窓を開け 恵みの雨に ホッとする2008年03月10日 20時06分14秒

今日は朝から雨が降っていて、俺が起床した時点で路面はしっかりと濡れて小さな水溜りを見つける事ができた。
天気予報によると夕方には止んでいるそうだし、この調子で弱く長く降り続きそうな感じだった。
そのため、今日は換気のために部屋の窓を10cmばかり開けてきた。

2月23日の砂嵐以前は毎日のように換気をしていただけに、久々の換気ができる天気は嬉しい限りだ。
元より掃除をこまめにするタイプではなくて、頻繁に換気をする事で辛うじて清浄を保っていた感がある。
そう考えると、今日のような窓から吹き込む事のない雨というのは恵みの雨と呼ぶべきかも知れない。

思い返してみれば、砂嵐の恐怖に怯える今の時期以外に「恵みの雨」なんて言葉を使う機会はない気がする。
俺の住んでいる地域では水不足となって給水制限が掛かる事はあっても断水にはならなかった。
生活に直結したのなんて、学校で水泳の授業が中止になる程度のものだ。
もちろん家庭菜園なんてやっているわけでないので、農作物の云々も関するところではない。

そんなわけでニュースやら新聞が水不足だ何だと騒がしくても、何処か他人事のように見えている。
最近はネット上の知り合いを心配する事もあって昔よりは水不足に多少の関心は持っているけど、実際に我が身で恵みの雨を感じる事は皆無だ。
やはり俺が一年の中で最も雨を敬う時期は今なんだと思う。

特に今日のような十分な雨量が夜半に振って、家を出る時はメガネを外せば傘なしで自転車に乗れる程の強さ、それに加えて風を伴わない好条件の雨は珍しい。
しかも、雨を待ち焦がれていた日に来たのだから、これ以上なく感動した雨かも知れない。

とまぁ、雨一つで頑張って盛り上がってみた。
最後に一つ、雨上がりの風が冷たくて気持ちよい。