【まったり空間】

冬だというのに作業場所は満員電車のような気持ち悪い室温をなっていて、暑さから意識が飛びそうになる。
それを防ぐために外へ出て体を冷まして来なければ行けないのだが、今日は冷たい北風が吹いていて夏物のスーツでは風通しが良すぎた。
上着なんて有って無いようなものと言わんばかりに冷気が肌へ突き刺さってくる。

さすがの俺もそんな北風の中に長居はできなくて、表面の熱しか取れなくて体の芯に熱が籠もっていった。
その熱がまるで生き物の如く動き出したかのような何とも言えない不快感に教われだしたのは日が暮れ始めた頃だろうか。
その時分になると、仕事が残っているのに意識を保つだけ精一杯の状態になっていた。

仕事をしたくても体が思うようにならないストレスは凄まじいな。
連休中に溜めておいた気力を使い切るだけで留まらず、たったの 2日で精神的に追い込まれている気がする。

先週は退職まで 1ヶ月を短く感じたけれど、今は果てしなく遠い気がしてくる。
この感じ方の差が既に疲れ度合いのパラメーターになっていそうだな。

今のところ、夜は元気なのがせめてもの救いだな。