疲れ果て 半日近く 眠ってた2009年01月17日 21時38分10秒

正月休みが終わってから連休も休みなしに働き続けて、今日が 2週間ぶりの休日となっていた。
週の後半から少しずつ体調不良が目立ち始めて、日中でも睡魔が襲ってくるような場面が増えてきていた。
症状は悪化の一途を辿っていて、金曜の夕方から風邪という形で具体的な症状を表し始めていた。

そんな調子で向けた土曜日の今日は通院の予定もなく、予定と言えば毎週恒例となっているToda氏と昼食を一緒にする約束くらいだ。
時間があれば体が鈍っているので暖かければ軽くサイクリングへ出掛けてみようかと思っていたが、基本的に休養を優先するつもりではいた。

とりあえずアラームを11時半頃にセットしてから眠いと目を擦りながら布団へ入ったのが深夜の 1時半だった。
疲れが溜まっていたこともあって寝付きはすこぶる良くて、気が付いたら外は随分と明るくなっていた。
暖かな日差しに微睡みながらカーテンを開けてみると、何やら違和感を感じて時計を見てみると「14:36」なんて数字が見えたから驚いた。

朝日が西から昇るはずもないのだから日差しに違和感を感じるのも無理はない。
もちろん疲れていたから昼近くまで寝ている可能性は十分に考えられたけれど、12時間以上も寝ているなんて想像もしていなかった。
何より遅くても13時過ぎに昼食の約束をしていたToda氏が「時間を過ぎてるぞ」と電話が掛かってきて叩き起こされるはずだ。
その時間を軽く過ぎてまで寝ているという事は電話まで無視して寝ていたという事になる。

幾ら疲れていたと言っても、俺は旅行とかへ行っても同じ部屋の誰かが夜中にトイレへ起きても、その物音でも目を覚ますような人間だ。
さすがに電話の音を無視して寝ているなんてあるはずがなくて、これはきっと寝坊して大慌てという夢を見ているに違いない。
本気で夢かも知れないと考えたのだが残念ながら、昨夜に携帯電話のバッテリーをゼロクリアして、そのまま電源を入れ忘れた可能性を思い付いてしまった。

慌てて布団から飛び出して、携帯を見てみると思い切り電源が切れていた。
仕方なくToda氏へ詫びの電話を入れたのだけど、昨夜に疲れている旨を伝えていたから事情を察してくれていた。
更に何だかんだと言って、昼食はまだ食べていないとの事だったから遅めの昼食を共にしてきた。

その昼食を食べた店を出てみると、既に日差しは夕日に代わり始めていて本当にあっと言う間に 1日が終わってしまったと感じられた。
実際問題として起床から 2時間で夕方を迎えているのだから当然の感想なんだけど、何とも言えない空しさを感じさせる夕焼けだった。

夏の暑さより冬の寒さの方が得意な人間だけど、やっぱり冬の日の短さは夜盲症の人間にとって、どうしようもなく残念な仕様だ。
ある程度まで日が長くなっていて暑くなる前の春くらいが俺にとって最も過ごしやすい季節な気がする。
残念ながら人生の春は依然と来ないままだけどな・・・