突然に 消えて無くなる 無へ帰する2009年04月07日 21時13分32秒

昨日に引き続いて、今日も携帯のバッテリーの話をしなければならない状況になってしまった。
まず最初に寿命かと思われたバッテリーが故障と呼ぶべき勢いで症状が悪化している事と話さなければならないだろう。
昨日の時点では就寝前に充電を完了したはずなのに帰り道でバッテリー切れと表示されたのだが、今日に至っては朝の通勤電車で既にバッテリー残量が 20%以下に成っていた。
もちろんバッテリーの寿命が疑われた直後だけに充電をし忘れたなんてことなくて、確固たる現実として満充電から 7時間ほどでバッテリー残量不足の表示が出たことになる。

日曜まで何の疑いもなく使っていたはずなのに僅か 2日で半日もバッテリーが保たないという異常な劣化を見せている。
こうも急激な劣化を見せてくれると、2007年 7月頃にあったリチウムイオン電池の発火事故に始まり、多くの企業でバッテリー自主回収をする騒ぎに発展した事件が頭を過ぎる。
もちろん俺のバッテリーは対象外だったのだけど、現状を見ていると今までに報告されていない形の不具合が出ているのではないかと疑いたくなってくる。
便利だ何だと言われている充電池だけど、中に入っている物はそれ程に安全と呼べる品では内だけに嫌な予感がしてしまう。


兎にも角にもバッテリーの状態が悪くて、今日の仕事中も帰りまでにバッテリーが枯れてしまうのでないかと不安で仕方がなかった。
特に俺の携帯の充電用プラグは特殊な形状で予備バッテリーに付属していた変換プラグが使えなくて、充電ではなく USB給電でしか利用できない。
要するに電源が入らない状態では予備バッテリーが使えないのだけど、困ったことにWindowsMobileの仕様なのか省エネ機能が働くと同時に USB給電がカットされるという困った癖がある。
そのため俺が操作している最中でないと補助バッテリーも使えないという非常に悩ましい環境で、もしも仕事中にバッテリーが枯れてしまうと帰りに何もできない事になってしまう。

そんな不安を抱えた帰り道、少しドキドキとしながら携帯を開いてみるとバッテリー残量は限りなくゼロに近かったが、どうにか補助バッテリーを繋ぐことができた。
これで一安心と思ってせっせとブログの更新作業をしていたのだけど、自宅の最寄り駅が近付いてきて記事も書き上がりそうだと思ったところで唐突に画面が暗転してしまう。
バッテリーが完全に枯れて電源からごっそりと落ちたのだと理解できたけれど、それと同時に背筋から順に血の気が引いていくような脱力感に襲われた。

何故かっていうとブログの記事を書くのにメーラーを使っているのだけど、自動保存機能がないため電源が落ちたりすると全てが無に帰してしまう仕様になっている。
もちろん手動で保存する事はできるのだけど、補助バッテリーを繋げることができた事で安心しきっていた為に途中で下書き保存をするとか気の利いたことはしていなかった。
つまり、画面が暗転した時点で全てが白紙に戻ってしまった事を意味していたわけだ。

帰宅してから今日の分の記事を書き直している訳だが、何とも言えない脱力感に苛まれている。
まさか USB給電だけではシステムが維持できないとは思いも寄らなかった現実を突き付けられた訳だが、これではまともに使えないためバッテリーを購入する流れになりそうだ。
しかし、純正品も代用品も 5千円近くするというから重たいため息が零れてしまう。

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