呆然と 夜空を見上げ 「ここは何処?」2008年09月05日 20時41分39秒

今日は金曜日という事で毎週恒例となっている趣味の買い物へ繰り出す日だ。
先週に残業をしたおかげで随分と慌ただしく成ってしまった分、今日は早々に仕事を切り上げて普段より多くの時間を確保した。
そんなわけで普段よりテンションが少し高めでホームグラウンドである池袋へと降りたった。

そこからの順路は慣れたもので人混みさえなければ目を瞑っていても目的の店へ辿り着く自信がある。
それ程に通い慣れた道だからブログのネタを考えながら歩いていたら、普段と違う出口へ出てしまったから驚いた。
考え事をしていた事もあって殆ど人の流れを追うように歩いてきた故に、何が起こったのか理解しきれなかった。
とはいえ、後ろからも人が来ているので立ち止まるわけに行けず、そのまま外へ出てみた。

外へ出てみると、そこは予定していた地点から 50mほど離れた場所で存在こそ知っていたが利用した事がない出口だった。
俺の後ろから出てきた方々も辺りを見渡していたし、予定外の出口から地上へ出てしまったのは俺だけではなさそうな印象だった。
何故に出口を間違えてしまったのかは帰り道で調べるとして、ひとまず目的地への順路を模索してみた。

普通なら最短コースを進むところなのだけど、夜盲症という障害を持っていることもあって距離よりも安全を優先する必要がある。
しかし、こんな所からスタートするなんて思ってもみなかったから酷く遠回りするコースか最短だが足下に不安がある道くらいしか思い当たらない。
そんなわけで「さて、どうするか」と悩んでいると、滅多に人が入らないはずの最短コースへ数名が流れていったのでこれ幸いと尾行するような形で先導してもらう事にした。

どうやら本格的に出口が封鎖されているか何かあったようで、普段と人通りが大きく違って助かった。
とはいえ、来週も同じように人が居るとも限らないから、早い内に回避経路を想定しておく必要がある。
そんな事を思っていた事も忘れて、悠々と趣味の買い物を楽しんだ後の帰り道、見慣れない白い壁がそびえ立っている事に気が付いた。
言うまでもなく、その場所こそが俺が出てくるはずだった出口だったわけだ。
張り出されていた告知は「工事のために閉鎖する」とだけ書かれていて、いつまで閉鎖するのかといった情報は得られなかった。

その出口は以前からエスカレーターは在ったからエレベーターの設置工事という事はないだろう。
在るとすれば、ビックサイトでのエスカレーター事故を受けての整備や安全性向上のための補修工事かも知れない。
どちらにしろ今月中くらいは出口が閉鎖されている可能性を考えておいた方が良さそうだ。

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