リベンジを 誓って目指す 初日の出2010年01月01日 10時28分12秒

新年が明けまちゃいましたよ、おめでとうございます。
お年玉代わりにコメントなんかもらえると、嬉しいなっと思っているルワンです。
新年早々に長文ですが、毎度の事なので気長に付き合って頂ければと願いつつ、今年も 1日 1記事を続けていきます。
どうぞ、旧年同様に宜しくお願いします。

え、何故に隠したのかって?
新機能なのに使ったことがなかったから試して見たかっただけさ。
では、本編を開始します。



昨夜は深夜 1時頃までネットゲームで年越しイベントを楽しんだり、初詣と称してボス退治のミッションへ出掛けたりしていた。
おかげで少し就寝が遅くなったけれど、睡眠が浅かった事も手伝って、予定通り早朝 5時30分に起床する事ができた。
冷たい水道水で顔を洗ってやれば、眠気で重たい瞼もスッキリとするだろうと思ったのだが、冷水に奪われた体温が戻ってくるのと同時に寝惚け眼に戻ってしまいそうだった。

しつこい眠気に不安を感じながら、外へ出てみれば夜闇の暗さへ対する恐怖が一気に睡魔を追い払って、一瞬で集中力が高まっていってくれた。
それだけ夜の暗さが残る時間に自宅を出る行為が、俺にとって恐怖すべき状況なのかを意味するわけで、手探りで相棒の自転車へ辿り着いてから走り出す勇気を絞り出すに少し時間が掛かってしまった。

ライトを点灯させていても、夜盲症を抱えた目で夜道を走る事は恐ろしいため、ガードレールが続く川沿いの道を走り続けた。
予定では自宅を出てから10分も走れば、夜闇が薄れて空に家並みのシルエットが映るようになると思っていたのに、ガードレールが途切れ目印がなくなる地点へ来てもまだ見渡す限り黒一色だった。
仕方がないので記憶を頼りに右へ左へとハンドルを切ったけれど、措定と違う道へ出てしまって酷く焦ったが、冷静に道の起伏を分析し続けたおかげで無事に国道へ出ることにできた。

予定より深い夜闇に翻弄される場面は国道へ出た後にも何度もあって、特に国道を渡りきったつもりが路側帯を越えておらず、実質的に道路の真ん中を走っている状態になっていた時は驚いた。
しかも、その状況で最初に突っ込んできた自動車が大型トラックだったから怖いやら恐ろしいやらで、状況を把握するより先に路側帯へ乗り上げて回避していた。
あれは判断を間違っていたら潰されていても文句は言えなかっただろう。

何とか危険ゾーンを抜ける頃になって、ようやっと空も明るくなってきてくれたので、残りは時間との勝負という状況に変わると、去年の失敗が頭を過ぎって周囲が明るくなって目が利くようになった喜びよりも、道半ばで日の出を迎えてしまう恐怖心の方が先になっていた。
途中で住宅街が日が昇る方角を隠している時は心配ばかりをして、視界が開けた瞬間に安堵するパターンを何度も繰り返していた。
息を切らせ、額を汗で湿らせ、満身創痍といった雰囲気で撮影ポイントの荒川へ到着した瞬間はどうしようもない程の達成感が全身を満たしてくれた。

河川敷に着いてから急いで撮影ポイントを確保して、日の出の時を待ち続けた時間が10分を数えた頃、感覚を失い始めた手を擦り暖めながら待ち焦がれた瞬間がやってきた。

その写真がコレだ。
2009初日の出(雲隠れ)

●フルサイズ【2848*2136:368 KB】
http://www.ne.jp/asahi/crimson/luwan/20100101/DSCF0259.JPG



「初日の出は何処さ!」と文句を言われてしまいそうだけど、大きな画像で見てもらえば分かると思うけれど、雲の向こう側に力強い存在を確認する事ができる。
見渡す限り快晴であるにも関わらず、何故に太陽が顔を出そうとしている場所にだけピンポイントで雲が居座っているとか有り得ない。
しかし、初日の出は不思議な魅力を持っていて、例え雲に隠れていたとしても感動させられて、恐怖や寒さを乗り越えてきた苦労に対して雲隠れの初日の出であっても、文句を言おうという気分では起こらなかった。

そんな訳で本来の初日の出から数秒が過ぎて、邪魔だった雲を乗り越えて顔を出した瞬間がやってくる。

2010年初日の出1

●フルサイズ【2848*2136:404 KB】
http://www.ne.jp/asahi/crimson/luwan/20100101/DSCF0270.JPG


2010年初日の出2
●フルサイズ【2848*2136:336 KB】
http://www.ne.jp/asahi/crimson/luwan/20100101/DSCF0275.JPG

先に述べたとおり、本来の初日の出は雲の向こう側で起こっていたのだが、気が付いていない人も多いらしく、上の写真くらい日が差してきてから歓声が上がっていた。
ちょっと外れているのだけど、敢えてツッコミは入れるような無粋はせず、とりあえず手を合わせておいた。

そんでもって帰り際にこちらも毎年の縁起物という事で、軽く富士山を撮影してきた。
2010年富士山
●フルサイズ【2848*2136:1.40 MB】
http://www.ne.jp/asahi/crimson/luwan/20100101/DSCF0281.JPG

こちらも少しガスが濃くて見えづらい。
悪くはないけれど、どうにもスッキリとしてくれない信念の幕開けだ。
やはり姉貴が生きているせいじゃないかと、そう思ってしまう今日この頃だ。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
「このブログはどんな空間でしょう?
 ひらがな4文字でお答え下さい。」

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://crimson-harberd.asablo.jp/blog/2010/01/01/4789783/tb