糸口は 最初の一歩に 隠れてる2008年02月20日 20時38分12秒

昨日の記事有給休暇の一日をタイトルが思い出せなくなったゲームの捜索で使い切ってしまった話をした。
そのコメントでコソッと書いたのだけど、記事を書いた後 1時間ほど経ってから捜索を再開したらあっさりと見つけてしまった。
この時の話をもう少し詳しく書いてみる。

「ゲームを探してるけど見つからなかった」という内容の記事を公開したのは晩飯前で、食後に風呂へ入ってから自室に戻ってきた。
ここまでの時間はおよそ 1時間ほどで、その間は探しているゲームの事は綺麗に忘れていて、再びゲームの事を思い出したのは自室へ戻る階段を上ろうとした時だった。
その時は捜索を再開するか、それとも忘れてネットゲームへログインしてしまうを悩んでいた。
最初こそ諦めてしまおうと思ったのだけど、色々となシーンを覚えているのに発見できないというのがどうにも気に食わなかった。

この辺の感情はつい先日に知っているのに思い出せず、相当な時間が経ってから出てくる経験をした事に起因している。
あの時は洋服の呼称で「ベスト」がどうしても出てこなくて 1週間後にフッと思い出していた。
思い出せてスッキリした反面、何故に簡単な単語が出てこないのかと重たい気持ちになったのを良く覚えている。

そんな経験もあって、できれば自力で見つけ出したいと思ったわけだ。
ここで問題となるのはネット検索では考えられる限りのルートを試してもなお見つけられなかった事だ。
今から同じ手段を使ったところで、結果は同じにしかならないのは明白なわけで別の切り口を模索する必要を感じた。

「別の方向から捜索」というキーワードが頭に浮かんでから程なくして「何故に忘れてしまったのか」という疑問に行き当たった。
通常ならしっかりとリストに登録して置くはずなのに漏らしてしまった理由は何だろう、そう考え始めたら色々と新しい事柄が思い出されてきた。

まずにリストへ入っていなかったのは「すぐに見つけられる」と感じたためだ。
そう感じた理由は良く見に行くメーカーの作品だったに違いない。
なのに、未だに行方不明なままなのは何故か。
恐らくキーワードとしている情報が的外れ、もしくは力不足なのではないかと考えた。

そこで頭が回り始めて、問題のゲームの体験版をプレイして受けた印象を位置から洗い直してみた。
そうすると、確かに幾つか思い当たるところがあって、強く印象に残っていた「聞き取りづらくなるほど大きくて、犬の耳のようなアクセサリ」に隠れていた情報が幾つも出てきた。
逆に最も強く前面に出ていたイメージを取っ払ってみると、色々な物が見えてきた。

その中で「ファンタジーだと思ったのに学園コメディ一直線か?」と思ってプレイしていて、体験版のラストで「うお、やっぱり魔法が出てきたぞ」と思ったのを思い出した。
これを思い出してからは正に芋蔓式で記憶が蘇ってきて、変なアクセサリは一つじゃなかった事や、強く印象に残っていたキャラはメインヒロインでない事も思い出した。

芋の鶴を手繰り寄せるように記憶を引き出しつつ、時分がよく見ていたメーカーサイトを巡ること 3つ目。
目に入ってきたゲームタイトルを見た瞬間に「あった、これだ」と確信を得た瞬間は胸に刺さった棘が抜けるような安堵感だった。

そうそう、ネット検索が上手く行かなかった理由も分かった。
そのメーカーサイトはキャラ紹介とかをテキストではなく画像で貼っていたからGoogleが幌ってくれなかった模様だ。
蓋を開けてしまえばなんて事はないな。

何にしても自力で見つけられたのは本当に良かった。
ちなみに、第2回目の捜索を開始してから発券までの時間は10分程度だった。
我が事ながら、極端だなと思うよ。

どうも記憶力が落ちているわけではなくて、記憶の引き出しを開けるのが下手になっているらしい。
例えるなら、取っ掛かり」を見つけられず手当たり次第に引き出しを開けてまくって、中の物が散乱させて重要な情報を隠してしまった、そんな感じだな。

いやはや、情報社会に生きるプログラマがこの有様では締まらないな。
もう少し古い記憶とか使った記事を書くようにしてみようかと思った今日この頃でした。

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