手荷物は 肩へ掛けずに 抱えよう2009年04月16日 20時25分40秒

携帯電話のバッテリーが寿命を迎えてしまったかも知れないと騒いでいた記憶も新しい今日この頃、今朝の通勤途中にケースの留め具を破損してしまった。
原因はいつもの乗車位置へ向かうため階段脇にある狭い通路を通り抜けようとした際、腰に装着していた携帯ケースが女性客の手荷物に引っ掛かってしまった事にある。
今回も幾つもの悪条件が重なっての事故だった訳だが、その要因の殆どが自分にあるというから何とも言い難い怒りが腹の底を煮えたぎらせてくれて、今でも思い出すと地団太を踏みたい気分になってくる。

何よりも腹が立つ事は携帯ケースに変な負荷が掛かっている事に気が付いて、反応もしっかりとしていたにも関わらず壊してしまった事だ。
反応は悪くなかったのだが如何せん事に、ちょうど電車が入ってくるタイミングで降車した乗客が通路を塞ぐ前に狭い通路を突破しようと急いでいたため、静止させるにしても勢いが付きすぎていた。
勢いがあるから止まれなかったが、それ以外は素晴らしい反応をしていて女性客の手荷物に引っ掛かった本体からベルトに装着した留め具へと負荷が掛かり、プラスチックが折れていく感触を生々しく感じ取る羽目となった。
この無駄な実況中継のおかげで無念さが何倍にも強くなっていて、留め具が破損したことで落下する携帯を回収するまでの 1秒でどれ程に後悔したことか。

ひとまず壊れた箇所を見聞した結果、応急処置として瞬間接着剤が使えそうだが強度に不安があるため、携帯ケースを買い直すという選択肢を選ばざる終えないだろう。
まして、ここ数日は留め具の着脱可能部分が勝手に外れてしまって不便する場面に何度と無く遭遇していて、烈火の可能性を疑っていた所での破損となれば強度に不安がある状態で仕様を続ける気にはなれない。
もしも接着剤が汗などで急速に劣化したりすれば、自転車で走行している最中に携帯が腰から落ちていくなんて惨事も起こりえる。
しかも、万が一に可能性が現実となれば、愛用している携帯が再起不能となる可能性が非常に高くて、修理したとしても携帯ケースの購入費用を軽く超える事は疑う余地がない。

金額で言えば 3千円程度だけど、出費が増えるというのは本当に嫌な気分だと帰宅の足取りも重たくなっている。
こんな日に限って電車が止まったりするのだから世の中というのは非情なものだ。