春風に 心の棘が 溶けてゆく2008年03月26日 14時52分27秒

昨日は踏んで曲げてしまったメガネを修理してもらうため、残業をせずに帰るつもりだった。
ところが定時前になって新人君がやるべき作業を忘れているという事実が発覚してしまった。
最初は彼のミスなのだから放置して行こうと思ったのに、戻ってきたばかりの先輩が「手分けをして終わらせよう」などと言い出したおかげでメガネ屋へ行く事はできなかった。

作業そのものは難しくも何ともなかったのだが、状況を正確に把握できていない先輩に現状を説明するのに苦労させられた。
正直に言えば、説明している時間で作業を完了できたのではないと思ってしまうほどだ。
しかも、途中で俺と先輩の間で話が噛み合わなくなって、物凄く苛つかされるシーンまであった。

結局のところ話が合わないのは俺の勘違いが原因だったのだけど、先輩は間違えに気付いていながら物凄く回りくどい言い方しかなかった。
そのおかげで状況を理解した瞬間に「わざと間違えを助長するような言い方をしやがって、俺が勘違いしている姿を見て優越感にでも浸っていたのか」と怒鳴って胸ぐらを掴んでやろうかと本気で思ってしまった。

そんなこんなで、今もまだ不機嫌な俺は今週分の作業に目処が立ったところで半休を取って帰ってきてしまった。
メガネ屋や夜に入っている私用に備えてと銘打ってはいるが、それらは全体の 2割程度の理由でしかなう。
もちろんだが残りの 3割ほどは先輩と一緒に居たくないという感情にある。
最も大きな 5割を占めるのは春の陽気に誘われた、と言ったところかな。
要するに、サボりたい気分になったと言う事だ。