後少し 粘ってくれと 祈る夜2009年04月10日 21時05分56秒

特に大きな問題もなく今週が終わってくれたので、明日は無事に花見へ出掛けられそうだとホッとしている所なのだが、先ほどから風が出始めていて嫌な予感がする。
風が吹くという事は天気が変わる可能性に対する不安と同時に、桜の花が散らしてしまうのではないかと心配を感じてしまう。
今更に言っても仕方がないので、明日の天気と桜が踏ん張ってくれることを願いつつ、今日は早めに寝るとしよう。

今年の桜は開花直前で足踏みをしたかと思えば、早々と散り始めてしまったから花見のタイミングを乗がした人も多いのかも知れない。
自宅近くを流れる川沿いの道は数kmも続く長い桜並木となっていて、この時期になると夜中でも夜桜を楽しんでいる人の姿を絶えない。
夜盲症の俺にとって普段は見ることのない歩行者は危険な存在で、毎日のように背中から冷や汗が吹いてくるのを感じながらストレスのある日々となっているはずだった。
しかし、今年に限っては 1組くらいしか夜桜を見ている人を見かけていなくて何となく拍子抜けした気分になっている。

桜の見頃を見極めるのが難しかったのは確かだけど、ここまで人手が落ちるというのは少し奇妙に感じる。
別の理由があるのではないかと思い返してみると、新しい道が開通したのに合わせて道路の上に延びていた桜の枝がバッサリと着られている事を思い出した。
川沿いの桜並木はガードレールと接触しそうなほど道路よりに桜が植えられているため、実質的に桜の枝の半分が切り落とされた格好となっている。

川の片側にしか車の通れる道路はなくて、対岸はあぜ道が続いていて花見のメインは車通りのない対岸という認識から道路側の枝を切ってしまったのだろう。
しかし、残念なことに対岸は明かりになる物がない上に道路からの明かりは満開の桜に遮られてしまうため、夜盲症でなくても暗くて夜桜もろくに見えないらしい。
それに加えて舗装されていない道で足を踏み外せば2mほど下の川まで転げ落ちることになるので、危ないからと基本的に道路の対岸から花見をするのは昼間だけだ。
しかし、新しい道ができた影響で桜並木を走る車両が増えてしまって道路を歩いて夜桜を楽しむのも難しいとかなってしまったのかも知れない。

何というか今年は色々と残念な花見が続いていて、少しテンションが下がり気味になっている。
明日の花見で諸々のうっぷんが吹き飛んでくれると良いのだが、どうなるのかは明日の朝日を拝んでみないと分からない。

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