休日を 休日らしく 過ごせたら2009年01月24日 22時13分38秒

今週は寝坊する事もなく起きることができた上に、それ程に冷え込んでもいなかったから午前中はゆったりと過ごす事ができた。
体調不良の方も昨日が山場だったらしく頭痛や咳といった質の悪い症状は治まって、代わりに腹の調子が良くないけれど急激に下るような壊れ方ではなかった。

今週も近くに住んでいる同窓生Toda氏と昼を共にする約束をしていたから家を出た瞬間、あまりに風が冷たくて驚かされた。
昨日までの寒さは身に染みる感じだったのに対し、今日の冷気は肌に突き刺さるような鋭さを持っていて、雪国へ来てしまった気分だった。
そういった冷たい風も基本的に耐えられる人間なのだけど、不意打ちを食らったとなると少し辛かった。
しかも、家を出た時間は寒空の下で待たされるのも嫌だからと思ってギリギリの調整していたから、冷たい風に全力疾走でぶつかって行く羽目となった。

幸いにして今日の気温はいうほど低くなくて、風にさえ当たらなければ寒さを凌げた事だろう。
もし気温まで風と同じ冷たさを持っていたら、体調不良がぶり返してしまう危険性から予定をキャンセルせざる終えなかったはずだ。
そう思ってみれば、寒さの原因が風だけだったのは不幸中の幸いというものかも知れない。

風さえなければ寒さに厳しさはないため、屋内にいると穏やかな休日に感じられた。
実際にToda氏と合流して店内へ入ってしまうと寒さを忘れて、まったりとして休日の昼を満喫していた。
しかも、暖かな陽気を連想させる薄日が時折に窓から差してくる場面もあって、本当に道中の寒さを忘れてしまっていた。

そんな油断だらけの状態で店を出てしまったから、再び風の冷たさに驚かされる羽目となってしまう。
しかも、今度はパラパラと顔に当たる細かい雪まで混じっていたからToda氏と一緒に「雪が降るとは聞いていない」と当てにならない天気予報に怒りを覚えていた。
家を出た当初に「雪国のような冷たい風」だと感じたのは間違えではなかったらしい。

雪がぱらついたのは数分だけで積もるような事はなかったから、そのまま勢いに任せて買い物へも行ってきた。
明日ももし同じような天気だったら家から出るのが辛くなるから、外へ出てしまっている今日に済ませてしまおうと思ってのことだ。
ここ数日、体調不良に加えて運の無さも通常の 2倍以上に強烈だから、先延ばしにすると雪が積もって交通機関が麻痺するなんて事態も考えられた。

そんなこんなで池袋まで出向いて目的の品を買ってきたのだけど、思ったよりも嵩張らないパッケージで平日に来てもよかった感じだった。
何というか無理に休日を使って買わなくても良かったかな~っと残念な気分を味わいつつの帰り道、空が少し暗くなり始めていた。
昼食を食べた後に電車で往復の買い物をしたら、すぐに夕暮れという日の短さへの空しさも重なって、久しぶりに黄昏れた気分になってしまった。

今日は驚いたり、まったりしたり、黄昏れたりと忙しい一日だった。