりの消費量が多い上に、貼り替えたりする手間も少なからず面倒に感じられて仕方がない。
今は日に何度も交換するような事がないから良いけれど、この面倒から何時になったら解放されるのかと考えると少し憂鬱な気分になってくる。

今日のような冷たい北風が吹いている日は、外へ出て数分で指先が凍えて、傷口を穿り返されるように痛み出してしまうため、脇の下へ挟んで傷を温めてやったりしなくていけなくて、非常に面倒な思いをさせられる。
ここ数日で嫌と言うほどに経験させられた事なので、今日はもう外出をせずに自室で大人しくしていようときめていたのだが、買い忘れている雑誌があることを思い出してしまった。
もちろん明日に買いへ走っても良いのだが、再び思い出すとも限らない上に、出版数があまり多くないので何カ所も探し回る羽目とも成りかねない。

そんなわけで嫌々ながらに外へ出てみたけれど、やはり数分と待たずに右手が痛み出しまって、走行中の殆ど時間を片手で運転する事になってしまった。
もちろん人影が見えたら右手を懐から出して、両手で運転するつもりでいたのだが、幸いにして自転車が押し戻される程の強風の中を出歩こうと思う人はいなかったので、安心して走る事ができた。
それに欲しかった雑誌も最初の店で無事に購入する事ができて、最短コースでの帰宅も叶ったし、自宅へ戻ってきた時は色々な意味でホッとした。

この外出時で全ての運気を使い果たしてしまったらしく、本来なら19時に食べるはずの夕食は姉貴がリビングに居座っているために有り付けていない。
しかも、一度は自室へ引き上げてきた姉貴が再びリビングへ戻ってきたため、目の前にした食事を放棄して自室へ戻る羽目となる始末だ。
当然のように空腹感はピークを越えて、胃液が食事の代わりに胃粘膜を溶かしている様子がチリチリと伝わってくる。

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