年賀状 年が明けても まだ刷るぞ2010年01月02日 21時33分32秒

印刷が終わった年賀状の宛名に誤字があって、すぐに修正して投函するつもりでいたはずだったけど、翌日に自己中の姉貴がした非道な行いに対する怒りが頭を埋め尽くして、完全に忘れてしまっていた。
元より元旦に到着するようなタイミングで出せなかったから、大した差は存在しないのだけど、やはり大晦日に慌てるような格好となってしまうと気分が良くない。
しかも、家族に多大なる不協和音を響かせている張本人である姉貴は大掃除の邪魔をした 1時間以外に家に寄り付かず、この三箇日も相変わらず遊び歩いている。

ぎこちない雰囲気が年越し前から見え隠れしている我が家にも、当然のように元旦から年賀状が届いてくれるのを見ていると、思わず「ああ、世間は平和だ」と感慨にふけってしまう。
そんな年賀状の中に 2枚ほど、こちらが出していない親戚から届いていて、どうした物かと首を傾げてしまった。
まず 1つ目の問題は件の親戚が親元へ暮らしていて、親御さん宛の年賀状を出しているため、家族一同に出していると見れば出した事にもなるのだけど、向こうは親と子の家族で 1枚ずつ寄越している。
この場合はどうするべきなのか、過去に経験がないので首を傾げてしまった。
結論としては年賀状が余っているし、貰ったら返すのが礼儀だろうという事になって、追加で 2枚の年賀状を印刷する事になったのが昨夜の話だった。

次なる問題は同じ住所に出す年賀状の文面を全く同じにして良いのかという話なのだが、やはり同じ文面だと「とりあえず出しました」という雰囲気となってしまうので、別のデザインで送ることにした。
とは言っても、今更にデザイン用の素材探しからスタートする気力が残っているはずもなく、参考用としてG社長から貰ってきたデザインに軽く手入れをする程度で済ませたまでは良かった。
しかし、実際に印刷してみると何故か色が正しく印刷されず、黄色がピンク色になるといった変色していたり、全体的に絵が掠れていたりと酷い有様だった。
インクが切れかけていたのが問題なのかと入れ替えてみても改善されず、テスト印刷を繰り返していたら在庫のない黒インクが空になってしまった。

そんなわけで、今日はインクの買い出しから始めたのだけど、昨夜に色が正しく印刷されなかった原因が気になって、自分が持っているプリンタの型番を確かめに帰宅したりしていたら、いつの間にか 1時間も経ってしまった。
結局のところ、純正品でないインクを使用しているけれど、プリンタの型番を間違えているといった致命的な問題点は見当たらなかった。
最終的に全てのインクカートリッジを交換してみても状況は変わらず、残るはプリンタの印刷設定だけなのだが、ざっと見て回っても疑問の残るような設定にはなっていなかった。
試しに印刷品質を「普通」から「きれい」に変更して、駄目で元々という気持ちでテストをしてみると、無事に正しい色で印刷されたから驚いたの何のって、目から鱗が落ちた気分だった。

答えが出た後に考えてみると、以前に存在していた印刷品質の「インク節約」が消滅している事から察するに、恐らく現状の「普通」がインクを節約するモードになっているのではなかろうか。
純正のインクカートリッジならそれでも綺麗に印刷できていたが、リサイクル品を使っているとインクが節約されすぎて変色する結果になるのだろう。
それがインクをケチらない印刷品質「きれい」に設定した事で正しい色で印刷されるようにあったものと推測される。

残念ながら純正インクは長らく使っていないので、単純にプリンタが故障している可能性も否定できないけれど、面倒だから純正インクを買ってきて実験するような気にはなれない。
何よりカラーインクの予備はまだ 1パックも残っているし、プリンタの印刷設定のデフォルトを変更してしまったから、今回の現象に再び直面する機会があるかどうかも疑わしい。
とりあえず、非純正インクを使うことに対する疑問を感じたから、次にインクを買い足す事があれば純正を選択するようにしたい。