せせらぎの ウナギを龍に 見せるモノ2008年02月26日 20時04分18秒

今日は朝の内に感じていた違和感が昼頃から風邪の諸症状へと成長してくれて、半日近い時間をグロッキーな状態で過ごす事となった。
それでも今週は色々と予定が詰まっていて、休んでいる暇なんて何処にも見つけられない状況なんだ。
それ故に、フラフラとしながらも必死に仕事をしてきた。

そんな俺の頑張りを無駄にしてくれる連中が居るから本当に腹立たしい。
しかも、苦労を倍増させた輩が「例によって」と前振りがピッタリな T社だという事実が俺の怒りを何倍にも強くしてくれた。
今回の T社の愚行は怒りを通り越し先にある呆れ、それすらも飛び越えて殺意すら抱く領域にあった。

まず22日までに T社が完了させる予定となっていた案件があって、その後に俺が担当する作業が入っていた。
先ほども書いた通り、今週は忙しくてスケジュール表が真っ黒になっている状態で「22日の締め切りは絶対厳守」と釘を刺してもらっていた。
それにも関わらず22日の週が明けた25日が終わっても何の音沙汰もなかった。
そして、今日の昼過ぎに別件の打ち合わせのために来社した T社の担当者を問いただすと返ってきた答えは「急ぎの案件だとは思っていなかった。今から帰ってやります」というものだった。

これはもう耳を疑うなんてレベルの話じゃなくて、信頼しうる部分が皆無で損害賠償の対象にすら成りうる事態だ。
何をどう解釈したら「締め切りは絶対厳守」と言われている案件を急ぎじゃないと思えるのは不思議で仕方がない。
何より守らずとも良い締め切りなんて存在しないのだから、言っている事が滅茶苦茶だ。

挙げ句にようやっと待望のテスト依頼が来たかと思えば、あっさりとバグが見つかって突き返されるという王道パターンだ。
だが、転んでも普通には起きない T社は「設定が間違っていないか調べて下さい」と返してきた。
もちろんの事だが「どの設定が間違えている可能性がある」なんて情報は書いていない。
ひとまず他人のせいにしてみよう、そういう魂胆の無思慮な返答だ。

そんなこんなで駄々をこね続けた T社は本日の最後に「バグでした。明日に修正します」と返してきたそうだ。
もうツッコミすらも疲れてきたけど、明日とは何の冗談だろうね。
締め切りを 3日も過ぎて、俺に多大なる迷惑を掛けているというのに明日とはなんだ。

そんな T社の愚行のおかげで我が社への信頼はウナギ登り、そろそろウナギが滝を上り切って龍へと進化するかも知れないほどだ。
後 1ヶ月ほどで退職しようという俺にとってはどうでもよい評価なんだけど、悪い気持ちはしない。
もっとも、俺の後釜に据え置かれる新人君は堪らないかも知れないがね。