痒いのは 痛いのよりも 辛かった2008年05月07日 20時32分32秒

今朝は起きた直後から額に違和感があって、触ってみると一部の皮膚がカサカサで浮いている状態になっていた。
試しに浮き上がっていた皮膚を爪で摘み、ゆっくりと引っ張ってみれば何の痛みもなく指先ほど大きさで剥がれてきた。
日曜のサイクリングで負った日焼けで皮が剥けてきてしまったようだ。

昔から 3回も日焼けをすれば必ず 1度くらい脱皮する体質だったから予想はしていたけれど「やはり脱皮してきたか」と溜め息が出てしまう。
ニュースの天気コーナーで花粉情報に代わって紫外線情報が放送されるようになって日が浅いため、どうにも納得に行かない部分がある。
それに日曜の朝は日差しがなければ肌寒く感じるくらいだったから、尚更に脱皮をするなんて納得できなかった。

俺がどんなに納得できなかろうと、剥がれ始めた皮が元に戻ってくれるわけもない。
仕方なく指で引っ剥がせる範囲、実質的に額の 3割ほどの面積を処置したところで朝の日常に戻った。
ところが、朝の洗顔に入ったところで軽く擦っただけのはずが大きく額の皮がめくれてしまった。
それも剥がれた範囲は額全体と呼ぶべき面積であり、その殆どが新しい皮膚が完全に仕上がる前の状態だった。

まだ完成していない皮膚は刺激に弱くて、空気に触れただけでもジリジリと焼き付くような痛みを出してくれた。
幸いにも額の皮なので表情を変えなければ早々に痛む事はなかったけれど、消毒のために顔を洗い直した時はかなり辛かった。

だけど、本当に辛かったのはその後に待っていた。
着替えも済ませて一通りの準備を終えた頃から右腕が広範囲に渡って激しく痒み出してきた。
ようやっと痛みが引いて楽になってきたと思った矢先、今度は治りかけの疼きが襲ってきたわけだ。
しかも、痒さに耐えがたい触れると刺すような痛みが出てくる上に、痛みより痒みの方が強くて紛らわせられた時間は 1秒程度というたちの悪さだった。

せめてもの救いは一日中に疼きっぱなしではなく、断続的に繰り返す形だったことだ。
もっとも右腕と左腕とが交互に攻めてきたから半日以上の時間を「痛い」とか「痒い」という言葉を繰り返していた気がする。
恐らくは明日辺りから腕の脱皮も始まるから、それまでの辛抱と言ったところか。