好調と 思った矢先に 期限切れ2009年06月10日 20時42分23秒

今日の午前中は順調に作業が進んでくれて、今日は珍しく良い日だと軽く浮かれた気分になっていた。
そんな喜びの裏に開発環境を起動した際に表示された試用期間が今日で切れるという内容のメッセージがあることが少し気にしていた。

何故に仕事で使用期限の付いた開発環境を使っているのかというと、会社に高レベルな環境を整えるだけの予算がなかったし、高度な開発を要求されるような仕事が受注できる見込みもなかった。
となれば、無理に背伸びをしなくても無料で揃えられるレベルの仕事なら安く済ませておくに越したことはないと判断した。
そう決まった直後に欲しかった開発環境の 3ヶ月も使える体験版を見つけてしまい、少しでも良い環境を使いたい欲求に負けて体験版を今日まで使っていた次第だ。

体験版の試用期間が終了すれば、元々に予定されていた無料の開発環境へランクダウンさせるだけの話だけと軽く考えていたのだが、実際にやってみると意外と時間を食う面倒な作業だった。
しかも、本来に予定していたのと全く違うタイミングである今日の昼から開発環境の入れ替え作業を行う羽目となったから、軽く混乱してしまって何かと手際が悪くて、時間を無駄にしてしまった感が否めない。
何故に試用期間が残っているはずの今日に環境を入れ替える羽目になったのか、それは実に簡単な理由で使用期限が切れてしまったからに他ならない。

どういう事かというと「試用期間が今日で切れます」と表示されていたのだけど、実際の意味合いは「今回の起動を持って使用期限が切れました」となっていたわけだ。
つまり、今朝に開発環境を立ち上げた時点で有効期限は切れていて、昼休みを終えて作業を再開しようと思ったら期限切れで起動しなくなっていた。
幸いにして今日中に仕上げなければならない、といった縛りのない穏やかな日だったから良かったけれど、プログラムを作るのが楽しくなっている所に飛んでもない肩透かしを仕掛けられた精神的ダメージは軽くなかった。

そんなわけで昼から環境の入れ替え作業へ入ったのだけど、体験版をアンインストールするのに 1時間を要して、それに続いて無料の開発環境をインストールとアップデートに 3時間も掛かってしまった。
結果的に午後の時間の殆どを開発環境の入れ替えに取られてしまって、午前中の好調は何処へ行ってしまったのか全く作業が進まない状況に陥ってしまった。
さすがに数時間も作業をせずに待ち続ける事はできないから軽いテキストエディタ程度のプログラムで出来る作業を進めていたけど、インストールに CPUを食われてしまって文字を打つのさえも一苦労だった。

今回の問題は使用期限が近付いている事が判明した時点で、早々に対応を取っていなかった自分が悪いと反省するけれど、やはりメッセージの分かりづらさは腹が立つ。