湯たんぽの 優しさ感じ 暖をとる2010年01月06日 19時49分57秒

昨日に寒くなってきたから湯たんぽでも買っておけば良かったと悔やんでいる話を記事にした。
その記事を投稿しながら改札口へ向かっている途中に、駅から歩いていける範囲にデパートがあるのを思い出して、試しに身へ行ってみることにした。
向かったデパートは俺が生まれるより前から変わらずに在るのだけど、開かずの踏切を越えた駅の反対側に建っているし、値段も品揃えもあまり良くないという印象があるので、その存在を軽く忘れかけていた。

そんなわけで大した期待をせず見に行って、売場をぐるりと 1周して見て回っても湯たんぽが陳列されている場所が見つからず、諦めようと思った所で灯油用のポリタンクに混じって、楕円形のプラスチックが置かれているのが目に付いた。
もしやと思って足を止めてみれば、売場探しのスタート地点の裏側に目的の湯たんぽが陳列されているという漫画のような展開が待っていた。

陳列されていた湯たんぽはプラスチック製が殆どで、ストーブの上に置けるトタン製は 1種類しかなかった。
俺としては自室のストーブで加熱するつもりなので、実質的に選択肢が 1つしかないという状況だった。
日曜に見てきたホームセンターはトタン製の湯たんぽも大きさ別に 3種類は並んでいた事を考えると、品揃えが微妙だというイメージは間違っていなかったようだ。
しかも、置いてあった唯一のトタン製湯たんぽは 2.5リットルと大きくて、どうしたものかと酷く悩んでしまった。

もちろん大は小を兼ねるという発想もあるのだけど、暖めるに時間が掛かってしまう可能性を考えると半分の大きさでも良さそうな雰囲気だった。
しかし、見てみるとストーブで加熱する時を考えて底が平たくなっていたり、湯たんぽ袋が同封されていたりと、日曜に見てきた商品よりも幾つか良い点があったし、何より今日からでも使いたいと思っていたので購入を決意した。

帰宅するのと同時にパッケージを開いたのだけど、最初に口から漏れた言葉は「くさっ」という単語だった。
開封と同時に漂ってきた匂いは足の指の間を連想させる臭さで、強烈に鼻を突くほどでないにしろ、一緒に布団へ入るのは少し抵抗を感じた。
仕方がないので台所洗剤で洗ってみたりしたけれど、匂いを完全に除去する事はできなくて、不満が残るけれど匂いの正体が注意書きを張り付けていたノリらしく、本体ではないと分かったので扱いを保留とした。

暖まるのにも時間が掛かってしまうし、ロフトへ持ち上げるのに重たいのは不便だから給水を少な目にしようと思ったのだが、注意書きを見ると水量が少ないと冷めた時に内部の気圧が下がって蓋が開かなくなると警告があった。
それに気圧が下がった際に変形する危険性もあるので、やはり下手を考えずに満杯まで水を入れたのだが、やはり 2.5リットルも水を入れるとずっしりとくる。
水の量が多かったから沸騰するまでに時間が掛かって、就寝までに間に合わないのではないかと普段を感じたけれど、何とか就寝の30分前に暖まってくれた。
おかげで就寝前に布団を暖めていく作戦は微妙になってしまったけれど、布団の中で震えるような状況は回避することができた。

湯たんぽの有り難みを実感する機会は就寝時でなく、起床した直後の訪れた。
朝の冷え込みに身を震わせながら布団を片付けて、ロフトから湯たんぽを降ろそうと持ち上げたら、冷めていると思ったのに一晩が明けても40度くらいを保っていた。
おかげで布団から出て冷たくなった指先を暖めたりできて非常に良かった。

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