頑張れど 虚しさだけが 残される2009年07月22日 21時19分16秒

先々週の日曜に池袋まで買い物へ出掛けて帰りの電車に揺られていると、姉貴から朝食用の食パンを買ってこいとメールが届いた。
先の買い物で財布に殆ど現金が入っておらず、駅からの帰り道にクレジットカードが使えるスーパーがないので「買い物ができる店がない」と返信したのだが、姉貴からの返信は「じゃあ、朝ご飯なし」という内容だった。
そもそも姉貴は家事全般をこなすことを条件に家へ入れる生活費を免除されている立場なので、買い物は彼女の仕事であるし、家の生活費が収められた財布を抱えている者の義務だ。

とは言っても、残念なことに我が姉は絵に描いたような自己中心的な人間であるため、こちらが何を言っても買い物へ出る事はしない。
そうなれば朝食の時に困るのは俺なので、買い物から逃れることができない状況へと追い込まれる格好となっていた。
買い物を押し付けられた事に怒りを感じつつも、いつか馬鹿に天罰が下ると信じて、買い物用の財布を出しておくようにメールを出してから帰宅したのだけど、悲しい事に財布を手にする事さえもできなかった。
大きな溜め息を吐きながら数秒前に入ってきた扉から外へ出ると、クレジットカードが使える店まで出て行って、折角に買い物へ来たのだからと姉貴に頼んでも 3回は催促しないと買ってこない掃除用洗剤も一緒に購入してきた。

買い物から買えってレシートを姉貴の席へ置いておいたので、夕飯時には立て替えておいた現金が置かれているはずだった。
しかし、レシートは無くなっているのに現金が置かれていなくて、ふと思えば支払いがないままに 2週間もの時間が経過している事に気が付いたのが昨夜のことだった。
もちろん何度か催促はしていたのだけど、料理中だったり洗い物をしていたりと言ったタイミングだったので聞こえていないのかと次の機会へ流しているつもりでいた。
しかし、昨日に何も作業をしていない姉貴に催促をしたところ「しつこい」なんて言葉が返ってきたから驚いた。
つまり、今まで再三に渡る催促は聞こえていなかったのではなく、無視していたことを意味していて、更に元より支払う気がない悪質さを各層ともしない有様だ。

確かに食パンだけなら朝食に俺が食べるようだから自腹を切っても構わないが、今回は掃除用の洗剤なんかも買ってきているので全額を負担させられる事に納得できなかった。
何よりも自腹を切らせるつもりなら最初から言えばよいのに、のらりくらりと催促をかわして事を有耶無耶にさせてしまおうという態度が気に食わなかった。
それこそ姉貴が嫌っている支払いを渋る債務者や真相を明かさず雲隠れする政治家とやっている事が同じではないか。

何よりも腹が立ったのは「成人男性から 2週間も1500円の請求をされ続けるとは思わなかった」とかいう発言だ。
どうにも理解に苦しむのだが、姉貴の中で成人するとは1500円を踏み倒されても文句を言わない人を指しているらしい。
俺からすると少額であっても、しっかりとケジメを付けるのが大人だと思うのだけど間違っているのだろうか。

それと俺が洗剤の類を買ってきたことに関しても「勝手に買ってきたくせに」とか言っていたのも意味が分からない。
どうも姉貴は自分の買い物のついでなら洗剤くらい自腹を切っていることもあるから、俺の財布から洗剤の代金が捻出されて当然という理論らしい。
確かにそういう事もあるかも知れないが、間違っても強制されるような事じゃないし、何より洗剤の代金が支払われたとしても出所は会計であり姉貴の財布ではない。

何を思って支払いを渋っているのか理解できないけれど、ここで引いたら味を占めて同じ事を繰り返しかねない。
仕方がないので支払い要求の名目を立て替え金の返却から姉貴用のメールアカウントの維持費へと切り替えて請求することで無事に現金を返してもらえたけれど、手にしても全く嬉しくない嫌な雰囲気の現金だった。
姉貴も嫌そうな顔をしていたけれど、そもそもに自分が買い物を人へ終えしつけた上に支払いを拒んだりした事が原因だと気が付いてほしいのだけど、恐らく無理だろう。
何と言っても自己中心的で自分の考えが全て正しいと本気で思っているような人間だから仕方がない。

もっとも自分のブログで愚痴っている俺も大した人間ではないのだが・・・

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