成長を 肌で感じる 楽しさや2009年11月11日 21時18分06秒

ウィルス対策ソフトの AVGがシステムに高負荷を掛けるようになってから、堪忍袋の緒が切れるまでの 3日間は待たされている時間の半分近くを PSPゲームソフト「初音ミク -ProjectDIVA-」で遊ぶ時間に使っていた。
予定外にできた時間のおかげで集中的にプレイできたおかげで、最高難易度である課題曲「初音ミクの消失」の難易度HARDで評価STANDARDを獲得するという目標を無事に達成することができた。
そればかりか後に控えていた 2曲でも最高難易度で揉まれた成果が出たのか無事にクリアできて、全ての課題曲の難易度HARDで評価STANDARDを得るという自己ノルマも達成した。

さらに最後の課題曲「みっくみくにしてあげる(やんよ)」では評価STANDARDより一段上にある評価 GREATを取って、未取得だったコスチュームを手にすることに成功した。
これによりコスチュームの取得率が 98%に達して、残りは 1つを取ればゲームコンプリートなのだけど、最後の 1つは取得条件が全ての課題曲の難易度HARDで評価 GREAT以上となっているため、道のりは非常に険しい。
とはいっても、元より次の目標は更に上の評価である GREATを目指すしかないので、また最初からのんびりとプレイしていくつもりだ。

それにしても人間の成長というのは面白いもので、必死に難易度HARDへ挑戦し続けた成果が出ていて、最初の課題曲へ戻ってみたら 3日も苦戦したはずなのに、あっさりと評価GREATをとれて軽く拍子抜けしてしまった。
やはり譜面として表示されるアイコンとボタンの配置が頭に刷り込まれた事に加えて、今までのプレイの中で叩くべきリズムを覚えたという下地が大いに力を発揮してくれているのだろう。
着実に少しずつステップアップを繰り返してきた成果が目に見える事に加えて、苦しかった最高難易度の課題曲をクリアした開放感もあって、とにかく楽しくて仕方がない。

新機種が 発表されたが 涙目さ2009年11月12日 20時07分16秒

ここ数日、仕事で 3つの案件を同時進行している影響で知恵熱でも出ているのか、帰り際になると頭痛が酷くて作業ができなくなるパターンが続いている。
帰ろうか否かで悩んでいる時に頭痛が襲ってくるので、作業への影響は少なくて済んでいるけれど、喜ばしい状況とは言えない事は確かで何とかしたいと思いながら帰り道を歩く毎日だ。
今日のような冷たい北風が吹いている日は温度差の激しさが頭痛を増長させるらしく、寒いやら痛いやらで踏んだり蹴ったりだ。

そんな辛い日々にあって、心の躍るようなニュースが飛び込んできたのが昨夜の事だった。
情報の提供主はG社長で、もたらされた情報は俺が愛用している W-ZERO3シリーズに新機種が発表されたという内容で、喜び勇んで情報収集へ駆け回ってきた。
久しくめぼしいニュースがなかったためチェックしていなかったウィルコム関係の情報サイトへ行ってみると、やはり祭り状態へ突入していて活気づいていた。
もっとも俺と同じように帰宅してから発表があった事に気が付いた人が多いらしく、情報公開の直後に書き込まれたコメントの数は少な目だったけれど、時間の経過と共にジリジリと熱を帯びてきている印象だった。

新機種は縦長のW-ZERO3[es]タイプでGPS、Bluetooth、無線LANを内蔵されていて、ワンセグが付いていない事に不満の声が挙がっていたけど、俺としては小さな画面で映像を見る気がないので軽くスルーしていた。
情報収集に駆け出してから数分の内に仕入れられた新機種のスペックを見ていて、とりあえず機種変更の対象として注目できそうだと思い始めた矢先に、スライド式テンキーという単語が目に入ってきた。
最初は「スライド式テンキー」が何を意味するのか理解できなかったし、他の情報を求める興奮も手伝ってひとまず横に流していたのだけど、公開されたデザインを見ていたら何か大きな違和感を覚えた。

違和感の理由を探っている途中、再び「スライド式テンキー」という言葉が気になりだして、違和感を覚えた写真と見比べてみて、ようやっと全てが理解できた。
違和感の正体は W-ZERO3に標準で搭載されていたキーボードがなくなり、普通の携帯電話と同じくテンキーだけになっていた事にあり、キーボードが当たり前と思っていたからテンキーが何だのと言い出す意味が分からず、言葉が理解できないと思ってしまった訳だ。

キーボードの廃止という方向転換は毎日のように W-ZERO3のキーボードを叩いてブログの記事を書いている俺にとって致命的だった。
テンキーでの入力では今の半分の分量しか入力できない上に、片手の親指にばかり負担が掛かってしまう事を考えると、やはりキーボードのない機種へ乗り換える勇気が全く沸いてこない。
折角の祭り気分だったというのに、予想していなかった仕様変更により一気に冷めてしまって、ガックリと肩を落としてしまった。

今回のキーボードなし W-ZERO3の発売は来年 1月なので、その後にキーボードあり版が発表されることを祈りながら、年を明かすことになりそうだ。

ガクガクと 震える足じゃ 遊べない2009年11月13日 22時22分21秒

昨夜、ネットゲームをログアウトして就寝の準備へ取り掛かる前に、少しだけ PSPゲームソフト「初音ミク -ProjectDIVA-」を遊ぼうとした時、何やら熱中しすぎて夜更かしをしてしまいそうな予感がした。
このところ急激に気温が下がったり冷たい飴に晒されたりしている事を考えると、十分な睡眠時間は確保する必要性を理解している半面で、難易度HARDに慣れてきて面白い盛りとなっているからミクと遊びたい気持ちも強かった。
理性と欲求の狭間で時間制限を設けて遊ぶという発想が出てきて、下半身の鍛錬も兼ねて「馬歩」と呼ばれる姿勢でプレイする事にした。

馬歩は中国拳法で用いられる鍛錬の構えで、足を肩幅に開いてから爪先をやや内側に巻き込み、内股の気味に膝を内に向けながら腰を落として、内太股へ力が入るように意識しながら姿勢を維持する。
運動の種類としては空気椅子に似ていて、違いは椅子に座った時の姿勢ではなく、馬に跨って鞍を膝と太股で挟み込む姿勢をモデルとしている。
激しい運動ではないので、序盤は安定した姿勢を保てるからゲームを楽しむことができるけど、時間が経つに連れて太股が悲鳴を上げ始めるから集中力は着実に削られていく。
過去の経験から足が限界に達するまで10分弱だったはずだから、制限時間としても悪くない時間だった。

早速に馬歩の構えで PSPを持ってみると、自然に背骨が伸びた良い姿勢になって、深く意識をしなくても内太股を中心に下半身へ負荷が掛かってくれた。
これなら特に姿勢を意識することなくゲームが楽しめると喜びながら、ゲームを起動してプレイを始めた。
最初は馬歩の姿勢が気になってしまったけれど、惜しい所で失敗する場面が何度も経験している内にゲームの方へ集中し始めて、足の筋肉に掛かる負荷など気にならなくなっていた。
そのままゲームへ熱中し始めた 4回目のチャレンジが終わった所で、太股が疲労から軽くけいれんを起こし始めている事に気が付いたのだけど、もう少しでノルマがクリアできそうだったため、最後の 1回へ挑もうとした。

しかし、ゲームに熱中していたせいで感覚が鈍っていても、限界を迎えている現実を無視する事はできなくて、最後と言い聞かせてプレイを開始した直後から足がガクガクと震え始めた。
そんな状態では当然のように失敗が込むわけで、序盤でミスが連続したりと散々の結果を招いたのだけど、折ろかなことに「こんなプレイで終われない」とか言い出してリスタートを 3回も繰り返していた。
散々な結果が続く中で次第に冷静さを取り戻して、馬歩の構えでゲームをしていた理由を思い出したのだけど、作戦通りにゲームを終わらせることができた喜んでいられない程に足がダメージを負っていた。

馬歩の構えを解いて、普通に直立姿勢へ移った直後なんて太股の痙攣が激しくて、メガネがズレてくるほど体が震えていた。
もちろん歩くのも四苦八苦で、痙攣が収まるまで 2分ほど掛かっただろうか。
そんな状態から脱した直後に布団へ入った時は寝付きが悪くならないかと心配したのだけど、疲労感が出始めるのと同時に強い眠気がやってきて、意外なほどスムーズに入眠する事ができた。
なかなか良い作戦だったと思うのだけど、よもや筋肉痛が起きるほどの運動に発展するとは思っていなかったから、軽く苦笑いをしてしまっている。

薄すぎる 話に飽きて 思うこと2009年11月14日 21時34分15秒

今日の夕食時に流れていたテレビは脳の活性化を促す趣旨の問題が出題されるクイズ番組だった。
単純に問題を出すだけではなく脳科学の解説なんかも混じっていたのだけど、いずれも何処かで聞きかじった事のある内容ばかりだったから軽く聞き流して出題だけ挑戦している状態だった。
最近のテレビが面白くない原因の 1つは得られる情報の重複が多くて新しい発見が少なくて「またこの話か」と飽きてしまう事にある。

人の脳というのは慣れてしまった事に対して活性化しなくて、筋肉と同じように使われなければ機能が衰えてしまう。
人間は楽をする事の天才であり、仕事を効率化するために知恵を使って様々な発明をして発展してきた。
楽をする事で成長してきた人類は快適な生活を手に入れて、頭を使うことを忘れた結果が、近年の子供に見られる著しい学力低下なのではないだろうか。

俺が小学校だった頃に比べると、教養番組と呼ばれる類の番組は数も激減している上に、バラエティ番組としての雰囲気が濃くて内容が薄くなっている傾向がある。
構成として面白くなければ視聴率を稼げないが故なのだろうと、理解するのは用意であるが、情報量が減ってしまっては本末転倒も甚だしいと思ってしまうのは俺だけなのだろうか。
小学校時代の俺は親が子供に見せたいテレビ番組ベスト10に登場する教養番組の内の 7つを面白がってみていた人間だから、どうしても最近の番組は話が浅くて知的好奇心を振るわせる場面が殆どない。

テレビと同じくゲームでも以前に比べて熱中する事が少なくて、その主たる原因は難易度が緩くて飽きてしまう事にある。
特にアクションゲームは頭を使う必要がないほどに難易度が低いゲームが多くて、少し前に 4歳児がなんだかんだと言いながら最終ステージまで進んでいて驚いた記憶がある。
難しいと投げ出されてしまうから子供に会わせた難易度だとしても、適当に連鎖することしか知らない幼児がクリアできてしまうのは呆れてしまう。

何というか振り返ってみると、色々なところが緩くなっている気がする今日この頃、少し自分の立ち居振る舞いを考えないと流されて腐ってしまいそうな不安を感じた今日この頃だ。

また風邪か 呆れて過ごす 日曜日2009年11月15日 20時38分22秒

今日は日曜日だというのに朝から風邪っぽくて、くしゃみと鼻水に悩まされて、目の充血から来る痛みと足下から這い上がってくる寒気で苦しんでいる間に日が暮れてしまった。
風邪を引いてしまった原因を考えてみると、灯油切れでストーブが消えたのに気が付いていながらキリが悪いとゲームを続けて凍えたり、運動をして汗に濡れたままブログの記事を書いていたり、入浴のついでに少し風呂掃除をして湯冷めをしたりと思い当たる節が多すぎる。
恐らく全てが原因で相乗効果もあって、今日の最初からグロッキーという酷い風邪を引き起こしたのだろう。

本日の予定としては文化の日に出掛けたコミック雑誌のバックナンバーを探す古本屋巡りへ出掛けるつもりでいたのだけど、先週に引き続いて体調不良のために断念する事となってしまった。
自室へ引き籠もる事が確定したので予定を変更して、来週から本格的に始める予定だった同人関係の作業を前倒しにして、少しだけ進めておく事にしたのだけど、面白いように頭が回らなくて殆ど先へ進めなかった。
作業内容はそれほど重くないけれど、機嫌が12月初旬と言われているので、余裕があるとはとても言えない状況なのに、休日なれば体調が崩れるパターンが染みついた現状に不安を感じてしまう。

結局は風邪のせいで作業もできず、コミックとゲームにアニメ鑑賞と毎度お馴染みの堕落した時間を過ごして、気が付けば日が暮れてしまった。
ゲームの方は PSPで体験版が配布されている「ファンタシースターポータブル2」(以下、PSPo2)を遊んでいた。
深く考えずにキャラクターを作ってみたら、自分が想像していたより身長が低いのが気になってリメイクをしたのだが、別の設定を間違えてしまい、最終的にオープニングを 3回もプレイしてしまった。

困ったことにムービーやチュートリアルをスキップできないため待ち時間が多くて、正直なところ辛かったのだけど後で PSUの方のメンバーと遊ぶ可能性が高いので、準備をしておきたくて頑張っていた。
とは言っても、ネットワークトライアルは応募式となっている事に気が付いていなかったので、次の抽選が行われるまで参加できないから頑張ったところで、すぐには苦労が報われることの現状が悲しくて仕方がない。
しかし、公式サイトの説明が分かりづらかったから定期的にチェックをしていても気付いたかどうか怪しくて、日本語が下手くそな運営チームに怒りを感じたりしている今日この頃だ。

乗り込めば 嫌いな奴の お出迎え2009年11月16日 20時39分35秒

ここ 1ヶ月ほど帰りの電車へ乗り込む瞬間に物凄く嫌な思いをする場面があり、日増しにその頻度が増えている傾向まで見え隠れしていて、不快なこと極まりないと舌打ちをしてしまいそうな心境だ。
そんなにも何が嫌なのかというと、ドアの脇に貼られた広告に俺が最も嫌いな芸能人の顔写真が載っていて、その存在さえ許せないのに場所と高さの関係で乗り込んだ瞬間に目が合ってしまうから最悪の一言に尽きる。
問題の広告を最初に見た瞬間は吐き気を催すほどの不快感に襲われて、その次は壁と一緒に破壊する勢いで殴りかかりたい衝動に駆られる程の怒りを感じたのをハッキリと覚えている。

その芸能人を嫌いなった経緯や具体的に嫌いな理由は思い出せなくて、端的に「生理的に受け付けない存在」と説明してしまうと、何だかんだと理屈を並べるよりもずっとスッキリとする。
少し前まで昼の長寿番組の顔として、主婦層をターゲットにした情報発信や電話相談なんかやっていたけど、数年前に番組が終わったおかげで形を潜めてくれてホッとしたものだ。
その後に無駄な間が放送時間の半分以上を占める意味不明なクイズ番組の司会として大きな顔をしていたけれど、そちらも終わったらしく名前さえも聞かなくなって久しかったのに、まだ生きていたのかと心の底から溜め息が出てきてしまう今日この頃だ。

基本に人間嫌いな気質を抱えている俺にとって、人を嫌う事はすなわちに存在を無視して、石ころと同様に扱うことを意味する。
平たく言えば「無視する」に該当するのだけど、より極端に「存在を近くすることを拒否する」というレベルへ達することもある。
そんば俺の目の前にあって、存在を無視することさえ許せないほど嫌いというのは非常に厄介なことで、人の目は嫌悪する対象ほど素早く見つける特性があるから難儀な事この上ない。
しかも、最近は司会の隅に黄色い袖が入ってきた時点で、嫌いな広告がそこにあると認知できてしまうため、運良くも視線が合わなくても存在を認知しない日は殆どなく、毎日が深いに満ち満ちている。

不幸中の幸いは問題の広告が張り出されている路線が 1つのみで、行きと帰りの合計 2回が危険なだけで済んでいる事だろう。
一日でも早く広告が消滅して欲しいと願っているのだが未だに願いは天に届かず、仕事で疲れて電車へ乗り込むと嫌悪の対象が居る可能性を忘れてしまって、目が合ってしまう毎日に魂が枯れ果ててしまいそうだ。

骨身まで 染みる冷たさ 冬の雨2009年11月17日 21時04分07秒

今日は朝から殆ど気温が上がらなかった事に加えて、冷たい雨が降り続けていたから、凍えるような寒さに身を震わせながら早足での帰り道となっている。
兎にも角にも風の冷たさが半端じゃなくて、骨身に染みる冷気が指先の感覚を奪ってくれたおかげで、記事を書こうとしても思うように指が動かなくて苦労している。
電車へ乗り込んで暖房の暖かさに包まれてから10分が経過した今でも、指の感触に違和感があって動きも鈍くて、思うに任せない自分の体に対して苛立ちを感じ始めている。

今から暫くは電車の中だから良いのだが、最寄り駅から自宅までの片道 4kmの道のりを考えると、寒さとは別の意味で背筋にゾッとする寒気を感じてしまう。
会社から駅へ向かう道中はあまり風が吹いていなかったのだが、俺の地元は基本的に強風地帯である上に、移動に自転車を使うので寒さは何倍にも厳しいものとなるはずだ。
その事実を理解しているからこそ、電車を降りた後のことを考えると気が滅入ってしまうわけだ。

しかも、寒さに当てられた影響で冬眠用のスイッチが入ってしまったらしく、じわじわと重たくなる瞼を持ち上げるのに苦労している。
体調不良や睡眠欲からくる強烈な睡魔とは違って、気を抜いて足を踏み込んでしまったら抜け出せない底なし沼のような印象を受ける眠気だ。
何よりも酒に酔っている時と同じように、意識があるつもりで記憶が飛んでいそうな不安があって、自転車へ載る前に何とか眠気を晴らしておきたいのだけど、しつこい粘着質な眠気はどうしたら収まるのか分からないから困ってしまう。

とりあえず駅に着くまで意識を保つことさえ困難らしくて、現状で既に記事を考えるだけの思考能力さえ失いつつある。
さて、生きて帰ることができるだろうか。

下ネタが 冬の夜空を 凍らせる2009年11月18日 21時16分03秒

今日は朝こそ昨日より暖かかったけれど、昼過ぎから冷たい北風が音を立てながら吹き抜けていった影響で気温が一気に下がって、帰り道は凍てついた空気に身を震わせていた。
それでも日暮れと共に北風が弱まっていてくれたからマシな方で、夕暮れ直前に買い物へ出た時よりも帰り道の方が気温は低かったけれど、風邪がない分だけ体感温度は高めだった。
多少はマシだと言っても寒いことに変わりはなくて、昨日と同様に冷たい空気が指の感覚を奪ってくれて、思うようにキーボードが叩けなくて苦労している。

北風による気温の低下は天気予報で言っていたので、今日は早めに帰宅しようと考えていたのだが、提示直後という悪いタイミングで正体不明の不具合が出てしまって、調査をしていたら大幅に残業する羽目となってしまった。
何とか原因を見つけて修正できたと思ったら、時刻は20時を回っていて軽く 2時間は悩み続けていた計算となり、苦悩していた時の長さを数字でみた瞬間に疲労感が数倍に膨れ上がった気がした。

疲労と寒さに震えながらの帰り道、久しぶりにT社員と並んで歩いてきたのだが、どうも隣に居るT社員が寒さで壊れてしまったらしく「寒い、寒い」と念仏でも唱えるかのように繰り返し呟いていた。
あまり隣で寒いと言われ続けると、こちらまで寒さが感染してきそうだったから「寒いと言っているから、寒く感じるのだ」と諭してみたが、T社員は嘘でも暑いと言えないほど凍えていた。

そこから話はもっと着込んで来ればよいという方向へ進んで、いっそのこと熊の着ぐるみで通勤してくれば良いじゃないかと進言したが、周囲からの目が痛々しいとか贅沢を言いだした。
世間の目なんか気にしなくても良いとか、そんなノリの冗談を繰り返している途中で、T社員が「着ぐるみなんか着ていたら子供の蹴りをもらいそうだ」と言うので、俺は「その時は自慢の爪でサクッとやってしまえ」と返した。
そこから若干の間があって、何か嫌な予感を感じ始めそうな微妙なタイミングでT社員が口を開いて、笑いに上擦った声で「その子供が女の子だった場合は自慢の如意棒で貫いて」などと下ネタに走ったから驚いた。

車内ではG社長とT社員の 2人が暴走気味に下ネタで会話をしている事があるけれど、まさか商店街の裏道とはいえ路上で堂々と下ネタを繰り出してくるとは思いもよらず、完全にカウンターを食らった格好で慌ててしまった。
しかも、問題の下ネタはゲームショップの近くという子供が寄ってくる場所だっただけに、社会的ダメージが発生しそうなエリアで一筋の冷や汗が背中を落ちていくような思いだった。
それと同時に変な方向へスイッチが入ってしまって、妙な興奮状態となってしまい、にやけ顔から復帰できない有様で完全なる不審者と成り下がっている自分を抑え込もうと必死だった。

あのタイミングで俺に下ネタを降ってくるなんて予想外で、本当に心臓に悪かった。
このところ社内での悪のりが目立っていたから、常識の感覚が分からないのかも知れないが、俺を巻き込むのはやめてくれと涙を流していたけれど、ブログのネタになったので少しだけ感謝だ。

馬鹿な姉 否定の次に ボロが出た2009年11月19日 20時52分20秒

事の始まりは昨夜の遅い夕食の準備をしていると、とっくに帰宅していると思っていた姉貴が帰ってきた。
そこからの会話は姉貴の「ただいま」に対して「おかえり」と返した。
姉貴が炊飯ジャーの中を見た後に「ご飯がない」と呟いたので、まだ手を付けていないご飯茶碗を差し出しながら「食べるだけ取りな」と言ったのだが「いらない」と返された。
姉貴は夕食をスパゲティで済ませる事にしたらしく電子レンジで麺を調理する準備を始めたのだけど、電子レンジの扉をバタンと大きな音を立てて閉めたので「静かに閉めなよ」と注意したが無視された。

ここまでの会話は本当に文面通りの端的に進められた事を覚えておいて欲しい。

電子レンジが大きな音と共に閉じられてから 5分ほど経った頃、姉貴が何かを言ったのだが顔をこちらに向けることもしない囁きだったので、全く来子取ることができなかった。
そのため「何?」と聞き返したら、長い間を空けた後に姉貴は「水とガス代が勿体ないのだけど」と言ってきた。
何の事を言っているのか理解するのに理解できなくて、水とガスからの連想を繰り返した末に、自分が麦茶を作るためにやかんを火に掛けていた事を思い出した。

火を止めに行ってから思い返してみると、コンロの火を付けた時間から考えて、姉貴が帰ってきた時点で既に沸いていたと思われ、減っている水の量を見てみても10分近く放置されていたはずだ。
お湯が沸いているのを知っていながら教えなかったばかりか、考えを巡らせなければ理解できない物言いに対して、俺が「もう少し言い方があるだろう」と不満を漏らすのは当然のことだった。
これで事が終わるならまだ良かったのだが、何故か知らないが姉貴から「そっちが先に言ったんでしょ」と反論が返ってくるなんて事態が発生したから訳が分からない。

冒頭にて姉貴が帰宅してからの会話を再現している通り、姉貴がコンロのやかんが沸騰している事を伝えるのに「水とガス代が勿体ない」なんて難解な言い回しをする以前に、言い方を改める必要のある発言なんて存在していない。
それから 2度ほど言い方を考えるべき発言を先にしたのはどちらかの主張を繰り返したけれど、姉貴は例の如く自己中心的な発想に凝り固まっていたので相手をするのが面倒くさくなって口を閉ざし、片付けを済ませてリビングを後にした。

姉貴の馬鹿に不機嫌となった夜が明けた今朝、リビングへ降りていくと父親から昨日と今日にリビングの窓が開けっ放しとなっていて、部屋が酷く寒かったとの報告を受けた。
父親の話によると、ストーブを炊いているのに部屋が暖まらなくて、変だと思ったら窓が開いているのを見つけたらしい。
つまり、窓から引き込む風は暖房があっても部屋が冷たくなるほどの威力がある事を示しているのだけど、昨夜に俺が帰宅した時のリビングは暖房が効いていて暑いくらいだった。
しかし、姉貴との一悶着があってリビングから出ていった直後に入浴をして、姉貴が自室へ引き上げていくのと同時に風呂をあがったら、部屋は肌寒さを感じる程度の室温まで冷えていた。

昨夜の時点では気にしなかったのだけど、俺が入浴中に窓が開け放たれたと考えられて、姉貴の他に誰もいなかったはずの時間帯だし、姉貴はリビングの窓から荷物を入れる癖がある事から同期も十分だった。
そんなわけで朝の忙しい時間だからと気を利かせて、メールにて注意をしたら出掛ける直前にリビングへやってきて、何やらアリバイを言いに来たらしい。
しかし、アリバイの 1つ目に「昨日も一昨日も買い物に行っていない」と言っていたのだけど、一昨日の夜に冷蔵庫の前に買い物袋が置かれていたのを見ていたから、昨日のヒステリーが今も続いているだけだと判断した。
最後に姉貴は「何でもかんでも、私のせいにするな」と言っていたけど、正しく日頃の行いから疑いだと全く考えもしないらしい。
まして、自分が一方的に都合の良いことだけを怒鳴り散らして立ち去る行為こそ、何でもかんでも他人のせいにしているのだと知る由もないのだろう。

さらに姉貴が出て行ってから30分後、俺が家を出ようとしたら玄関が全開放状態となっていて、窓が開けっ放しと問題になった直後に玄関を閉め忘れるとか何処まで馬鹿なのかと、怒りを通り越して哀れになってくる。
すぐに尻尾を掴めるとは思っていたけれど、まさか30分後に閉め忘れの現場を発見するとは思っても見なかった。

ちなみに、玄関が開けっ放しであることをメールしようとしたら、着信拒否にされたらしくて跳ね返ってきた。
思い返してみると、玄関に行ってから出ていくまでに間があったから、あそこでこそこそと着信拒否にしていたのだろうな。
どれほど惨めな姿だったのかと想像すると軽く笑えてくる。

たくさんの 荷物を抱え ほかほかだ2009年11月20日 20時44分38秒

今朝の天気予報では昨日よりも暖かくなると言っていたのだけど、身震いが止まらないほどの寒さを感じて、仕事に集中できず何度も体を動かすために席を立っていた。
T社員は昨日よりも過ごしやすいと言っていた事から察するに、異様な寒さを感じている原因に俺の体調不良から発生した寒気も含まれているのだろう。
特に水曜の夜から姉貴の愚行に苛立ったり、帰宅時や夕食中も馬鹿が帰ってきてリビングで鉢合わせになったりしないかと警戒していたりと、ここ数日のストレス指数はメーターを振り切ってしまいそうなレベルに達している。
そんな状況に急激な気温が低下という天候の変化が加わっているのだから、体調を崩したとしても何ら不思議ではない。

そんな辛い日中が終わって迎えた金曜の夜、恒例の趣味の買い物を楽しむ寄り道へ繰り出して、今週の鬱憤を全て晴らすとか考えていなかったのに、気が付けば福沢諭吉 1枚を余裕で飛ばしてしまうほど買い込んでしまった。
もちろん無意味な買い物ではなくて、単純に欲しい物がたくさん発売されていて、これもあれもと手に取っていたら手に持ち切れないほどの量になっていた次第だ。
今週の購入数は本当に異常で、今まで何だかんだと言いながらも出勤に使っているビジネスバックへ全ての購入商品を押し込めたのに、今日は最初の会計の時点で溢れてしまっていた。
おかげでビジネスバックと買い物袋を両手に携えるというスーツ姿にあるまじき格好での帰宅となってしまった。

しかし、両手の荷物が重たいおかげで自然と体が温まってくれて、今は寒気どころか少し汗ばんでいるくらいだ。
それに豪快な買い物をしたことがストレスの発散にも繋がっているらしくて、退官できるほどに心が軽くなっているのを感じている。
その効果は高額な買い物をしたこと似よる財政面での不安さえも掻き消してしまっていて、今はもう帰宅して荷物を解くのが楽しみで仕方がない。

もっとも帰宅するまで買い物袋へ詰め込まれた商品を傷つけずに運ばなければならない苦労があるのだけど、その辺は覚悟の上というか既に諦めがついているので大丈夫なはずだ。
金曜の夜だから姉貴の帰りも遅いだろうし、今日も療養中という事でToda氏との夕食会もないから急いで帰宅してしまえば、我が家のトラブルメーカーと遭遇する危険はないはずだ。
ちょうど荷物が多すぎて長居できなかったことだし、きっと今日は酔いよるとなるだろう。