金曜の 残業だけは もう御免2008年02月08日 23時07分16秒

リリースの準備は木曜日中に終わるようにスケジュールを組んでいるから。金曜日は一週間の中で最も余裕のある日だ。
やる事と言えば、次週分のリリース案件を前倒しにして取り掛かるくらい程度が常で、何かに追われて作業することは殆どない。
今までの実務 3年間において、金曜日の定時帰り率は 9割以上を誇っている。

そんなわけで精神的に安定している事の多い金曜は仕事帰りに寄り道をしてするのが常となっている。
具体的には本屋などで一週間分の憂さ晴らしを兼ねて買い物をしたり、通常は300円程度で済ませている食事を豪勢にしたりする。
つまり、多いには目を外して遊ぶ日というわけだ。

今日も通例通りに事が運んで昨日の内にリリースの準備は完了していた。
しかも、今週分のリリース案件は全て新人君に任せてみたので、彼が泡を吹くような事態にならない限りは俺に出番はない。
本当に素晴らしいまったり曜日となる予定であり、加えて明日からは三連休という喜ばしい日取りとなっている。

そんなわけで気持ちも軽く出勤したわけなのだが、今の帰り道はゾンビが歩くが如く重々しい空気を背負っている。
何があったのかというと、事の始まりは定時間際で「そろそろ帰り支度を始めようか」と思った頃にある。
何やら遠くの運用部の方が騒がしくて、嫌な予感がしたのだが数分後には緊急を要する障害が発生したとかで調査を頼まれてしまった。

この障害は発生条件が非常に複雑でテスト機で現象を再現させるだけで 2時間半も掛かってしまった。
しかも、蓋を開けてみれば発生条件の一つは「誰が何の目的で設定したのか分からない」という設定になっていた。
最終的には当たり障りのない設定を変更することで障害を回避して、後日に修正すると言うことで落ち着いた。

それにしても、帰りに考えてみても「あの設定」にした理由が全く分からない。
それこそ「何か新しそうだったからコッチにしてみました」とか言われた方が納得できる感じだよ。
ちなみに、その設定をやらかした張本人はさっさと帰ってしまっていたから、尚更に腹の収まりが悪い。

まぁ、原因も修正も俺の担当外での話に終わったからマシかな。
普段なら風呂に入っている時間に会社へ居て、持ち帰りの仕事が増えたんじゃ割に合わないからな。
そんなわけで、今日はヘトヘトの金曜日となりましたとさ。