夕暮れと 一緒に暮れる 昼休み2008年02月15日 21時51分32秒

昨日は普段よりも早く昼休みを取ることになったという話をしたのだけど、今日は真逆で通常よりも遅い昼飯となってしまった。

言っておくけど、嘘でもなければ狙ったわけでもない。
本当に自然の流れの一つとして昨日の逆パターンに陥ってしまったのだ。
正直なところ、自分でも出来過ぎたのネタだとは思うけど事実なのだから仕方がない。

さて、何故に昼が遅くなったのか。
事の始まりは「そろそろ昼食へ行こうかな」と思い始めたところに飛び込んできた調査依頼だった。
最初は10分程度で終わると思ったから手を付けたのだが、どうも勘が外れたようで1 時間以上も掛かってしまった。
途中で長くなりそうだと分かったのだけど、中途半端な状態で放置できなかくて、ようやっと終わったと思った時には16時になっていた。

空腹感はもちろん、普段通りの時間に分泌された胃液が胃粘膜を焼く痛みすらもとっくの昔に失せていた。
それ程に遅くはなったけれど、当然の権利として昼休み分の休憩を取らせてはもらう事にした。

昨日はそこら辺のオフィスから出てきた社会人が歩いていた道を、今日は下校途中の小学生が占拠していた。
下校時間としても少し遅いらしくて、フザケながら歩く邪魔な児童が居なかったのが良かった。
何というか無邪気な笑顔とか見ていると、やっぱり癒されてしまうのは子供好きの性かな。

昼休み時間が終わる頃になると日も暮れ始めて、作業場へ戻るのが酷く億劫に感じられた。
夜盲症の俺にとって中学で部活を始めるまで、夕暮れは帰宅を急かされる時間だった。
未だに習性として残っているのか、小学生の下校風景を見た影響なのかは分からないけれど、無性に帰りたくなったのは確かだ。

実は単純に仕事へ戻りたくなかっただけかも知れないけどな。